饗宴 第１号－第４号（昭和２１年５月～１０月）

創刊號
創刊言（辰野隆）
寒山詩と寒山拾得の説話とについて（つださうきち）
社會再建の道（福武直）
ボオドレエル詩鈔（鈴木信太郎）
戰爭と政治（今井登志喜）
一つの言葉（ロゴス）（中野好夫）
中世に於ける權威の問題―泰時の二つの書翰について―（石母田正）
詩赤き落日にむかひて（三好達治）
ヴィルヘルム・フォン・ボーデブルクハルト囘想記（前川誠郎譯）
カガヤン記―子供達へ―（今日出海）
小説
背徳者（第一回）（北原武夫）
鳩（芹澤光治良）
RHUMB（渡邊一夫）
編輯後記
表紙・カツト（兒島喜久雄）
目次カツト（故六隅許六）
　
第三號
アテナイ人イソクラテースに就て（村川堅太郎）
アメリカ哲學の一背景―ロイスの母―（下村寅太郎）
禁書としての葉隱（古川哲史）
「ボヴァリイ夫人」か「感情敎育」か（辰野隆）
告白文學としての「新生」（日夏耿之助）
マラルメ「半獸神の午後」硏究II（鈴木信太郎）
一兵士の物語（林健太郎）
背徳者（第III回）（北原武夫）
RHUMB
表紙、カツト（兒島喜久雄）
　
第四號
法と國民の總意（尾高朝雄）
習慣論（武田良三）
MとNと（渡邊一夫）
現代小説と「現實」（中村眞一郎）
審判の日と燒跡（阿部六郎）
つゆあけ（相馬御風）
マラルメ「半獸神の午後」硏究III（鈴木信太郎）
謠曲と傳説（島津久基）
ヂオット「貧乏の唱」（杉浦明平）
渇く日日（田村泰次郎）
背徳者（第四回）（北原武夫）
表紙・カツト（兒島喜久雄）