新潮45 第31巻第10号-第12号 = 第366号-第368号(平成24年10月~12月)
10月号
[表紙写真]お台場(広瀬達郎)
[扉]曼珠沙華(高木亮)
尖閣諸島2012・9・2
翻弄される「国境の島」の現況
地球生き物語13 ペンギン(福田幸広)
デザイン 大野リサ+川島弘世
[巻頭随筆]風が時間を(徳岡孝夫)
人間関係愚痴話(曽野綾子)
閻魔堂の吹き流し(山本一力)
右顧左眄(外山滋比古)
だまし庵日記(野坂昭如)
特集 頭を冷やせ!
平和国家の悲惨(徳岡孝夫)
民主の次は維新?いつまでも懲りない人々(適菜収)
原発技術は絶対に維持すべきである(武田徹)
「驕り」で負けた日本柔道(山口香)
個人情報泥棒「フェイスブック」に騙されるな
(酒井信)
洗濯板より使えない迷走する日本の家電(古市憲寿)
何用あって美魔女道へ(ツノダ姉妹)
不人気『平清盛』を断固支持する(小谷野敦)
スポーツ・ニュース、たのむからフツーにやってくれ
(玉木正之)
選挙に行くのを一度やめたらどうか(荒井晴彦)
それでも日本は世界の奇跡なのだ(青山繁晴)
領土を守るということ 反・幸福論22(佐伯啓思)
インタビュー 自民党の再生なくして日本の未来はない
(石破茂)
対談 自民党総裁選 舞台裏の攻防
薬師寺克行×藤本順一
オスプレイは誰にとって危険な軍用機なのか(兵頭二十八)
「動員の革命」か大人の遠足か(小田嶋隆)
手記 山本美香を守れなかった(佐藤和孝)
特集 中国と韓国 この「厄介な隣人」たち
ルポ東京都調査 尖閣諸島は美しかった(山田吉彦)
二正面作戦を避けるために悪質さを見極めよ(佐藤優)
日中史料解読 中国の主張を徹底論破する(尾崎重義)
「親日」李明博大統領が「反日」に転じるまで(佐藤大介)
竹島奪還には肥前鳥島を使え(山田吉彦)
米メディアは日中韓をどう報じているか(石澤靖治)
[記者匿名座談会]なぜ誰も「シャープを守れ」と言わないのか
おとこのるつぼ 男のおしゃべり(群ようこ)
イマイマイズム見聞録 住宅見学会(今井舞)
第十一回 新潮ドキュメント賞発表
受賞作『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』
受賞記念エッセイ 増田俊也
[切り絵パロディ]新世界文学名作選12(高木亮)
Review
BOOK
CINEMA・EXHIBITION
読書日記 小川真司
インタビュー 飯田一史
インタビュー 負け続けの我が演劇人生(蜷川幸雄)
「中国地名カタカナ表記」は新たな教科書問題である
(明木茂夫)
日記に記された「日中国交回復」前夜
②文革の青年が見た70年代の日本(編集部編)
震災から1年半
福島第一原発・吉田所長が伝えたかったこと(薮原秀樹)
西日本で初めて震災がれきを受け入れて(北橋健治)
震災から1年半
福島第一原発・吉田所長が伝えたかったこと(薮原秀樹)
西日本で初めて震災がれきを受け入れて(北橋健治)
いいじゃないか「日本の若者」
オリンピック選手たちの言葉から(佐久間文子)
日本を席巻するソーシャル・モブズ(濱野智史)
よみがえる「お抱え絵師」
京都・妙心寺「退蔵院方丈襖絵プロジェクト」(近藤雄生)
加齢黄斑変性という不治の眼病になって(萩原朔美)
「信じる」者は救われない(里見清一)
歌謡曲が聴こえる5
来日記念盤、という日本(片岡義男)
女が女に出会うとき3 最初のトモダチ(小島慶子)
立川談志は名月である6 満月(吉川潮)
浮浪児1945 6 日本流浪
彼らはどこへ消えたか(石井光太)
日本八策8 原子の論理(茂木健一郎)
世界史を変えた化学物質5
スパイス、スパイス、スパイス(佐藤健太郎)
名門と国家[第二部]7会津松平家の財政(徳川家広)
兵士は起つ 自衛隊史上最大の作戦13(杉山隆夫)
石の虚塔10 相澤忠洋の家庭(上原善広)
昭和の子供だ君たちも11(坪内祐三)
日本国の形式2 一九六七年の『未来の世界』
(片山杜秀)
達人対談 パンダの指は七本あった!
動物解剖学の達人 遠藤秀紀VS.ビートたけし
11月号
[表紙写真]中国反日デモ AP/アフロ
[扉]街灯(高木亮)
地球生き物語14 ウォンバット(福田幸広)
デザイン 大野リサ+川島弘世
特集 野蛮な中国
中国を封じ込めるか、世界が呑み込まれるか(樋泉克夫)
「海と陸」「貝と羊」の間で揺れる国(加藤徹)
日中交流は「砂上の楼閣」だったのか(譚?美)
反日暴徒は入国禁止にせよ(兵藤二十八)
「普通の市民」がデモを起こせるはずがない(邱海涛)
「出産制御・堕胎先進国」の異常な日常(田中奈美)
愛はすなわちカネ・不動産・パスポート(河添恵子)
バーチャル空間で加熱する「反日感情」(酒井信)
中国共産党を増長させたのは日本である(麻生晴一郎)
辺境から始まった「史上空前のバブル崩壊」(宮崎正弘)
成文憲法は日本人の肌に合うか 反・幸福論23
(佐伯啓思)
特別寄稿 宰相に外交感覚がない悲劇(中曽根康弘)
「偽物くさい」政治家たち(小田嶋隆)
「安部新総裁」で官僚たちの生き残り作戦(記者匿名座談会)
米大統領選を左右する「切り札」と「主戦場」(木下英臣)
日本の国土が外資侵蝕されていく(平野秀樹)
自主廃業「山一証券」社員たちの十五年(清武英利)
特集 人生を変えた一冊
へーロドトスと出会い、歴史を志す(岡田英弘)
『文明論之概略』が臆断の戒めに(岩田規久男)
絶望の日々を救った『聖書』のヨブ記(横田早紀江)
柔道と文学へ導いてくれた井上靖の『北の海』(増田俊也)
『小倉昌男 経営学』に学んだ起業家精神(村上太一)
何度も何度も読み返した山本周五郎(淡路恵子)
頭を殴られたような『AKIRA』の衝撃(井上淳哉)
『草の花』のように芸術的に生きようと定めた(大林宣彦)
五十を過ぎて分かった『古事記』の価値(辻井喬)
おとこのるつぼ 崩れてきたTPO(群ようこ)
イマイマイズム見聞録 劇団のシニアコース(今井舞)
[切り絵パロディ]新世界文学名作選13(高木亮)
Review
BOOK
CINEMA・EXHIBITION
読書日記(片山杜秀)
インタビュー(松谷創一郎)
スティーブ・ジョブズがクラシックマニアを殺した
(本間ひろむ)
大人の見る映画はどこへ行った(荒井晴彦)
時代劇が廃れた本当の理由
その2〈役者の不在〉編(春日太一)
カネで魂を売るもの(里見清一)
戦後史の風景6 宮崎勤事件-武蔵五日市・入間(武田徹)
世界史を変えた化学物質6 倒幕とグルタミン酸
(佐藤健太郎)
食欲の秋!
地方行政改革よりB級グルメ(田村秀)
私が日本初「女性ラーメン評論家」です(本谷亜紀)
歌謡曲が聴こえる6 来日記念盤、という日本(承前)
(片岡義男)
女が女に出会うとき4 母の幸せ(小島慶子)
立川談志は名月である7 名月(吉川潮)
昭和の子供だ君たちも12(坪内祐三)
石の虚塔11 相澤忠洋、死す(上原善広)
浮浪児1945 7テキヤと愚連隊(石井光太)
日本八策9 国家の「幸福」は単純ではない(茂木健一郎)
名門と国家[第二部]8 日露対立と日英同盟(徳川家広)
兵士は起つ 自衛隊史上最大の作戦14(杉山隆男)
日本国の形式3 小松左京と「科学の極限」(片山杜秀)
達人対談 どんな未開地にも手提げひとつで
文化人類学の達人 西江雅之VS.ビートたけし
12月号
[表紙写真]政権交代を報じる新聞
[扉]木枯(高木亮)
地球生き物語15 タンチョウ(福田幸広)
デザイン(大野リサ+川島弘世)
[巻頭随筆]風が時間を(徳岡孝夫)
人間関係愚痴話(曽野綾子)
閻魔堂の吹き流し(山本一力)
右顧左眄(外山滋比古)
だまし庵日記(野坂昭如)
特集 民主党の墓碑銘
国を危うくさせた「政治主導」(阿比留瑠比)
民主党政権は「うその四乗」(河谷史夫)
政界再編?やるならやってろ(適菜収)
中国・韓国に何の弱みを握られていたのか(兵藤二十八)
日本人は、イタリア人以上にバカだったの?
(F・グラッセッリ)
ワタクシも、ちょっと申し上げて宜しいですか(伊東四朗)
政権交代「悪夢の三年」背信と迷走の事件簿
(伊藤敦夫[監修])
これぞ人事不省!?総理三代閣僚総覧(編集部[編])
「マニフェスト」を笑う?(小田嶋隆)
「石原慎太郎」という政治現象 反・幸福論24
(佐伯啓思)
尖閣問題 法と正義で中国に対峙せよ(向田昌幸)
なぜ暴力と監禁から逃げ出せないのか
北九州「消された一家」から「尼崎事件」を読み解く
(豊田正義)
「週刊朝日」騒動「橋下徹出自報道」のどこが問題なのか
(上原善広)
「ダークツーリズム」のすすめ(古市憲寿)
ストーンズ結成50周年
ミック・ジャガー四千人斬り伝説(關陽子)
特集 教科書に載らない歴史(屋敷陽太朗×與那覇潤)
歪められた歴史「白いギリシャ」(長澤智美)
平安時代は女性が動かしていた(秦澄美枝)
横綱対談
お互い「負けられない」と思ってきた(白鵬×日馬冨士)
[記者匿名座談会]
安部[太陽路線]と石原新党の舞台裏
おとこのるつぼ 運動会の結果(群ようこ)
イマイマイズム 長渕剛の日本武道館ライブ(今井舞)
[切り絵パロディ]新世界文学名作選14(高木亮)
Review
BOOK
CINEMA・EXHIBITION
読書日記(渡部潤一)
インタビュー(犬童一心)
インタビュー ロンドン五輪 銀メダル
石川佳純の母として、コーチとして
(石川久美[聞き手]杉山芙沙子)
新連載 思惟の畔にて 『鎖国』和辻哲郎(福田和也)
キレる前に正しく怒れ
「惰性」の研究 その1(里見清一)
若松孝治の虚像と実像(荒井晴彦)
大滝秀治がくれた万年筆(矢野誠一)
時代が廃れた本当の理由 その3〈役者の不在〉編
(春日太一)
切なく、苦しく、でも生きていく人たち
映画『ふがいない僕は空を見た』を語る(タナダユキ)
映画は最高の先生だった
『父と息子のフィルム・クラブ』著者インタビュー
(D・ギルモア[聞き手]東えりか)
女が女に出会うとき5 いじめる女たち(小島慶子)
石の虚塔12 芹沢長介の肖像(上原善広)
名門と国家[第二部]9 松平恒雄の英国(徳川家広)
兵士は起つ 自衛隊史上最大の作戦[最終回]
(杉山隆夫)
日本八策[最終回]すべての道は日本に通じる
(茂木健一郎)
世界史を変えた化学物質[最終回]人類が愛するエタノール
(佐藤健太郎)
立川談志は名月である[最終回]寒月(吉川潮)
歌謡曲が聴こえる7 ナンシー梅木とミヨシ・ウメキ
(片岡義男)
昭和の子供だ君たちも13(坪内祐三)
浮浪児1945 彼らはどこへ消えたか8
パンパンとの交友(石井光太)
日本国の形式4 産業日本導きの杖「小松左京」
(片山杜秀)
達人対談 「便所の落書き」は褒め言葉
美術鑑賞の達人 西岡文彦VS.ビートたけし