中央史学 第43号(令和2年3月)
第43号佐藤元英先生古稀記念号
公開講演
荘園研究の新たな展開―東大寺領美濃国大井荘の共同研究―(海老澤哀)
論文
治承・寿永内乱期における九州情勢―鎮西奉行成立の歴史的前提―(池野理)
観応の擾乱期における幕府吏僚二階堂氏について―一族の分化と京都二階堂氏・鎌倉二階堂氏の形成過程(矢嶋翔)
「村中」形成の背景と歴史的意義―紀伊国相賀荘柏原村を事例に―(熱田順)
文久三年の中央政局と外様大名大村純熙の長崎惣奉行就任(吉岡誠也)
第二次山本内閣の組閣過程―山本擁立派と後藤新平を中心に―(伊藤匠)
済南事件の善後処置を巡る日本陸軍の宣伝政策(藤田俊)
対南洋方策研究委員会と日本海軍の南進論(大澤由悠)
「勤皇護国ノ烈士、先覚者顕彰運動」の基礎的考察(岩立将史)
研究ノ―ト
『台記』保延二年記の基礎的考察―写本の比較検討を通して―(白根靖大)
占領期・皇室財産処理政策と『民政ガイド』(奥平晋)
調査だより
2018年度愛媛県久万高原町上黒岩第二岩陰遺跡の発掘調査(西本志保子・大野朝日・金子悠人・遠部慎・小林謙―)
史料紹介
中央大学図書館所蔵丹波国桑田郡灰屋村文書丹波国山国荘調査団(熱田順・大貫茂紀・柳澤誠)
書評
小林謙―『縄紋時代の実年代:土器型式編年と炭素14年代』(西本志保子)
大貫茂紀『戦国期境目の研究:大名・領主・住人』(熱田順)
白水智『中近世山村の生業と社会』(早田旅人)
吉岡誠也『幕末対外関係と長崎』(安高啓明)
新刊紹介
伊藤昭弘監修『鍋島夏雲日記』(篠﨑佑太)
博物館・資料館紹介
大垣市奥の細道むすびの地記念館(山﨑和真)
中央史学会彙報
佐藤元英先生の古稀を祝う(山崎圭)
佐藤元英教授略歴と業績
第44回総会記事
大会研究発表要旨
受贈図書雑誌目録
中央史学会会則
研究室消息
講義題目(2019年度学部・大学院)
大学院修士論文要旨(2019年度)
論文題目(2019年度)
研究室・卒業生だより