文芸倶楽部　第３巻第１４編－第１６編（明治３０年１０月～１２月）

文藝倶楽部第三卷第十四編目次
表紙
行く秋｟着色石版摺｠（桂社筆）

口繪
佳人看秋草｟極彩色木版摺密畫｠（武内桂舟筆）


寫眞版　夜の鶴脚色畫
　病婦の旅の空　（水野年方筆）
　出生の秘密　（水野年方筆）
　僞紳士の盗賊　（水野年方筆）
　推參の對面　（水野年方筆）
　生別の悲嘆　（富岡永洗筆　龍洗瓔筆）
　亡母の遺書　（富岡永洗筆　小峰苔石筆）
　手詰の懸合　（富岡永洗筆　松本洗耳筆）
　千秋萬歳樂　（富岡永洗筆　濱田如洗筆）

脚本
夜の鶴　（福地櫻癡居士）

小説
絃聲　（川上眉山人）
晩櫻　（薄氷女史）
少年詩人　（根本吐芳）
鬼退治（武田仰天子）

時文
新詩解題　（歪太夫）

講談
淀五郎　（橘家圓喬）
葱鮪　（桃川如燕）

劇界
團十郎と菊五郎　（松居松葉）
子供芝居の繁昌

雜録
後樂天居記　（小波生）
雜句帖　（泉鏡花）
ゾラの御幣擔ぎ　（天溪生）
柳杓　（靑軒居士）
藝林百話　（塵山人）

雜報
俳句投吟者へ白す
夜の鶴に就て
竹本政太夫逝
美人紙幣
藝妓の試驗
内外の長壽者
寝ながら三十九年

文藝倶楽部第三卷第十五編目次
表紙
春宵｟着色石版摺｠　（渡邊審也筆）

口繪
雙々綺語｟極彩色摺木版密畫｠　（富岡永洗筆）
寫眞版
　兒童釣鮮鱗　（渡邊審也筆）
　寒生賣新聞　（渡邊審也筆）
　貧女棄愛兒　（渡邊審也筆）
　薙染脱塵世　（渡邊審也筆）
　東西京の菊花
　藝妓と俳優

脚本
十一月歌舞伎座演劇之中幕　時平公七笑　（福地櫻癡居士）

小説
殘雪　（三宅靑軒）
濱びさし　（大塚楠緒女史）
散浮く花　（岸上質軒）
化辮天　（無名氏）
江戸川心中　（繁野天來）

時文
新詩解題　（歪太夫）

講談
お池の鯉　（松林伯圓）
畜生め　（三遊亭圓生）

劇界
伊賀越を評す　（幸堂得知）
七笑附言　（櫻癡居士）

雜録
雜感　（柳川春葉）
うき草　（北田薄氷）
雜句帖　（泉鏡花）
籬の白菊（小松蘭雪）
歌妓年中行事　（猪波曉花）
百鬼夜興　（宮本雨風）

詞筵
第六回俳句懸賞披露
狂詩
狂歌
端唄
都々逸

雜報
難題問答
第八回俳句懸賞豫告
投書家諸君へ白す
時平七笑
夜の鶴に就て外數件

文藝倶楽部第三巻第十六編目次

表紙
雪中枯蘆｟着色石版畫｠　（寺崎廣業筆）

口繪
枯林點紅｟極彩色摺木版密畫｠　（寺崎廣業筆）
寫眞版
　閭巷春色　（山中古洞筆）
　獅子舞曲　（小島沖舟筆）
　盡日夜景　（中川葦舟筆）
　迎春支度　（片山春湖筆）
　村里陽春　（田代英虎筆）
　宮中除夜　（多桃舟筆）
　元旦祝箸　（中江とき女筆）
　歳晩市況　（羽根葉舟筆）

小説
髭題目　（泉鏡花）
かた帆　（田山花袋）
猫菩薩　（關梅痴）
こしかた　（小松蘭雪）
心字香　（渡邊默禪）

講談
性善　（春風亭柳枝）
明智左馬之助　（松林伯知）

劇界
舞扇　（白峰生）

雜録
歳晩雜感　（質軒居士）
慶長の狂歌　（幸堂得知）
雜感　（柳川春葉）
横笛と尺八と　（善積蓼村）
百鬼夜興　（宮本雨風）
歌妓年中行事　（猪波曉花）
送歳辭　（三宅靑軒）
箱根艸紙　（山岸荷葉）
月の雫　（岩田鷗夢）

詞筵
第七回俳句懸賞披露
新體詩
狂詩
俳句
都々一
端唄

雜報
千紫万紅
第九回懸賞の豫告
明治小説文庫
思軒居士の永眠