文芸倶楽部 第12巻第9号-第12号(明治39年7月~9月)
第十二卷第九號
表紙と口繪
潮あび(精彩無比美術石版)(武內桂舟筆)
うたゝね(天下唯一極美木版)(梶田半古筆)
寫眞版
やは肌(本誌獨得原色版)
袖たもと(アート二度刷、橫濱關內三浦家三平)
花と花(同上、京都祇園加納喜久松、橫濱河內家力松)
歌舞伎座六月狂言(二頁大、高麗藏の辨慶、羽左衞門の助六、芝翫の重衡等)
瀧しぶき(德島の千代子、長岡のやす子)
柳橋の「花の袖」(きく子、やま子、たま、さわ子、歌子、もゝ子)
新潟の御守殿(みす、ゆね、たか、とし、もと)
ふたおもて(赤坂の小さん、小福、小樽の鹿乃、駒太郞)
長崎紳士の慈善演藝會
芝浦の夏(丁松、みすじ、小奴、文子、仲助と芝浦館)
小説
臆病者(淸方畫)(小栗風葉)
水の町(春汀畫)(竹貫佳水)
脚本
喜劇業平蜆(淸方畫)(山岸荷葉)
懸賞小説
面影橋(古洞畫)(松本琴潮)
愛の焔(同上)(小田銀兵衞)
時文
時言時語(山本柳葉)
江戸ツ兒趣味(武田櫻桃)
片々草(同人)
天下之奇書(外史子)
うきよ
函師(一老探偵)
馬關遭難(野﨑左文)
胸にピン(巖谷小波)
女時計(石橋思案)
名士と歌妓(無名氏)
しばい
劇界革新案(岡鬼太郞)
何でも御座れ(杉贋阿彌)
故市川升藏(岡村柿紅)
ざつろく
箱根草
第一日(江見水䕃)
奈良屋の一夜(岡田虛心)
ぬけ遊び(巖谷小波)
珍篇雲のにほひ(武內桂舟/石橋思案)
本町誌(同人)
はやり
避暑旅行携帶品(近藤蕉雨)
よせ
演藝當座帳(岡鬼太郞)
はなもみぢ
懸賞俳句
狂句
俳句
句相撲
狂歌
都々逸
端唄
新體詩
ひやうばん
オセロ
俗諺論
詩宗プーシキン
結婚論
新浮世風呂
理科講義錄
文學訓
小說「晝夜帶」
きのふけふ
新曲「花の袖」
岡田の元祿風呂
芝浦音頭
故圓朝法會の趣向
全國藝妓同盟臨時總會
滋養風雅衞主義
玉川
英國大吹笛家の演奏
定期增刊「太閤記」豫告
次號豫告
第十二卷第十號
生立ち(正流齋南窓)
靑年時代の藤吉郞(西尾麟慶)
間違ひの婚禮(寶井琴凌)
笠寺、鳴海落城(一龍齋貞山)
長短の槍仕合(眞龍齋貞水)
桶狹間合戰(猫遊軒若圓)
美濃攻め(淸草舍英昌)
本能寺の夜襲(邑井貞吉)
中國引返し(神田伯山)
山崎の弔合戰(寶井馬琴)
大德寺燒香(放牛舍桃林)
賤ケ嶽(昇龍齋貞丈)
海內平定(小金井蘆州)
朝鮮征伐の船出(桃川如燕)
碧蹄館南大門の奇捷(神田松鯉)
與治兵衞灘の危難(邑井一)
太閤の臨終(猫遊軒伯知)
さしえ(鏑木淸方筆/山中古洞筆)
表紙(山中古洞筆)
木版口繪(武內桂舟筆)
寫眞版口繪
うら(アート二色刷、博多中洲五郞)
おもて(同上)
夕すヾみ(芳町、新水戶屋たね子)
かけ花生(京都祇園、米太郞)
藤間の大浚ひ(二頁大)
牡丹燈籠
美人の三面相
あらひ髮
顏と顏
戰後の旅順
布さらし
ざつろく
圓朝追憶錄(眞猿山人)
講談師連旅行珍談(空板生)
江戶の夢大阪の夢(須藤南翠)
お辨當三人前(泉鏡花)
戀の豐太閤 菊女時代(武田櫻桃)
戀の豐太閤 淀君時代(石橋思案)
ひやうばん
藤間の浚ひ(鰌髭生)
第十二卷第十一號
表紙と口繪
お月見(武內桂舟筆)
伊豫簾(水野年方筆)
寫眞版
白羽扇
かげろふ(アート二度刷、下ノ關、安藤內竹勇)
網襦袢(アート二度刷、これは誰れ?)
凉味一掬(二頁大)
鐘の響(湯嶋天神下、松山城家小千代)
ふたもと柳(柳橋日の出家小はん、同梅松)
故圓朝の七回忌法會
夏の凉み
韓國平壤の錦天門と妓爽
箱根の好避暑地(塔の澤の鈴木と底倉の梅屋)
小説
鯨歌(古洞畫)(江見水䕃)
叔甥村(春汀畫)(武田櫻桃)
脚本
喜劇仙臺平(淸方畫)(川上眉山)
懸賞小説
少女の煩悶(淸方畫)(森岡騷外)
縺れ緣(同上)(橋本紫星)
時文
世態批判(黑田家事件○東亞の光事件)(大町桂月)
酒の趣(大町桂月)
男女交際(大町桂月)
驟雨錄(山本柳葉)
大倉君の美擧(石橋思案)
故ヘンリツクイプセン(長谷川天溪)
うきよ
のろけ箱(大愚情史)
しばい
劇界革新案(岡鬼太郞)
劇界の戰國時代(川上音二郞)
よせ
演藝當座帳(双角魔王)
圓橘の變化(紅淚子)
故三遊亭圓橋(眞猿山人)
故岸澤古式部(柿山伏)
ざつろく
新嘉坡の二冒險(松居松葉)
俳諧寶の峰(鵜澤四丁)
本町誌(石橋思案)
はやり
和洋化粧品
はなもみぢ
懸賞俳句
狂句
俳句
句相撲
狂歌
都々逸
端唄
新體詩
小品文
ひやうばん
笑の國
我が散文詩
訂正增補「滑稽類纂」
小さん新落語集
ふところ硯
日本美人史
寢覺草
われから
社會主義管見
戀愛觀
きのふけふ
常磐線の避暑地
富士山巓のスタンプ
甲州御嶽の奇勝
不忍の夕凉
護國塔の建設
粗忽男の大粗忽
紀念席畫會
水上の凉趣
三遊派の演藝會
浪花節研究會
朝な朝な
次號の豫告
第十二卷第十二號
表紙と口繪
たまづさ(山中古洞筆)
こほろぎ(鏑木淸方筆)
藻鹽草(原色寫眞版)
寫眞版
桔梗(アート二度刷、京都祇園佐々木賀勇)
禿菊(同上、岐阜若櫻家小鈴)
露の七草(二頁大)
故秋波子
金魚と石菖
市松揃
大連の勇肌
身じまひ
垣の外
脚本
祖國(ハトリー)(古洞畫)(田口掬汀)
小説
材料商買(春汀畫)(海賀變哲)
懸賞小説
親ごゝろ(桂川秋香)
職工長(兒島晴濱)
柳月夜(神田意智樓)
くもり日(瀨戶新聲)
伊庭如水(前田宜山人)
しばい
黑風白雨(杉贋阿彌)
天狗茸(岡鬼太郞)
襲名に就いて(市川莚升)
おはなし
雷と電(岡本霻霳)
舶來美人法(信田葛葉)
飼蟲の活(近藤蕉雨)
うきよ
うつせ貝(泣花情史)
よせ
演藝當座帳(双角魔王)
ざつろく
新嘉坡の二冒險(松居松葉)
不忍意妓(田村西男)
蜃氣樓と海女(夢蝶子)
怪談函根以東(三昧道人)
きちがひ(勝間舟人)
靑異人(泉斜汀)
本町誌(石橋思案)
時文
左言右語(山本柳葉)
信念なき國民(武田櫻桃)
はやり
秋の服裝
らくご
拔け雀(桂文治)
かうだん
作田玄輔(昇龍齋貞丈)
はなもみぢ
懸賞俳句
狂句
俳句
句相撲
都々逸
端唄
新體詩
小品文
きのふけふ
妾薄命
歌人の洒落文
仁和賀
襲名の配物
癈兵畫家の富士登山
大劇塲の創立
歌舞伎座の改革
富士絶巓の舞踊
川上の名論
堕落學生の現狀
寫眞募集
定期增刊「古今美人揃」豫告
次號の豫告