世界評論 第1巻-第5巻(昭和21-25年)
世界評論 第一卷第一號 昭和二十一年二月
世界史の動向と日本(細田嘉六/細江邑一)
特輯 日本民主革命の基本問題
天皇制と新憲法(山川均)
日本經濟における封建的基盤(向坂逸郎)
國民生活の民主化(大河内一男)
三國會談とソ聯の立場 國際時評(湯本正夫)
思想家は何をしたか―日本思想言論界二十年の批判―(池島重信)
遺書(尾崎秀實)
アメリカの新刊書(都留重人)
ロスの天皇制批判(鶴見和子)
ソヴエト・デモクラシーの勝利(モトロフ)
中國の勝利と當面の任務(蒋介石)
中國共産黨の内外政策(毛澤東)
連載 自叙傳―幼年時代・少年時代(河上肇)
世界評論 第二卷第一號 昭和二十二年五月
特別號
新しきヒウマニズム(羽仁五郎)
日本資本主義の二つの道(豐崎稔)
十年見ず故郷の花(河上肇)
創作 廢墟(三好十郎)
世界評論 第四卷第一號 昭和二十四年一月
新年號
われらの志向
戰爭の設計・平和の設計
民主主義勢力の成長
スターリンは平和を欲するか(スノウ)
アジアの工業化と土地改革(宮武謹一)
市民的學者の悲劇(井上靖)
文藝放談(高倉テル/森田草平)
『ソ連と西洋』 紹介と批評(都留重人)
魂賣らず 獄中日記抄(河上肇)
國鐵勞組の人々 集團人物論
職場文藝懸賞募集
戯曲 女子寮記(山田時子)
小説 世界現代史(シンクレア/並河亮)
世界批評 第四卷第十號 昭和二十四年十月
特集 日本共産黨總批判と反批判
暴力と獨裁について(宮本顯治))
共産主義とヒューマニズム(田中耕太郎)
共産黨に挑戰する民同(山川均)
共産黨と占領軍の態度(パロット)
日本産業を破壊するもの(鹿内信隆)
日本共産黨と考査委員會(石田一松)
共産黨の祖國はどこか(布施勝治)
民同の旗の下に(細谷松太)
未成熟な共産黨(帆足計)
アカハタ論(大宅壯一)
日本共産黨への注文(小泉信三/高桑純夫/金森徳治郎/丹羽文雄/柳田謙十郎/山室民子/末弘嚴太郎/迫間眞治郎/平貞藏/井上友一郎/三好十郎/高橋正雄/竹内好/平野謙/戎能通孝/本多顯彰/今中次麿/向坂逸郎/五所平之助/岡本清一)
主人もちの藝術(福田恆存)
日本的コミュニスト(大熊信行)
座談会 共産黨よもやま放談(廣津和郎/丹羽文雄/出隆/荒正人)
共産黨批判にこたう(野坂參三)
新中國政權の誕生(岩村三千夫)
長篇小説 狼 最終回(タカクラ・テル)
新中國人名辭典(中日文化研究所編集)
世界評論 第五卷第四號 昭和二十五年五月
自衛權について(大山郁夫)
世界經濟と日本農業(大内力)
近代思想と新しい人間像(森有正)
風にそよぐ知識人(中野重治/廣津和郎/加藤周一/阿部行藏/竹内好)
世界經濟におけるアジアの地位(岡倉古志郎)
吉田内閣と中小企業の危機(蜷川虎三)
東歐血の粛清ライク事件の眞相
アメリカ的日本人(南博)
最近の文學的乾燥(藏原惟人)
醫者と看護婦(小谷剛)
人間マルタ(岩藤雪夫)
自殺・他殺・心中(懸田克躬)
特集 戰場化するアジア
アジア赤化ラインと米國(ランバート)
ソ連はアジアに何を求めるか(畑中政春)
對談 アジアの運命 日本の運命(羽仁五郎/ディーン)
中ソ條約と日本の立場(岩村三千夫)
インドシナの赤い嵐(高山五郎)
死刑の前(幸徳秋水)
喀血について(岡治道)
金利(大倉眞)
十二年の手紙 往復書簡(宮本顯治/宮本百合子)
小説 いちじくの葉かげ(岩倉政治)