文芸倶楽部 第12巻第5号-第8号(明治39年4月~6月)
第十二卷第五號
表紙と口繪
花見(精彩石版)(平福百穗筆)
時鳥(天下唯一精彩木版)(鈴木華村筆)
寫眞版
桃の里(本誌獨得原色版)
落花(アート彩色刷)新橋梅三浦菊太郞
流水(アート彩色刷)新橋森川家なみ、藤平家ふぢ松
隅田づゝみ(二頁大)向嶋、巴家〆吉、和歌佐家きく、柳家百太郞
彼岸櫻(下谷鶴三州美壽治)
花の上野(柳橋福住家大和)
三つの眺め(金澤大丸家久子、能登海樓濱子、春風樓鶴子)
長崎の丸山(時代、小その、桃太郞、小きぬ)
丹波の福知山(千鳥家はな、丸萬家千代、朝日家ふみ)
旅順の花(凱旋樓牛若、勝利館とめ、ふみ)
小説
不淨金(古洞畫)(廣津柳浪)
浮まくら(春帆畫)(正岡秋子)
脚本
殉敎者(淸方畫)(小川煙村)
懸賞小説
傀儡(春汀畫)(增田御風)
うしろ姿(同上)(山田萍南)
おはなし
維新前後の文學(塚原澁柿)
櫻と花期の天候(岡田霻霳)
しばい
俳優讀本(伊原靑々園)
知られざる名優(田中霜柳)
米國に於ける滑稽劇(野口米次郞)
よせ
演藝當座帳(岡鬼太郞)
竹本素行
加藤鬼月
うきよ
所謂御用商人(黃白道人)
筆の鞘(內田茂文)
昔噺新吉原(近藤蕉雨)
はやり
花見衣裳
時文
君子より男三郞へ(武田櫻桃)
一針一縫
角力
土俵の內外(齋木拔山)
らくご
八笑人(橘家圓藏)
ざつろく
銚子遊記(岡田三面/巖谷小波/石橋思案)
艷書略說(宮崎三昧)
驅落(鹿又香琴)
はなもみぢ
懸賞俳句
俳句
句相撲
狂歌
都々逸
狂句
端唄
新體詩
小品文
ひやうばん
小說「橫戀慕」
運命
人生の歸趣
きのふけう
朗讀文學會
高麗藏とダンス
百萬圓の費途
岩井松之助死す
四日發程の備後丸
明治學館主落語家となる
お伽倶樂部の創立
無鉛毒白粉
定期增刊「明治畸人傳」豫告
次號の豫告
第十二卷第六號
表紙(山中古洞筆)
木版口繪(三島蕉窓筆)
寫眞版
櫻んぼ(アート二度刷、芝神明、金菊三河喜久二)
すみれ(同上、越後新潟、平田屋小いね)
野ばら(同上、長崎丸山、桃の屋桃じ)
連翹(同上、京都祇園、藤田千代葉)
紅牡丹(二頁大、新橋、永樂屋千代)
しのび駒(湯島天神下、松山城家小千代)
ぬれ燕(大阪、平田席さく、高田家小吉)
堅やの字(新潟、今川さい。皆川家みす)
花日和(新橋、新辰中長治。品川、松家おもちや。新富町、甲子大黑あぐり)
同情の涙
哀れなる松川家津滿吉
畸人辨
渡邊國武子(墨上人)
中根香亭先生(岸上質軒)
副島種臣伯(さいとう)
田中正造翁(堀紫山)
木村春溪氏(鶯塘子)
能勢覺之丞氏(魯洒奈佛)
志村次郞氏(天涯生)
根本通明翁(天眼通)
柴田芳洲氏(胡蝶子)
河村淸雄氏(日比實)
林欽二氏(俠骨兒)
淸水豐春氏(劔扼子)
信大藏(朱房十亭)
山岸吉郞兵衞氏(喝天子)
六明道士(黑暗窟主人)
月樵道人(花明居士)
品川樓野晒(眠花醉士)
大岡忠良氏(方智闇心)
丸山作樂氏(慨世逸史)
藏六狂漢(贅六庵主人)
佐田介石師(奇峰樵者)
蝶花樓馬樂(華生)
豐澤團平(柿山伏)
早川中庸氏(眞猿)
矢野次郞翁(化骨山人)
花柳勝次郞(魔王)
櫻洲山人(叱劔道人)
田中館愛橘氏(日東生)
けむ重(空板生)
魚樂主人(食餓鬼)
中江篤介氏(祭刀庵)
野田安(松駒庵)
淺田宗伯氏(杏花道人)
松の家露八(野武士)
小川定明氏(渡邊霞亭)
長谷川勘兵衞(奎翁)
亡者の橋市(堀紫山)
石川文莊氏(無名氏)
先代中村芝翫(蒼鶴)
山內愚仙氏(霞亭居士)
故守田勘彌(圭翁)
橘屋圓太郞(眞猿)
吉田玉造(渡邊霞亭)
豐竹生駒太夫(垂柳生)
梅堂國政(兩國生)
小文法師(有髮尼)
尾上多見藏(霞亭居士)
吉澤與兵衞(蒼鶴)
松野眞維(霞亭主人)
林豐旗氏(頑石子)
かうだん
寺坂吉右衞門(神田松鯉)
ざつろく
我家の老僕(石橋思案)
きのふけふ
無手藝妓松川家妻吉
挿畫、肖像數十葉
第十二卷第七號
表紙と口繪
むらさき(精彩無比美術石版)(武內桂舟筆)
白鳥(天下唯一精彩木版)(鏑木淸方筆)
寫眞版
行く春(本誌獨得原色版)
ゆかりの色(アート二度刷、新橋新惠比壽家榮龍)
ほとゝぎす(同上、新橋本菊の家粂子、下谷鶴三州千太)
白牡丹(二頁大、德島紫屋雪松、花月花奴)
松風(新潟會々樓ひろ、新發田淸水亭みき)
山つゝじ(烏森豆龍、櫻屋久米子)
須磨の夏
花あやめ(長崎梅子、丸山きよ子、小六)
不斷の花(尾道調鶴樓內玉蝶)
美術造花材料(芳町松野家わか松、柳橋日の家小奴、堺家千代子)
小説
釜煮(淸方畫)(塚原澁柿)
片羽鳥(春汀畫)(西村醉夢)
脚本
喜劇寫實小說(春帆畫)(篠山吟葉)
懸賞小説
涙多摩川(古洞畫)(兒島晴濱)
流轉(同上)(英蟬花)
おはなし
旅の雨(饗庭篁村)
二十前の東海道(宮崎三昧)
吉原の今昔(雪中庵雀志)
時文
文壇近來の快事(石橋思案)
單行本發刊の動機と「破戒」(武田櫻桃)
無稅駄語(一記者)
うきよ
名士と歌妓(無名氏)
淸國留學生の內幕(黑旋風)
しばい
菖蒲太刀(鬼太郞)
若菜會の開幕(贋阿彌)
故市川猿藏(保狂子)
角力
故高砂屋の女將(両國生)
力士的俳優(田中霜柳)
園藝
初夏の花壇(木村小舟)
ざつろく
落英(故大澤天仙)
吉野山の花見(坪谷水哉)
花見ぬ旅(巖谷小波)
亡友大澤天仙師(竹貫佳水)
よせ
演藝當座帳(双角魔王)
はやり
和洋室內裝飾品
はなもみぢ
懸賞俳句
狂句
句相撲
俳句
狂歌
都々逸
端唄
新體詩
小品文
ひやうばん
世界女性史
潮待ち草
壺中我觀
アンナカレンナ
袖屏風
俳諧美學
戀の闇
觀音岩
母の書翰
美酒美女
小說「えはがき帖」
麗子夫人
浮沈
新古俳諧奇調集
きのふけふ
御祝儀六千圓
江見水䕃氏の消息
歎水子の災厄
大澤天仙氏逝く
紅葉の瀑開瀑式
多摩の若鮎
講談師小麟慶死す
新橋の鹿の子踊
山口定雄の開演
橫濱根岸の競馬
水と月
カスミ石鹸
寫眞募集
次號の豫告
第十二卷第八號
表紙と口繪
わか葉(精彩無比美術石版)(武內桂舟筆)
あぢさい(天下唯一極美木版)(筒井年峰筆)
寫眞版
美人草(本誌獨得原色版)
月かげ(アート二度刷、新富町尾張屋やす子)
雛けし(同上、新橋蔦近江富子)
新橋藝者(二頁大、本菊の屋くめ、吉小川喜代壽、福山田まる、喜久家若吉、竹中村玉次、久桝鶴桝代、三河屋幸吉、福松家壽滿子、野島家丸子)
風かをる(湯島天神下、靑柳玉代、新靑柳はじめ)
新進の女俳優(山口定子、巽糸子)
若葉會演劇
塔か人か(長崎丸山、國次、淸香、小きぬ、梅千代、駒龍、小國)
牛久葡萄園の園遊會
東京市の凱旋軍歡迎會餘興(雀踊、御守殿行列)
小説
四郞高綱(古洞畫)(山田美妙)
再犯(春汀畫)(海賀變哲)
みだれ(淸方畫)(小山內八千代)
脚本
歌舞伎座六月狂言
平重衡(榎本破笠)
懸賞小説
水煙(淸方畫)(原貝水)
おはなし
壯士劇の旗揚(山口定雄)
しばい
樂劇と純劇と(花房柳外)
哩々天王(岡鬼太郞)
執念錄(杉贋阿彌)
故市川壽美藏(圭翁)
舞臺以外の升若(田中霜柳)
よせ
演藝當座帳(双角魔王)
故常磐津林中(山田旭南)
時文
碌々錄(武田櫻桃)
ざつろく
牛久葡萄園(石橋思案)
うきよ
名士と歌妓(無名氏)
はやり
夏の世界
はなもみぢ
懸賞俳句
狂句
俳句
句相撲
新體詩
狂歌
都々逸
小品文
端唄
ひやうばん
門の草
心の波
海賊の子
樗牛全集
孔雀船
さわらび
きのふけふ
怒濤庵捕鯨逸話
久保田米僊翁逝く
關八州大競馬會
第二回若葉會演劇
市川壽美藏と常磐津林中
女學生の遺書
こども博覽會
今昭君
鐵道五千哩の祝歌
愛喫家必携
時是金
寫眞募集
定期增刊「太閤記」
次號の豫告