昭和文学 第1巻第2号-第11号(昭和17年3月~12月)
三月號
(裝畵)(中村善策/野口道方/大山龍介)
傳統について(原奎一郎)
傳統の機能(富永次郎)
□
風呂屋談義(今井潤)
浪費(萬澤まき)
冬日抄(細谷喜一)
□
賣子通信(大内將光)
□
厩盗人記(瀨木整)
赤いシヤツポ(富永次郎)
車道(柴田治)
心の花(古本絢子)
父子生誕(續篇)(鎌原正巳)
□
編輯後記
四月號
(裝畵)(中村善策/野口道方/大山龍介)
川端康成の小説の性格(古谷綱武)
□
石鹼と實驗(原奎一郎)
基督敎(八並誠一)
親莫迦の記(今井潤)
N君に(安達秀治)
□
「南洋旅行」の著者に就て(古谷綱武)
金裕貞を語る(崔秉一)
□
憤怒童子(西條倶吉)
額(三宅淸子)
流產(高橋勇)
父子生誕(完)(鎌原正巳)
□
編輯後記
五月號
エツセイストとしてのブルーノ・タウト<評論>(八並誠一)
上林曉<評論>(關英雄)
「次郎チヤンノ日記」と「オサルサンノエウチエン」<書評>(古綱武)
沈丁花<隨筆(鎌原正巳)
追悼・同人香村翠
香村翠氏のこと(今井潤)
血友病<小説>(森莊巳池)
丘<小説>(杉田宏二)
創の痕<小説>(今井潤)
昭和文學社同人錄
六月號
扉繪(松本俊介)
村の人<小説>(崔秉一)
冬の旅<小説>(高橋勇)
「美しき地圖」について(古谷綱武)
ポーの詩論について(岩田耕一)
白輪<詩>(大岡勝義)
『紙の日の丸』と原さんと私<新刊紹介>(古川眞治)
結婚談義(八並誠一)
町の隅(下田弌)
春日遲々(牧哲男)
小説眞價の發揮<月評>(今井潤)
(裝畵)(中村善策/野口道方/大山龍介)
七月號
扉繪(松本俊介)
南の友<小説>(富永次郎)
神聖姑娘<小説>(瀨木整)
緣談<小説>(古本絢子)
素材と成果<月評>(原奎一郎)
新しき生命へ(岩田耕一)
日本靑年文學者會月報
桂離宮(八並誠一)
たんぽぽ(吉澤久子)
石川達三論(古谷綱武)
童話への憧れ(山口治正)
靑年作家と文學(牧哲男)
『愛の魂』について(鎌原正巳)
編輯後記
(裝畵)(大山龍介/野口道方/富永次郎/中村善作)
九月號
短篇小説特輯
辨當(森莊巳池)
俄雨(今井潤)
鯉(鈴木淳子)
幼い日(古澤久子)
髪(紅谷美津)
保育所風物誌(牧哲男)
きやぐり(八並誠一)
日本靑年文學者會
芹澤光治良(平部朝淳)
『兒童文學の理想』を讀む(關英雄)
壁畵(鎌原正巳)
村の手帖(古谷綱武)
桃畑河畔(石谷良輔)
南の友(承前)<小説>(富永次郎)
同人雜誌の面貌(今井潤)
作者の眼(岩田耕一)
映畵と文學(柴田治)
餘錄(牧哲男)
文體について(長谷川鑛平)
編輯後記
十月號
梨の木<小説>(崔秉一)
天使<小説>(鈴木淳子)
夏木立<小説>(田口榮子)
この頃の日記より(萬澤まき)
生活手帳(古谷綱武)
虚業實業(八並誠一)
學窓を抜けて(横田不律)
十年一日(今井潤)
『北國の犬』を讀みて(久保喬)
『小鳥の歌と物語』(鎌原正巳)
南の友(完)<小説>(富永次郎)
長篇と短篇(關英雄)
ひと言の眞實(岩田耕一)
一つの進み方(柴田治)
實相の義(齊藤勇三)
新しさの意義<創作月評>(原奎一郎)
編輯後記(牧哲男)
扉繪(松本俊介)
挿畵(大谷好雄/江淵晃夫/野口道方/大山龍介)
十一月號
扉繪(松本俊介)
葡萄鏡<小説>(鎌原正巳)
盲<小説>(鈴木淳子)
てまどり<小説>(近田光男)
詩・新薬師寺にて(市川和夫)
創作月評
三誌展望(原奎一郎)
おかしな表情(岩田耕一)
日本靑年文學者會
旅行記(關英雄)
秋の上野つれづれ(楢原祐)
續・桃畠河畔(石谷良輔)
日本の姿(高橋勇)
食用蛙(八並誠一)
女房の虫齒(古川眞治)
古谷綱武の『川端康成』(富永次郎)
『女敎師の記錄』について(古谷綱武)
大人の世界と童話(山口治正)
編輯後記(牧哲男)
挿畵(江淵晃夫/大谷好雄)
十二月號
目次挿畫(根守悦夫)
宣言・大東亞戰爭一周年に際して
兒童文學評論特輯
宮澤賢治の童話―「十月の末」の民間傳承考察―(森莊巳池)
現代童話作家論(關英雄)
兒童文學の文學性【座談會】
内面性の探求(古谷綱武)
童話の本質(久保喬)
北原白秋氏の葬儀に列して(關英雄)
螢光(萬澤まき)
書評
『僕たち人間のほこり』(牧哲男)
幼い日<小品>(吉澤久子)
溫故知新(八並誠一)
偶感(菅忠道)
童話の回想(富永次郎)
少國民演劇と脚本(牧哲男)
兒童文學と少國民文學(長谷川鑛平)
南洋の兒童の圖畫について(表紙繪解説)(久保喬)
<小説>
てまどり(完)(近田光男)
葡萄鏡(完)(鎌原正巳)
編輯後記(牧哲男)