地上楽園 第2巻-第3巻(昭和2年~3年)
第二卷第一號
散文詩
現世(白鳥省吾)
收穫の火(木川新太郎)
煉瓦の建物(三上英生)
漂流者の墓(國井淳一)
詩と民謠
北海黎明詩篇(大澤重夫)
農民小唄(中村孝助)
瞑想(泉浩郎)
南支那遊詩拾遺(中村恭二郎)
十人集
草の葉を喰べたい(矢野生)
機械室で歌ふ(安田一德)
陣太鼓(鈴木勝)
秋夜(高橋たか子)
大機趣(月原橙一郎)
眞間の手古奈(武田秋郎)
郷愁(川口良)
秋(湊英季)
薄土(松本文雄)
風變りな田園(大桑文藏)
悲しき隣人(菊池重三郎)
悲しき追放者(胡麻政和)
十二月の夜の銀座にて(櫻庭芳露)
民謠
腐れ緣(前田イサム)
太田の金山(柿沼正雄)
伊那節即興(省吾戯作)
劍の宮小唄(益子德三)
黑土原(藤淵忠一)
毎月募集四種
諸國民謠(註釋、解説)(三重・西田幸三/鹿兒島・泉芳朗)
新詩集
夢後(津村秀剛)
秋の詩(若井要之助)
徒然(田中要吉)
傷(柿木靑蛙)
雨上りの夜更け(加藤崇枝尾)
街上スケツチ(櫻庭きよ)
秋小景(關根重太郎)
水ぬるむ時(吉田正克)
演習止めい(松崎武雄)
うす陽(堀内藤男)
檻の獅子(市原三郎)
うしほ(益森かつじ)
秋雨(南謙治)
秋と農婦(日下實)
煙(入江靜子)
正月が來る(武田靜人)
評論その他
朝鮮の農民歌謠(金敎煥)
暮鳥忌句會(百田宗治/北原白秋/千家元麿/下島空谷/佐藤惣之助/高橋白鷺/福田正夫/白鳥省吾/室生犀星)
詩話會解散の經緯
農婦(スケツチ)(水木伸一)
詩壇漫畵(須山計一)
文明の後(カアペンタア。卷頭)
樂園一票
前月詩壇抄
詩壇近事
新著短評
編輯後記
第二卷第三號
詩
冬の連禱(白鳥省吾)
詩三篇(國井淳一)
靑い空の梢にぽつちりとその他(中村恭二郎)
扉の前に佇む者(大澤重夫)
友(田中淸一)
私の詩は黴毒患者の注射ではない(千石喜久)
評論
舞踊詩劇の硏究(上)(楜澤龍吉)
農土象徴詩論(大澤重夫)
十人集
土藏(鈴本勝)
氷夜々直(矢野生)
失はれざるもの(月原橙一郎)
近代奴隷(安田一德)
三月の雪(堀内藤男)
初雪(室木豊春)
計畫(西田幸三)
かへりみる(湊英季)
二月の樹(松本文雄)
雪の夜を行く(加藤崇枝尾)
遠い虹(短歌百二十首)(白鳥省吾)
凧(菊地重三郎)
働いて食つて行く人々(櫻庭芳露)
小作米納入(胡麻政和)
紹介
フランス農民詩(犬田卯譯)
新詩集
耕人(島章夫)
過ぎ行きし美と幸福(大桑星塔)
靜かな雨(關根重太郎)
竹林(若井要之助)
茅淳海(南謙治)
別離の情(武田秋郎)
嬉しい夜(稻田啞郎)
孤獨の愛(日下實)
三月の夜(武田靜人)
風(吉田正克)
ポプラ(益森勝治)
雲(宮本茂一)
君がみむねは(勝又十路)
朝鮮の農民歌謠(三)(金敎煥)
閨秀選詩
凝視(加藤美枝)
目を失ふ(高橋たか子)
お友達(櫻庭きよ)
星(板橋千枝子)
夕空(入江靜子)
「地上樂園」合本のこと
民謠
腹白鳥(藤淵忠一)
百姓の唄(益子德三)
朝霧(柿沼正雄)
感想
靑雲莊雜記(中村恭二郎)
詩壇雜記(詩の現代味―「一つとぜぶし」に就いて 壷非君の白鳥省吾論其他―佐藤君の民謠觀)(白鳥省吾)
大正天皇大喪儀の印象
日米を比較して(アル・オー・マセスン)
大喪の御儀に列して(ポール・クローデル)
龍ケ崎にて「スケツチ」(水木伸一)
光(バーデデン 卷頭)
前月詩壇抄
詩壇近事
大地舍支部文藝講演會
樂園一票
新著短評
第二卷第四號
評論
新しき郷土詩人他一項(白鳥省吾)
舞踊詩劇の硏究(楜澤龍吉)
現代英詩講話(ハロルド・モンロー述/淸水睴吉譯)
詩
二月の丘の畑にて(中村恭二郎)
昆布(國井淳一)
都會の川(大澤重夫)
朝風呂(千石喜久)
春はまだか(泉浩郎)
春光集
竹の節穴(鈴木勝)
横須賀停車場の冬(五城康麿)
無題(西田幸三)
銀座更生命令(月原橙一郎)
兄弟坐(堀内藤男)
雪を泳いで(加藤崇枝尾)
雪の日(安田一德)
時よ(阿部善正)
生活(津村秀剛)
氷雨(高橋たか子)
夜更けて(小林傳十)
毎月募集六種
詩三篇(菊地重三郎)
農土詩二篇(胡麻政和)
故里の春(古賀喜八郎)
反省の幻(太田鎖九一)
民謠
逢ひに來た男(叙事民謠)(松村又一)
燈臺守(大關五郎)
蝸牛(小田俊夫)
春陽影(藤淵忠一)
木出し唄(益子德三)
野木瓜(柿沼正雄)
紹介
ロシヤ農民詩(エス・エセーニン/尾瀨敬止譯)
仏蘭西農民詩(エミイル・ギオマン/犬田卯譯)
朝鮮の農民歌謠(金敎煥)
諸國民謠(南信濃・原千秋)
新詩集
愛人におくる(湊英季)
梅(關根重太郎)
朝(島章夫)
嵐に向つて呟けど(大桑星塔)
魂(益森勝治)
滊車にて(日下實)
何もしたくない(宮本茂一)
冬漁(南謙治)
妹(稻田啞郎)
「地上樂園」の合本
全國詩誌分布圖
詩壇歷參帖(漫畵)(須山計一)
○私の胸の薰る草(卷頭)
樂園一票
前月詩壇新人抄
詩壇近事
新著短評
編輯後記
第二卷第五號
詩
畝(パドラク・コラム作/佐藤淸譯)
新しい橋(中村恭二郎)
儚い希望(大澤重夫)
ウイリヤム・モリス(田中淸一)
小作爭議(千石喜久)
神(三上英生)
乗合馬車(國井淳一)
みんな眠つている(菊地重三郎)
隨筆
南島行(白鳥省吾)
竹几日記(横瀨夜雨)
皐月集
ホームスピード(五城康麿)
生產者の歌(安田一德)
障子(堀内藤男)
雨の續く街の素描(古賀喜八郎)
病窓幻奇(月原橙一郎)
私は生きてる(西田幸三)
春來る時(高橋たか子)
黑雲よ北へ(泉芳朗)
人間の凡ての顏(日下實)
戯曲
詩人焚殺(安倍志郎)
評論
世紀の新生その他(大澤重夫)
菊地重三郎の詩に就いて(中村恭二郎)
現代英詩講話(六)(ハロルド・モンロー述/淸水睴吉譯)
新詩集
大地の意志(湊英季)
春日短章(島章夫)
日本のをみなたちへ(大桑星塔)
田舍町情景(加藤崇杖尾)
春を感ず(南謙治)
蚯蚓(紫山加壽朗)
記帳面に筆記する(宮本茂一)
櫻の花(武田靜人)
借金とり(山口孝男)
輝く想ひあり(吉田正克)
晩(若井要之助)
耕作(入江靜子)
直江津の海(稻田啞郎)
毎月募集六種
諸國民謠(茨城・益子德三)
詩壇一歩
私が詩を作るやうになつた經路(菊地重三郎)
詩及び詩人の考察(篠原好藏)
詩集「光は濡れてる」に就いて(泉芳朗)
民謠
工場の春(藤淵忠一)
熊ケ谷堤(楜澤龍吉)
田草取唄(益子德三)
子育からす(松本文雄)
さびれ行く(岡田三郎)
石ぼとけ(柿沼正雄)
漁夫の唄(柿木靑蛙)
短詩欄(勝又十路/益森かつじ/六島勲/奥田茂湖/前尾房太郎/澤田保)
詩壇歷參帖(漫畵)(須山計一)
□地上樂園第一回小集記
前月詩壇抄
詩壇近事
新書短評
編輯後記
第二卷第六號
詩
美を見る者(高村光太郎)
死の喜劇(加藤介春)
窓外(千家元麿)
星の消えるまで(福田正夫)
垣根(百田宗治)
旅人は路を問ふ(白鳥省吾)
ある旅の印象(佐藤惣之助)
はじめて素足になつた日(米澤順子)
茄子の苗(中田信子)
火力發電所その他(中村恭二郎)
阿見原の詩(泉浩郎)
人間の黄昏外二篇(菊地重三郎)
評論
白鳥省吾論(室生犀星)
ホヰツトマンの評傳家に就いて(長沼重隆)
朝鮮の農民歌謠(五)(金敎煥)
新綠集
土龍(胡麻政和)
水揚機械(古賀喜八郎)
板塀(鈴木勝)
春(五城康麿)
夜の内海を行く(西田幸三)
春日(松崎武雄)
晩春抒情(月原橙一郎)
春に捧げよ(高橋たか子)
大漁旗が訪れた(岡田久彌)
近代の酒場(津村秀剛)
野良犬(大崎安藝子)
毎月募集六種
靑雲莊雜記(中村恭二郎)
詩について(水品春樹)
新詩集
はけ口のない感情を抱いて(大桑星塔)
夜を行く者(日下實)
鍬をふり上げて(島章夫)
哀愁(紫山加壽朗)
雷(加藤美枝)
浴槽(松本文雄)
すみれの花(關根重太郎)
少年の戀(上政治)
萌える春(柿本音蛙)
親父共に(小宮隼人)
地上樂園の兄弟達に(市原三郎)
朝鮮町にて(宮本茂一)
菜(南謙治)
春(武田靜人)
早死(入江靜子)
紹介
仏蘭西農民詩一篇(フランソア・フアビエ/犬田卯譯)
現代英詩講話(七)(ハロルド・モンロー述/淸水睴吉譯)
暮鳥詩碑除幕式の記(大關五郎)
信越句抄(白鳥省吾)
岐阜南濃地方の雨乞唄(武山桂花)
童謠民謠
アメノフルヒ(小田俊夫)
燕(楜澤龍吉)
海邊情調(藤淵忠一)
行々子(柿沼正雄)
畑の陽暮れ(益子德三)
梟(岡田三郎)
詩壇歷參帳(漫畵)(須山計一)
□現代詩人筆蹟(卷頭)
詩壇近事
新書短評
編輯後記
表紙(水木伸一)
カツト(恩地孝四郎/神津港人)
第二卷第七號
評論
民謠概觀(河井醉茗)
菫の方言など(柳田國男)
民謠と國民生活(白鳥省吾)
硏究
叙事民謠二篇(泉芳朗)
岩手縣の民謠(織田秀雄)
宮城縣の俗謠民謠(根本紫竹女)
會津玄女節(桑原忠吾)
茨城縣の民謠(益子德三)
越後追分節(岡田久彌)
島根縣の民謠(小林傳十)
肥後の民謠(藤淵忠一)
土佐の「よさこい節」雜考(山本純三)
詩
首切場(國井淳一)
樹蔭(菊地重三郎)
プラツトホーム(櫻庭芳露)
土・娘・町(胡麻政和)
鋤柄を踏む(楜澤龍吉)
紹介
バアンズの民謠(幡谷正雄)
前月雜誌抄
菫の話
詩壇近事
新興詩壇號豫告
新著短評
川路柳虹氏より
編輯後記
表紙(水木伸一)
第二卷第八號
新興詩壇への期待(白鳥省吾)
詩
近代娘氣質(相川俊孝)
團扇(石川善助)
土地(泉浩郎)
海豚(内野健兒)
雨後(岡村二一)
ある人に(小方又星)
西爪(大鹿卓)
鉢を投げうつ(大澤重夫)
春鶯(梶浦正之)
泉の詩(菊地重三郎)
百姓送葬(國井淳一)
私は負けたのであらうか(佐々木秀光)
暗い季節(杉江重英)
裏町漫歩(鈴木信治)
光の中に夏は在る(千石喜久)
時雨(田中淸一)
死をみつめて(南江二郎)
無題(林信一)
村居(平木二六)
老ゴヤ(廣瀨操吉)
路地の物音(福原淸)
梅雨あけ(松村又一)
幕を開けば(三石勝五郎)
ロダンを想ふ(前田鐵之助)
さびしすぎる(宮崎丈二)
歸省(官崎孝政)
葬(山崎泰雄)
母の肩(古賀殘星)
第一詩集の思ひ出
「草わかば」(蒲原有明)
「夏姫を出した頃」(三木露風)
「正義の兜」(佐藤惣之助)
詩集と自費出版に就いて(室生犀星)
「最初の一人」(百田宗治)
「獄中哀歌」(加藤介春)
「西灘より」(佐藤淸)
「月に吠える」の頃(萩原朔太郎)
「農民の言葉」(福田正夫)
「太陽の子」(福士幸次郎)
「夏廂」(正富汪洋)
「無弦弓」(河井醉茗)
「夕月」と「花守」(橫瀨夜雨)
「末日頌」(富田碎花)
「かれ草」(野口雨情)
「世界の一人」(白鳥省吾)
「惱める森林」(多田不二)
白日集
眞畫の散歩(櫻庭芳露)
靜夜(胡麻政和)
軍艦と沈錘(五城康麿)
草木に對ふ(月原橙一郎)
耕野のたそがれ(泉芳朗)
月光と運命の流れ(松崎武雄)
誘惑(太田鎖九一)
索朴なる風景(小森盛)
村落都市(鈴木勝)
美しい島(西田幸三)
車輪(安田一德)
愛人(津村秀剛)
夜に炭ひく(高橋たか子)
煙霧の中に(阿部善正)
胸をそらす樹(松本文雄)
夏の旅の一節
母と共に追分節を(小川末明)
アルプスの木笛(辰野隆)
ナイヤガラの瀑布(内ケ崎作三郎)
ホテルの夜景(新居格)
北海道の原野の一節(藤森成吉)
百姓の晝食の光景(小野武夫)
徴税吏と空家(大桑星塔)
山頂の程(島章夫)
すまい(堀内藤男)
西瓜(桝井義夫)
引越車(古賀喜八郎)
不調和な人間風景(日下實)
初夏の夜を行く(加藤崇枝尾)
靑錆びた田園(上政治)
蜜蜂(大崎安藝子)
海の招待(櫻庭きよ)
彼女は(武田靜人)
古寺(南謙二)
廻春の喜び(市原三郎)
蛾(紫山加壽朗)
郷里に歸りて(宮本茂一)
統轄者(小宮隼人)
頭(柿木靑蛙)
評論
「昭和詩選」を讀む(佐藤淸)
「燃ゆる村落」讀後隋想(國井淳一)
「悲しき生存」を讀む(楜澤龍吉)
「光は濡れている」に就いて(菊地重三郎)
詩人の偏見を正すその他(大澤重夫)
林一郎とその著書(萩原朔太郎)
興文社の「日本童謠集」を評す(白鳥省吾)
民謠
お臺場を唄ふ(柿沼正雄)
田うなへ(益子德三)
淀の爭議(河村泰輝)
かせぎ(岡田三郎)
山中湖畔(勝又十路)
籔の雀(泉漾太郎)
現代詩人錄
第二卷第九號
詩
詩七篇(白鳥省吾)
暮鳥詩碑(服部嘉香)
洗濯(鈴木信治)
喰ふといふことは汗の固形分である(千石喜久)
鞦韆(菊地重三郎)
散文詩三篇(國井淳一)
民謠
淺蜊泣く(松村又一)
女人夫の唄(大關五郎)
踏切番(櫻庭芳露)
春めぐる(胡麻政和)
白馬(楜澤龍吉)
浚渫船と鴉の群(五城康麿)
星と花と(月原橙一郎)
夕暮れの道をゆくと(松崎武雄)
ちぎれ雲(泉芳朗)
鐵の壁(安田一德)
梢(鈴木勝)
海草刈る船(西田幸三)
心境(津村秀夫)
夕空を飛翔する(高橋たか子)
太陽と旅と私の人生の旅(松本文雄)
評論
ウオルト・ホヰツトマンへの回想(グレイス・ギリクリスト・フレンド)
現代英詩講話(八)(ハロルド・モンロー述/淸水睴吉譯)
新詩短評(相川俊孝/泉浩郎/小方又星/梶浦正之/國井淳一/菊地重三郎/杉江重英/千石喜久/南江二郎/廣瀨操吉/中村恭二郎/松村又一/宮崎孝政/山崎泰雄/櫻庭芳露/五城康雄/鈴木勝/高橋たか子/月原橙一郎/松崎武雄/津村秀夫/堀内藤男/中山善三郎/上政治
/東陽吉/日下實/柿沼正雄/小宮隼人/泉漾太郎/南謙治/小島與三郎/内野健兒/奥春明)
忘られたゴム風船(大桑文藏)
うすい人(堀内藤男)
海の韻律(島章夫)
荒寥(古賀喜八郎)
諸君よ(東陽吉)
釣(小宮隼人)
船人のなげき(松田喬平)
小作人(日下實)
落ちた葉(市原三郎)
遠雷(南謙治)
目覺めてくれ仲間よ(紫山加壽郎)
雨乞ひ(上政治)
盆踊放送三日間(白鳥省吾)
旅で見た郷土舞踊(佐伯郁郎)
詩集の事に就いて(橫瀨夜雨)
童謠民謠
新らしい下駄(小田俊夫)
籾磨(益子德三)
一つ星(藤淵忠一)
水雞(柿沼正雄)
備後娘(岡田三郎)
麥打ち唄(西岡水明)
▲第三回小集の記
詩壇近事
新刊紹介
編輯後記
第二卷第十二號
裾野をめぐりて(福田正夫)
田舍の停車場(國井淳一)
羽搏く苦痛(鈴木信治)
昭和二年詩壇、詩人、詩集に就いて(河井醉茗/高村光太郎/福士幸次郎/加藤介春/佐藤惣之助/福田正夫/百田宗治/正富汪洋/多田不二/林信一/松村又一/大關五郎/前田鐵之助/山崎泰雄/石川善助/米澤順子/中田信子/大鹿卓/岡村二一/杉江重英/小方又星)
安息(菊地重三郎)
林の中に(千石喜久)
錨鎖は定り出さうとしている(五城康雄)
五重の塔(櫻庭芳露)
山茶花(月原橙一郎)
農家(胡麻政和)
現代新詩人評論その一
南江二郎の人と藝術(外山卯三郎)
門脇英鎭の人と藝術(中村恭二郎)
きぬた(泉芳朗)
冬を待つ心(中村漁波林)
詩靈の招き(西田幸三)
岩(津村秀夫)
春の日の怨思(太田鎖九一)
小鳥の死骸(高橋たか子)
歸省(加藤崇枝尾)
蒼雅堂藁筆(鈴木信治)
詩と思想方向(千石喜久)
職業の奴め(大桑星塔)
よく似た顏(小宮隼人)
秋晴れ(市原三郎)
山嶽詩篇(田島嘉之)
柳行李(伊知地進)
秋(尾關泰次郎)
私は美しい物を見た(宮本茂一)
猫(紫山加壽郎)
物言ぬひとすじの路(日下實)
夢(藤本浩一)
昭和二年の詩壇(古賀殘星)
童謠民謠
林の秋(小田俊夫)
天狐地狐(楜澤龍吉)
お夢さがして(西岡水朗)
花は枯れても(益子德三)
大漁祝の唄(柿木靑蛙)
愚痴(峰しゆん)
斷片(勝又十路)
店に出ていりや(柿沼正雄)
「濃度詩集」の俳句的小感(松村又一)
「愛の幻想」の作者へ(月原橙一郎)
「冬の仕度」を讀む(櫻庭芳露)
富士山麓の一日(白鳥省吾)
大地舍御殿場主催文藝講演會の記(勝又十路)
△詩壇近事
△新刊紹介
△編輯後記
△表紙(根本雅夫)
△河口湖(挿繪)(水木伸一)
第三卷第二號
詩人の言葉(二)(室生犀星)
小説
巫女は語る(白鳥省吾)
詩
吹雪(櫻庭芳露)
癈船(五城康雄)
海邊寒驛(月原橙一郎)
旅立ち(泉芳朗)
枯れた情艶詩篇(中村漁波林)
山の尾を行く(西田幸三)
元日の夜(楜澤龍吉)
はるかな道(高橋たか子)
一軒家から(鈴木勝)
おゝ椎よ(松崎武雄)
岩(津村秀夫)
足跡(松本文雄)
戰ひの一人(岡田久彌)
勇める生活の家族旗(大桑文藏)
濁水渓(島章夫)
冬の港(阿部善正)
暖爐を圍んで(柿木靑蛙)
新しい道(宮本茂一)
槌音(市原三郎)
大根引(田嶋嘉之)
榾火から生れた想念(大谷白涯)
ペガニスト(藤本浩一)
梅林(栗塚夕陽)
その時(勝又十路)
詩夜(尾關泰次郎)
不思議な階段(奥田孝照)
鹽鯖を求める娘(上政治)
あの娘(イツコー)
或る女(伊知地進)
評論
土龍漫語(胡麻政和)
「靑い空の梢に」に就いて(伊藤整)
小説「巫女は語る」に就いて(白鳥省吾)
全國詩誌分布圖
○新刋紹介
○編輯後記
第三卷第五號
詩人の言葉(四)(福田正夫)
詩
月(國井淳一)
海藻の流れる日(五城康雄)
橋上の飾窓(月原橙一郎)
草餅(胡麻政和)
風景(櫻庭芳露)
籠の鳥(千石喜久)
百姓面貌(白鳥省吾)
感想
二つの詩集など(千石喜久)
片上先生のこと(胡麻政和)
朝鮮から(中村漁波林)
僕の詩想ぶくろ(泉芳朗)
田甫柳春(西田幸三)
雨の音(高橋たか子)
春になつて(阿部哲)
淫賣婦に與へる詩(津村秀夫)
みんなブルに(大桑文藏)
公園の眞晝(島章夫)
獨樂(岡田久彌)
鶏(市原三郎)
春の感觸(柿木靑蛙)
詩の談話會(室生犀星/福士幸次郎/山崎泰雄/宮崎孝政/中村恭二郎/國井淳一 /白鳥省吾)
牛(宮本茂一)
鏡の底から景(片田十九一)
名畫(高瀨淸)
哀葬(野本榮一)
朝の挨拶(日下實)
女身掌(山本文雄)
初春の巷(大谷白涯)
盲腸炎手術後(田島嘉之)
友に與ふ(栗塚夕陽)
千曲川河畔冥想(秋山晴夫)
春(野田菊雄)
早春の夜の息吹(植木三喜男)
讀書(藤本浩一)
北極星(遠藤奈加志)
光の中に(上政治)
夜(勝又十路)
郷土藝術三つ(白鳥省吾)
菊池重三郎氏渡歐送別會
編輯後記