雑誌アサヒ クロニクル シュウカン 20 セイキ ニホンジン ノ 100 ネン 160005185

朝日クロニクル週刊20世紀 日本人の100年 14号(1999年5月)

サブタイトル
1957 昭和32年 南極だよおっ母さん
著者名
出版者
朝日新聞社
出版年月
1999年(平成11年)5月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
40p
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/A83/14
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

フロントページ 100通りのことば(ジャーナリスト・辰濃和男)
巻頭特集 南極だよおっ母さん
南極に「日の丸」がはためいた 観測船「宗谷」が南極大陸にたどり着いたのは、この年の1月。オングル島に「昭和基地」が開設され、自前の観測がスタートした。(元朝日新聞記者・高木八太郎)
東海の空明けて日本にともる「原子の火」
タブーとされていた原子力の研究が、「平和利用」の名のもとに解禁され、原子の火がともる。問題はさておき、人々は喜んだ。(朝日新聞編集委員・竹内敬二)
自死する校長も出た勤評闘争
学校教育の世界に営利企業並みの「勤務評定」が持ち込まれた。板挟みになった校長が何人も自殺。文部省と日教組が全面対決する。(教育評論家・村田栄一)
弾拾いの農婦、アメリカ兵に射殺される
かたことの日本語で安心させ、球を拾わせた農婦を射殺したアメリカ兵の青年に、日本中の怒りが集中した。(ジャーナリスト・石川巌)
曽野、有吉、原田・・・続々と若き女性作家
紫式部、清少納言をはじめ文学の世界では古来、多くの女流が活躍してきた。いま、また新しい感性が一斉に芽吹く。(文芸評論家・与那覇恵子)
ひと
豊かな食生活こそ国民の願いと思い定めた 中内功(朝日新聞記者・曾根宏司)
その美貌で世間をメロメロにしたシスターボーイ 丸山明宏(音楽評論家・田川律)
クロニクル1957 写真と年表でこの年を振り返る
[1-2月]ひばりさん、ご難/小林一三の葬式/石橋湛山退陣
[3-4月]内灘の星条旗/明治座の火事/定員オーバーの悲劇
[5-6月]岸恵子さん結婚/元横綱常ノ花割腹/岸・アイク会談
[7-8月]五十灯炎上/九州で大水害/裸の大将と踊り子さん
[9-10月]国際ペン大会/旅客機が不時着/八海事件で差し戻し
[11-12月]天城山心中/立教・長嶋、神宮に舞う/ICBM登場
20世紀社会面 朝日新聞社、週刊朝日、アサヒグラフなどの記者に当時の世相を見る
デパートや自動車がアメリカへ進出
1000億円減税は実現したけれど・・・
角界仕切りなおし-茶屋制度廃止
天城山に散った満州国皇帝の姪(ジャーナリスト・東嶋和子)
世紀残像-「こそこそ」させる売防法(評論家・樋口恵子)
子ども百景-高度経済成長前夜(子ども調査研究所長・高山英男)
活字の周辺「週刊新潮」ほか(評論家・塩澤実信)
はやり歌「チャンチキおけさ」(音楽文化研究家・長田暁二)
食の情景-「きょうの料理」の工夫(ジャーナリスト・中居あさこ)
生きもの往来-モザンビークテラピア(柏原精一)
映画「サヨナラ」(映画評論家・宮本治雄)
冥銘録[物故者を追悼する]
スタルヒン(ジャーナリスト・千本健一郎)
羽仁もと子
志賀潔 ほか
ふるさと人国記 新潟(上) 稲を改良し、川を掘り米どころを支えた人々(元朝日新聞編集委員・佐藤国雄)
素顔の宰相13 三木武夫 したたかさが身上 「はがねのごとく」錚々と鳴る(政治評論家・冨森叡児)
歴史をあるく 執筆の気迫が伝わる 松本清張記念館(ジャーナリスト・平見睦子)
広告と生きた世紀13 ハデ派手ポスターで「嵐を呼ぶ男」を売り出す(広告評論家・中井幸一)