プロレタリア文学 第1巻第6号-第13号,第2巻第4号(昭和7年5月~8年5月)
五月號
メーデーをいかに鬪ふか(常任中央委員會)
世界メーデー詩集
一九一九年五月一日(ソヴエート)(クヅネツオフ)
赤色ヴエツデイング(ドイツ)(ワイネルト)
赤い死者のための行進(アメリカ)(テイム・マーフイ)
メーデー行進歌(フランス)
一九三二年のメーデーを迎ふ(卷頭言)
「國際文化聯盟」結成についての緊急提案(小林多喜二)
組織問題の新なる階段に面して(鹿地亘)
社會民主主義「文戰」派のフアツシヨ化(阪井德三)
フランス・ブルジヨア及びプロレタリア文學(恩田五郎)
職場の歌
あの三人について(久木仁吉)
東北の兄弟へ(小島英雄)
足跡(秋本幸夫)
農村で(高瀨壬子雄)
丸風呂(小林令)
公判(山田五郎)
★作家同盟活動報告
★特別原稿募集
★暴壓を蹴つて日本プロレタリア文化聯盟を守れ!
★暴壓を蹴つて作家同盟大會及び文化聯盟を守れ!
★作家同盟維持員募集について
★文學クラブ
★全農第五回大會に對する共同抗議聲明書
詩
メーデー近づく(山之井諒)
この日都會で(伊藤信吉)
この日農村で(佐野嶽夫)
俺達の五月を(金龍濟)
文學宣傳隊の必要(徳永直)
自己批判の實踐へ(貴司山治)
『大衆文學形式』の提唱を自己批判する(徳永直)
國際文學ニユース
ラツプ批判家會議その他(湯淺芳子)
フランス・プロレタリア藝術家同盟結成
所謂第三帝國(フアツシヨ)のやること(新島繁)
上海三月暴動記念日に際して(中國左聯東京支部)
文戰の新なるデマに對する中國左聯よりの手紙
創作
メーデーまで(シユプレツヒコール)(村田達夫)
日華製粉神戸工場(小坂たき子)
反對派(高見順)
貯金局員(那珂孝平)
春(長篇)(立野信之)
挿繪・カツト(大月源二/飯野農夫也)
表紙(矢部友衞)
六月號
暴壓の意義及びそれに對する逆襲を我々は如何に組織すべきか(卷頭言)
創作活動に於ける當面の諸問題(龜井勝一郎)
文戰の敗北主義とフアツシヨ化(阪井德三)
所謂反戰詩に現はれた缺陷について(金親淸)
文學サークルの諸雜誌について(本庄陸男)
同志藏原の理論的效果について(川口浩)
國際文學ニユース
一九三二年度に於けるモルプの出版計畫
ソヴエートに於けるゲーテ百年祭(上田進)
選擧に對するドイツプロ革命作家同盟の檄(菊森英夫)
藤森成吉の紐育に於ける活動(石垣綾子)
フランス革命作家・藝術家同盟の創立(恩田五郎)
★ソヴエート同盟へ見學團を送れ(中央常任委員會)
資料
創作活動に於ける立ちおくれの克服について(作家同盟敎育部)
右翼的危險との鬪爭に關する決議を徹底化せよ
★革命競走に關する指令
日本プロレタリア作家同盟第五回全國大會記
國際革命作家同盟からのメツセーヂ
同盟第五囘大會記
大會解散に抗して檄す(作家同盟中央委員會/暴壓反對委員會)
日本プロレア文化聯盟暴壓に抗して(コツプ犠牲者救援委員會/準備會)
笑ひながら出て來たあいさつ(林房雄)
獄中通信(宮木喜久雄)
文學クラブ
詩に就て(仲原生)
監房細胞を讀む(太刀川一)
或る戰線(千田光治)
四月號の諸論文(加藤裕一)
感想二三(野澤迫)
反戰小説を讀む(增刊號批判)(入選)(千枝保二)
三つの問題(聖文夫)
作家同盟維持員募集について檄す(作家同盟財政部)
プロ文學の取次所を作れ(作家同盟出版部)
創作
踊る(須井一)
貨物船(一)(堀田昇一)
七月號
★革命競爭に關する第二の指令(中央常任委員會)
コツプ擴大中央協議會記
日本の勞働者階級及び農民階級へ(イフア)勞働者文化協議會
日本プロレタリア文化聯盟中央部へ(ドイツ赤色救援會)
日本プロレタリア文化團體から手を引け(ソヴエート同盟友の會國際委員會)
プロレタリア文化の鬪士を救へ(フランス革命作家藝術家同盟)
コツプ彈壓へのサークルからの抗議
政治的明確性の把握の問題に寄せて(卷頭言)
第五回大會の成果(鹿地亘)
創作活動の强化のために(川口浩)
プロレタリア詩に於ける二三の問題(遠地輝武)
監房細胞について(龜井勝一郎)
ソヴエート同盟に於ける文學團體の再組織の問題(上田進)
創作評論活動に於ける革命競爭(資料)(本部敎育部會)
★我々の機關誌の通信員にならう
★「プロレタリア文學」の取次所を作れ
★文化團體犠牲者家族の救援金を送れ
★維持員を募る
國際文學ニユース
ニユーヨーク日本人勞働者文化同盟
勞働者はヂヨンリードクラブに何を期待するか(柾不二夫)
ドイツプロ文學運動當面の諸問題(新島繁)
リアリズムに關するエンゲルスの未發表の手紙
農民文學委員會の緊急任務(農民文學委員會)
「農民の旗」活版刷實現のために
歸朝したあいさつ(藤森成吉)
日本共產黨公判傍聽記(削除)(鈴木淸)
具體的な二三の實例につ て(秀島武)
メーデー鬪爭の自己批判(今村恒夫)
サークル雜誌の現狀と若干の批判(松元實)
★文學クラブ
★職場の歌
プロレタリア文學防衞一千圓基金募集(作家同盟出版部)
創作
發端(佐々木一夫)
貨物船(二)(堀田昇一)
八月號
八・一反戰デーをいかに戰ふか(常任中央委員會)
作家・思想家・藝術家の國際反戰會議へ!
國際反戰委員會アピール
平和の友よ手を握れ!(ロマン・ローラン)
ソヴエート同盟を守れ!(アンリ・バルビユス)
アメリカ政府の日本の中國攻撃援助に抗議す(アメリカの知織階級人二百名)
同志よ! 仲間よ!(J・R・ベツヒエル)
全世界の作家に訴ふ!(中國左翼文化總同盟)
帝國主義的世界戰爭の危機と鬪へ!(國際革命作家同盟)
新らたなる段階と革命的農民文學に對する再認識(鈴木淸)
勞農文化聯盟とは何か?(山田淸三郎)
實踐からの二三の經驗(大崎二郎)
フアツシヨ・ウソツキ文學(松元實)
文藝時評(龜井勝一郎)
奪はれた同志の横顏
★藏原惟人についての斷片(立野信之)
★窪川鶴次郎について(徳永直)
★村山知義のこと(大宅壯一)
反戰短篇集
お茶のない辨當(本庄陸男)
殘業手當(小坂たき子)
歸りの船の中で(堀田昇一)
詩
銃を持たぬ兵士(野毛九郎)
脱營(杉沼秀七)
燃ゆる太平洋(北山雅子)
ねむの花咲く家(今野大力)
凱旋兵士の感想(千田逸夫)
『躍る』を讀む(村上雄)
斷罪の日七月五日(淸瀨嚴)
討論欄
反戰詩について(荒井三郎)
創作・組織活動の統一(那珂孝平)
國際文學ニユース
メーデーとプロ文學運動の進展(ドイツ)
ジヨン・リード・クラブ宣言草案(アメリカ)
文學クラブ
再建を誓ふ(志摩有策)
出版物を勞働者に安く(佐野惠二)
『綿』のよさ『踊る』の惡さ(澁谷正雄)
『踊る』を讀む(和山雪夫)
サークル組織の二三の經驗(一同盟員)
抗議文についての感想(秀島武)
創作・組織活動の統一(那珂孝平)
逆襲―八・一デーのための戯曲(村田達夫)
萬歳反戰小説當選作(銘康雄)
通信員募集
犠牲者一覽表
取次所を作れ!
出版部だより
日本共產黨員に對する求刑反對の聲明書(常任中央委員會/神戸支部但馬地區)
コツプ彈壓に對する國際的國内的抗議
革命競爭の報告(常任中央委員會)
さしえ(飯野農夫也)
九月號
卷頭言『當面の緊急問題』
『文新』の正しい發展のために(山田淸三郎)
リアリズムについて(龜井勝一郎)
日本の勞働者農民諸君に告ぐ(片山潜)
日本の作家・思想家は戰爭に對して如何なる態度をとるか
奪はれた同志の横顏
貴司山治の半面(江口渙)
中野重治のこと(窪川いね子)
獄中からの手紙
討論欄
文學クラブ
作品審査報告
詩 市電の兄弟(多木要作)
小説 米をよこせ!(丸山義二)
味方(朴能)
共產黨員に對する重刑・死刑反對の抗議書
コツプ彈壓に對するジヨン・リード・クラブよりの抗議
國際革命作家同盟第三回總會へ代表が送れ
十一月號
ロシア革命紀念特輯
十五年を迎へるソヴエート文學(上田進)
悲劇の夜(詩)(ベズミインスキイ)
ドニエプロストロイにて(報告文學)(ベラ・イレシユ)
ロシア革命十五週年コツプ創立一週年を迎ふ(卷頭言)
創作活動並びに批評活動についての大衆討論に關する決議(中央常任委員會)
所謂『赤色ギヤング事件』についての聲明書(中央常任委員會)
歌 十一月七日に(森山啓)
小説 村のことづて(本庄陸男)
小説 軍需工場(澤本鶴一)
國際反戰會議特輯
大成功裡に國際反戰會議終る
演説から(新島繁/アンリ・バルビユス/方山潜/ミユンツエンブルグ)
アムステルダム世界反戰大會について(反戰世界大會日本代表團)
日本に於ける反帝國主義的鬪士への白色テロルに對する決議(反戰世界大會決議)
四・五月合併號
卷頭言
日常活動の强化をメーデーへ!
我等の殉難者・同志小林多喜二
同志小林多喜二の歩いて來た道(山田淸三郎)
同志小林多喜二の××に抗して
兄の『死』(小林三吾)
黨員作家・同志小林多喜二の××に直面して(宮木喜久雄)
まつすぐにならう(林房雄)
同志よ安かに眠れ(金斗鎔)
トツプを切つて進んだ作家(細田源吉)
同志小林多喜二を思ふ(齊藤利雄)
告別(武田麟太郎)
レーニン的作家としての同志小林多喜二(田邊耕一郎)
黨の作家多喜二(千田光治)
作家・共產主義者として(須山計一)
鬪爭者・小林多喜二(貴司山治)
同志長澤佑の詩を悼む(細野孝二郎)
同志小林多喜二傳(立野信之)
小林多喜二著作年表
同志小林多喜二追悼の辭(プロレタリア文化聯盟中央協議會/全農全國會議他各團體)
同志小林ノ死ヲ聞イテ(魯迅/中國左翼作家聯盟/其他)
文藝時評(同志小林の二つの作品其他)(池田壽夫)
詩
遺言は執行される(森山啓)
戰ひ繼ぐもの(上野壯夫)
スチームハンマーの響き(細井敬)
春の歌(佐野嶽夫)
右翼的偏向との鬪爭に關する決議(常任中央委員會)
右翼的偏向に關する決議の實踐へ
前進のために(中條百合子)
決議の具體的實踐へ(山田淸三郎)
マルクス五十年祭に際して
マルクスと藝術の問題(M・リフシツツ)
マルクス・レーニン・藝術家(龜井勝一郎)
モルプの活動綱領(モルプ・アヂ・プロ部)
創作
二月二十日のあと(報告文學)(窪川いね子)
吼える警笛(鈴木淸)