文芸倶楽部 第12巻第13号-第16号(明治39年10月~12月)
第十二卷第十三號
表紙と口繪
えびす講(武內桂舟筆)
柿賣(同人筆)
寫眞版
富士額(原色寫眞版)
二代目左團次襲名演劇(二頁大)
菊日和(日本橋)
佐世保のハイカラ藝妓
行樂(京都)
有情無情(赤坂と大阪)
ぼんぼり(岐阜と七戸)
花と花(生秀館と函館)
小説
老音樂家(淸方畫)(德田秋聲)
遠音の笛(月莊畫)(依田秋圃)
凄艶(春汀畫)(ツルゲー子フ作/昇曙夢譯)
懸賞小説
しら浪(長尾紫狐庵)
神經家(森岡騷外)
わかき心(柳岡雪聲)
森の黃昏(岡田美知代)
ふりわけ髮(高橋嚶々軒)
比翼くづし(寺田麗花)
時文
天聲馬聲(山本柳葉)
三寸舌(武田櫻桃)
つまみ食(東風居士)
しばい
木實籠(岡鬼太郞)
有耶無耶(杉贋阿彌)
中村鴈次郞(田中霜柳)
うきよ
橫濱の愚連隊(黑風生)
恩給貸の裏面(椋木蓮花)
汽車賣り(倉田木嬰)
おはなし
夢の夢(高階柳蔭)
毛(兎耳生)
よせ
四代目岡安喜三郞(垂柳庵)
演藝當座帳(双角魔王)
ざつろく
鹿島落の記(巖谷小波)
長髮(永井荷風)
鰹漁(萬代華舟)
支那劇曲蝴蝶夢(さいとう)
新嘉坡の二冒險(松居松葉)
本町誌(石橋思案)
はやり
美術袋物
らくご
江戶子(橘家圓喬)
かうだん
歡樂物語大福長者(放牛舍桃林)
はなもみぢ
懸賞俳句
俳句
句相撲
狂歌
狂句
都々逸
端唄
新體詩
小品文
ひやうばん
七つ桔梗
靑春雜筆
お伽六題噺
讀史感
語學蓄音會話篇
短篇傑作集
情的大革命
繪葉書七怪奇
きのふけふ
本誌「のろけ箱」の公判
明治座の十月狂言
岡田博士の赴任
古今美人揃豫告
第十二卷第十四號
振袖火事(邑井一)
怪談三年目(三遊亭圓橋)
局松島(一龍齋貞山)
辨天おふぢ(三遊亭小圓朝)
羽子板娘(西尾麟慶)
姬かたり(三遊亭圓遊)
仙臺高尾(淸草舍英昌)
夢の瀨川(柳家小さん)
中將姬(寶井馬琴)
重菊(橘家圓藏)
淺妻船(神田松鯉)
袈裟御前(三遊亭遊三)
京の揚卷(猫遊軒伯知)
白薩摩(三遊亭圓右)
會津小町(眞龍齋貞水)
猫退治(三遊亭金馬)
小判のお蝶(神田伯山)
恨の寫眞(三遊亭圓左)
因果お町(昇龍齋貞丈)
紺屋高尾(蝶花樓馬樂)
おはなし
講談師落語家當世逸話(眞猿山人)
ざつろく
吾輩は下戶である(黑仙爺)
美人八面觀(無髯公子)
當世美人四十八癖(嘲世樓罵俗)
よせぶみ
僕の心境に映ぜし故市川團十郞(川上音二郞)
きのふけふ
女優學校設立の計畫
如電翁新作「鶴岡」
川上音二郞再度の渡歐
次號の豫告
表紙(山中古洞筆)
木版口繪(水野年方筆)
寫眞版
花うばら(アート二度刷、神戶中檢日の丸、同まる)
はつもとゆひ(同上、赤坂林家小峰)
水仙花(同上、芳町惠知古家甚子)
みやこ菊(同上、函館渡島家蓬萊)
明治座十月狂言「祖國」二頁大
いさみ肌(大連扇芳亭花子、同千勝館千玉)
ふりつヾみ(柳ばし梅の家きく代、同きく丸、新ばし桐の家一力、同三桝家花吉)
しびの雪(芝浦りん子、同おもちや)
三つかしは(岐阜森川しげ、名古屋小はる、同秀子)
浪華の文妓(愛染)
まなびのとも(京都祇園岩井藤葉、同中島乙勇)
卷中挿畫(山中古洞筆/鏑木淸方筆)
第十二卷第十五號
表紙と口繪
龍田川(武內桂舟筆)
實る秋(梶田半古筆)
寫眞版
二重眶(原色寫眞版)
濱千鳥(アート二度刷)
初紅葉(同上)
歌舞伎座の十月狂言(二頁大)
京都の秋色
不盡壽園
唐模樣
四枚折
小夜しぐれ
オ丶さむ
小説
秋晴(古洞畫)(田山花袋)
脚本
辨慶最期(淸方畫)(岡鬼太郞)
猪之吉(春汀畫)(故花房柳外)
懸賞小説
寂寥(橋本紫星)
思ひざめ(瀨戶新聲)
密賣藥兒(松信春秋)
偲ケ巖(松美佐雄)
驕兵(高橋嚶嚶軒)
二度の戀(兒島晴濱)
時文
滅茶なぐり(薄田斬雲)
時雨錄(山本柳葉)
狂言愚語(武田櫻桃)
おはなし
朝鮮奇談(橫山天涯)
しばい
俳優たらんとする我等の立塲(杉贋阿彌)
新とちり帳(田中霜柳)
よせ
流行の浪花節(痰呵生)
浪花亭峰吉出世譚(風靡庵)
演藝當座帳(双角魔王)
うきよ
倫敦の魔界(魯痴心)
ざつろく
化競狐と人(宮崎三昧)
小倉川の初冬(鵜澤四丁)
本町誌(石橋思案)
はやり
菊日和
かうだん
江戶氣質孝行鐵(西尾麟慶)
はなもみぢ
懸賞俳句
俳句
句相撲
狂句
狂歌
都々逸
端唄
新體詩
小品文
ひやうばん
理想の人
人の世
夢之華
大石良雄
心の波
喜劇七艸
女性學
釋迦
文學槪論
きのふけふ
大倉氏古稀祝莚
雨宮氏還暦の壽莚
少年世界幻燈隊
松本道別氏の書翰
戶張竹風氏の勇退
若葉會の發展
文藝協會の秋季大會
烏合會展覽會
本居宣長大人遺跡保存會
淸國留學生の和歌
病後の足立山
女優學校創立演劇
寫眞募集
次號の豫告
第十二卷第十六號
表紙と口繪
御歲暮(武內桂舟筆)
紅葉の錦(寺崎廣業筆)
寫眞版
厚氷(原色寫眞版)
冬至梅(アート二度刷、仙臺新東家福太郞)
春迎へ(同上、京都祇園西村秀勇)
十一月の明治座と眞砂座(二頁大)
書見
博多織
白薔薇
四ツの眺め
異鄕の花
冬の友
小説
福神揃(淸方畫)(饗庭篁村)
女の心(同上)(正岡秋子)
毒壺蝶(春帆畫)(西村醉夢)
脚本
喜劇大勝利(古洞畫)(白金廼街人)
懸賞小説
磐船街道(本多はる子)
江上の客(井上朝歌)
慈善家(森岡騷外)
津輕富士(高橋嚶々軒)
姑ごゝろ(岡田美知代)
やま襦袢(松美佐雄)
うきよ
盗賊用心避難秘訣(蛇道逸人)
角力
東西合併大相撲(山田馬太郞)
しばい
寒念佛(岡鬼太郞)
魚河岸と守田勘彌(山田春塘)
よせ
故竹本彌太夫(華坊)
演藝當座帳(双角魔王)
おはなし
朝鮮奇談(橫山天涯)
時文
歲末氣焰(山本柳葉)
馬尾峰(武田櫻桃)
亂調子(鬣角)
ざつろく
一人對話(薄田斬雲)
本町誌(石橋思案)
はやり
歲暮年始の進物
らくご
王子の幇問(三遊亭圓遊)
はなもみぢ
懸賞俳句
俳句
句相撲
狂歌
狂句
都々逸
端唄
新體詩
小品文
ひやうばん
日本名勝寫生紀行
油繪階梯
北海山水百種
新樣靑年書翰文、女子書翰文
大自觀
夢見草
筆子
きのふけふ
紅葉祭
戰艦薩摩の進水式
山本芳翠氏の訃
坂本龍馬の四十年祭
市川左團次の渡歐
紬屋殺の宣告
少年幻燈隊の活動寫眞
新年の御題
石油行商女史
文藝協會の文士劇
毎日派の劇
歌澤溫習會
鮭と鱈と鱒
本誌編輯員の交送
定期增刊「義士銘々傳」豫告