雑誌シンチョウ 160004064

新潮 第112巻第8号 (平成27年8月)

サブタイトル
著者名
出版者
新潮社
出版年月
2015年(平成27年)8月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
308p
NDC(分類)
051
請求記号
051/Sh57/112-8
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

後の花 新連作 春の寒気に、特攻機と少女を思う。季節の移ろいが「永遠の今」を現前させる小説の豊饒。(古井由吉)
メメント・モリ 二五〇枚 精神の失調、自殺未遂、麻薬逮捕、家庭崩壊、大震災…死を想いながら、それでも小説家は生きて書いてゆく。十年ぶりの復活長編。(原田宗典)
川端康成文学賞 受賞第一作 病棟の窓妻の脳梗塞に続き、老作家は骨折で入院することに。それでも繊細に、豊かに、生は続く。(大城立裕)
赤い風船(森内俊雄)
禊(藤沢周)
連載小説
荒れ野にて(八)(重松清)
薄情(十二)(絲山秋子)
長流の畔(十三)(宮本輝)
新潮
パンテオンの式典に参列して(小野正嗣)
霧の晴れ間に(谷崎由衣)
詩を漫画にする 中也と秀雄を描く(月子)
第48回《新潮新人賞》応募規定
新発見 水木しげる出征前手記 召集直前、二十歳の青年は死の予感に打たれながら、生への、芸術への想いを書き綴った。国民的漫画家が戦中に刻んだ精神の記録。(解説・中条省平)
対談 古典=現代を揺らす 漂白された「物語」を豊かにするために。古典と対峙する同時作家の刺激的な初対話。(町田康×古川日出男)
『風と共に去りぬ』の謎を解く 第一回・バンジーハミルトンの奇妙な消失(鴻巣友季子)
僕達の勝敗 戦後七十年に寄せて(ミハイル・シーシキン/奈倉有里・訳)
温室を襲う雨と雪と風―追悼・杉本秀太郎(片山杜秀)
ジャン=リュック・ゴダール、3、2、1、 第五回(佐々木敦)
石川啄木 第十四回(ドナルド・キーン/角地幸男・訳)
島尾ミホ伝 『死の棘』の謎 第二十七回(梯久美子)
小林秀雄 第二十四回(大澤信亮)
地上に星座をつくる 第三十三回・未知の山、K2へ(石川直樹)
見えない音、聴こえない絵 第一三一回・濡れる絵の匂い(大竹伸朗)

赤城修司 『Fukushima Traces,2011-2013』(太田靖久)
カズオ・イシグロ 『忘れられた巨人』(小山田浩子)
中村文則 『あなたが消えた夜に』(倉本さおり)
荒木飛呂彦 『荒木飛呂彦の漫画術』(高橋弘希)
舞城王太郎 『淵の王』(三輪健太朗)