世界文学 第6号,第7号,第9号(昭和21年10月~22年4月)
十月號
水いらず(J・P・サルトル)
創作 ある春の日に(ボリス・ラスキン)
小説論(J・P・サルトル)
ボヴァリー夫人(ティボーデ)
座談會 近代文學の反省(本多秋五/佐々木基一/荒正人/平野謙/埴谷雄高/山室靜)
ニュー・ディールと愛國文學(坂西志保)
戰後のフランス文學(松尾邦之助)
ポンチニイの僧院(小松淸)
ポーのニューヨーク生活(中野五郎)
作品硏究ジュリアン・ソレル(織田作之助)
歷史と文學(鈴木成高)
カット(ゴッホ)
十一・二月合併號
人間の運命は袋路であるか(エーリッヒ・グートキント)
哲學書翰(田邊元/伊吹武彥)
文學と哲學との死鬪(土井虎賀壽)
座談會 哲學と文學の交流(阿部知二/西谷啓治/伊吹武彥)
飜譯について(大山定一)
牡丹園(マルセル・アルラン)
戀文(ディオティーマ)
初戀(周作人)
最後の治療(ニコラナチョフ)
獄中よりの手紙(ローザルクセンブルグ)
ニュー・ディールと愛國文學(坂西志保)
ソ聯文學の若干の面(渡邊三樹男)
DULCIA SUNTO(吉田洋一)
愛と死の冒險家―魔の山のハンス・カストルプ(平田次三郎)
ドミニック(市原豊太)
ボヴァリー夫人(ティボーデ)
扉(マチス)
目次カツト(ピカソ)
カツト(マチス、ゴッホ)
四月號
評論
サルトルの世界觀(伊吹武彥)
ジュリアン・バンダの文學論(安井源治)
座談會 荷風・潤一郎直哉(桑原武夫/生島遼一/貝塚茂樹)
作品硏究「現代の英雄」のペチョーリン(荒正人)
コント 葉卷(阿部艶子)
創作
獵する女(リーラダン)
ならずもの(ヤン・ネルダ)
〓筆との一時間
小さい心(湯川秀樹)
アメリカに於けるフランス音樂(アルヴァレヂ)
アメリカの讀書熱(湯淺八郎)
飜譯月評
シヤルドンヌ「ロマネスク」(生島遼一)
モリアツク「テレーズ・デケィルウ」(板居太郎)
あとらんだむ