文芸倶楽部 第11巻第1号-第3号(明治38年1月~2月)
第十一卷第一號
表紙と口繪
巳成金(武內桂舟筆)
初音(同上)
寫眞版
春色(本誌獨得原色版)
波上水子(新橋壽々川福香)
園梅送香(大阪南地そめ、八千代、政彌)
新年山(二頁大)
有思無思(仙臺金東家ぼたん)
つくばね(新橋菊中村せつ、みか、梅伊東文松、若玉家春代、小樽末廣見番玉子)
双嬌爭姘(赤坂林家しめ、きん、岡崎大和屋おもちや、楊弓屋おこと)
あねいもと(新橋平井家八重龍 玉川家玉龍)
ふたおもて(淺草公園正喜家いろ、春日家鶴助)
小樽末廣見番三福
札幌の祝捷餘興
小說
綾小袖(古洞畫)(川上眉山)
座敷牢(春帆畫)(廣津柳浪)
果報者(春汀者)(饗庭篁村)
懸賞小說
新知己(淸方畫)(齋藤紫軒)
宿の春(同上)(山田萍南)
畫題「統一」(同上)(安倍村羊)
時文
日露戰爭中の一大美事(大町桂月)
美術國と軍人國(大町桂月)
夢と現(大町桂月)
老後の計(大町桂月)
名家談
作家の苦心(饗庭篁村)
同上(宮崎三昧)
同上(廣津柳浪)
雜錄
鷲狩(幸田露伴)
寶船三番艘(巖谷小波)
めでた雜纂(岸上叱劔)
さびしみの悲哀(田山花袋)
龍尾蛇頭(長谷川天溪)
戰勝國の新年(平田骨仙)
いくさ正月(竹貫佳水)
辨天島(木村小舟)
門禮者(武田櫻桃)
手前未曾有(石橋思案)
演藝界
萬屋吉右衞門(杉贋阿彌)
饒舌切(岡鬼太郞)
新家庭
花柳界の化粧法
流行
藝妓の春着
落語
橋の結婚(三遊亭圓遊)
詞苑
懸賞俳句
俳句
狂歌
狂句
都々逸
端唄
新體詩
小品文
新年山
俳句
都々逸
端唄
時報
五百圓の俳句
第二回紅葉祭
露伴氏と袷
篁村氏の浦島說
學海翁の浦島說
粹な文學軍曹
東京活版印刷組合の好意
增刊「初芝居」豫告
第三號の豫告
寫眞募集
大附錄
繪端書(新春の美人)四葉(水野年方筆)
文藝節用(美人風景十二ケ月寫眞版挿入)
應募用箋(來四月定期增刊五百圓の俳句)
第十一卷第二號
脚本
胡蝶の舞(江見水䕃)
滑稽三人相續男(川上眉山)
エルナニ(ユーゴー作/松居松葉譯)
喜劇叔乎姪乎(シルレル作/橋本靑雨譯)
花橘(空々閑人)
梅雨闇一夜嫦娥(岡鬼太郞)
雜錄
素人芝居懷舊談(石橋思案)
泰西劇界逸話(上村左川)
素人見物(武田鶯塘)
俳優の聲(岡村柿紅)
表紙(山中古洞筆)
口繪(梶田半古筆)
アート寫眞版
初音(芳町桔梗家よし子)
舞扇(新橋叶家淸香、淺草公園新山城小なる)
さしえ
卷中挿入寫眞版(俳優の素顏と其の當り役)
中村芝翫
市川八百藏
市村羽左衞門
市川高麗藏
尾上梅幸
市川莚升
阪東秀調
石川女寅
澤村源之助
澤村訥升
尾上菊五郞
中村吉右衞門
尾上榮三郞
市川猿之助
片岡市藏
尾上松助
市川團藏
片岡我當
中村福助
中村雁次郞
川上音次郞
川上貞奴
河合武雄
伊井蓉峰
高田實
水野好美
藤澤淺二郞
第十一卷第三號
表紙と口繪
初午(武內桂舟筆)
雪の日(富岡永洗筆)
寫眞版
暗香(本誌獨得原色版)
薄紅梅(柳橋櫻川たま)
梅の窓(新潟今川はつ子、同櫻屋ぎん)
帝國萬歲(柳橋、赤坂、仲之町の祝捷踊)
看護婦すがた(橫濱新美濃くに、名古屋中村屋おてこ)
半開の花(博多中洲力太郞、尾之道新地若玉)
天津の花(高砂內高駒、同高江、同高子)
乳姉妹(芝翫の君江、女寅の芳江、訥升の照信、高田の高濱、河合の君江、藤田の房江、高麗藏の高濱)
橫須賀の艦妓(吉田家久松、〆八、小一、稻の家鈴子、明石、若松家小ふく)
臺灣風物
小説
新夫婦(玉桂畫)(小栗風葉)
勢至丸(古洞畫)(山田美妙)
ピヤニスト(春汀畫)(泉斜汀)
懸賞小説
片頰の笑(淸方畫)(森田あきみ)
紅雪(同上)(大越臺麓)
祝捷の宴(同上)(柏木靄月)
時文
日本人と旅順口(大町桂月)
心中(大町桂月)
道樂の趣(大町桂月)
老朽の士(大町桂月)
名家談
日本女子の迷信(井上圓了)
日本の女(坪井正五郞)
女性觀(登張竹風)
活社會
戰時の吉原(なにがし)
電車の十時間(松井柏軒)
演藝界
伯林の素人芝居(巖谷小波)
速射砲(杉贋阿彌)
やたら漬(岡鬼太郞)
新家庭
團十郞の化粧談
花柳界の化粧法
雜錄
雷電峠(大澤天仙)
不死奇說(押川春浪)
辨夫湯(岩田烏山)
今年の梅(有本樵水)
雪の夜道(武田櫻桃)
丹々居放言(石橋思案)
流行
初霞
講談
黃金の蛇(猫遊軒伯知)
風俗
橫須賀の花柳界(無名監)
勝地
吳八景(花弟)
雪の高臺寺(櫻雲山房生)
詞苑
懸賞俳句
俳句
狂歌
狂句
都々逸
端歌
新體詩
小品文
評林
新曲浦島
幻影
新生涯
海賊
町の仙女
心中おさよ新七
第二軍從征日記
女子文壇
小詩人
六歌仙繪葉書
時報
大懸賞俳句
近郊の梅信
蜆川以來の心中
歌舞伎座の食道樂
中村芝翫の追善遊食會
文士の恤兵費寄附
水鳥會の發會
桂舟畫伯の結婚