SPレコード 第96号-第100号(平成22年~23年)
目次
≪掲示板≫
◆[「ラスト5」特集これからのSPレコード]
◆一〇〇号達成後の続刊計画について
≪読者サロン≫
平成21年10月21日より同22年3月20日までの着信順
林大地/原田裕朗/御代征夫/荒井健一
片江欣夫/矢崎裕加子/山内清司/清水英雄
総合目録関連匿名(渡邊守) <特版>(吉田健一)
≪特集≫
「ラスト5」特集 [これからのSPレコード]
1存在価値がふくらみ重みをます
映像と組合せ演奏の背景探究
2ハイ・オーディオの目標になる
“音楽の世界遺産”を目指す
3庶民文化の語部(かたりべ)になる
催しの一つ一つが文化伝承の接点に
≪連載≫
□「ジャズSPレコードのマイナーレーベル」1(前田守一)
アドミラル、アミガ、アンバーサンド、エイ・アール・エイ、アトラス、ブルー・エース、
ブルー・サークル、ブルー・ディスク、ブルー・スター、カントリア、サークル・ドキュメンタリー、クラムベーク、コレクターズ・アイテム、
コメット、クレセント・シティー、クラウン。
□「橋本國彦の作品と演奏記録」7(木村喬)
8帰国後(日中戦争突入以後)の複合活動
(4)「愛国行進曲」の編曲(5)「音楽コンクール審査員(6)指揮活動
(7)映画改善委員(8)中央交響楽団(9)音楽詩曲「光華門」
□“昭和”SPレコードで辿れば4 最終回(城内實)
政見レコード・その4 犬養毅と若槻禮次郎
靖国神社の歌 大木惇夫
ラッキーレコードと米国の軽音楽
□≪昭和館だより≫(44) 最終回(郡修彦)
満洲国国家 満洲國国家行進曲 日系軍官の歌
成吉思汗の歌・出征の歌 聖山 訪日放送詞
満洲第二八六部隊歌 揃ふ足並 奥様ぶし
□{聴きくらべシリーズ}12
「ドン・ホセ」(上村要)
テイチク・レコード、キング・レコードなど4種
●最近入手したレコードについて
≪寄稿≫
◎私の好きな変ロ長調の名曲 その2(金尾一郎)
シューベルト、パガニーニ、シューマン、ショパン、ブラームス、ド・ガン、ダンディ、ショーソン、ハイドン。
◎日の目を見たハルビン交響楽団の録音(クリストファ・N・野澤)
◎全国なつメロ愛好会創設四〇周年感慨(柴田吉之)
なつメロ呼称の定着 なつメロ曲と戦前派歌手の神髄 なつメロ呼称の矛盾で改変提案 演歌世相の分析 二代目松原操論
◎テディ・ウィルソン ブランズウィック・オールススター
レコーディング・セッション(荒井健一)
≪資料再見≫
▼フランス音楽文化愛好会
会報第24号 ジャック・ティボー特集
目次<1>ティボーの芸術 <4>私の好きなティボーの小品レコード(殿木敏達)
▼オリジナル盤をハイブリット・オーディオで聴く会のプリント
究極のオーディオの誕生~弦楽四重奏の楽器+サウンド・ボックス+スピーカー+高速アンプの説明
▼全国なつメロ愛好会会報第210号
「藤山一郎から聞いた歌手挿話」
林伊佐雄/中野忠晴/上原敏/伊藤久雄
≪インターホン≫
▽オーボエの名手
レオン・グーセンスの復刻CD
▽コロムビア・ヴィンテージ・コレクション 日本人篇 来日人篇
≪ティータイム≫
アメリカのヴァイオリニスト
マクシミリアン・ピルツァー(クリストファ・N・野澤)
≪巻末セクション≫
「これからのSPレコード」特集1関連
「ワンダ・ランドフスカの略歴」
「これからのSPレコード」特集1関連
松本記念音楽迎賓館とは
「これからのSPレコード」特集2関連
蘇刻・創刻でLPなみの音質に(村岡輝雄)
≪掲示板≫「総合目録・作曲家篇」関連
~見本頁~
作曲家篇編纂名一覧・索引
中山晋平/山田耕筰/古賀政男
≪編集後記≫
目次
≪掲示板≫
◆次号掲載の特集「これからのSPレコード」関連
◆次号掲載の≪資料再見≫3点
◆『総索引号』 『総合目録 演奏家篇』について
≪読者サロン≫
平成22年3月21日より同年7月10日までの着信順
渡邊守/林大地/出口重遠/北田哲義
山本英雄/原田裕朗/金尾一郎
・竹針の資料“発掘”戦前の広告コピー
≪特集≫
[これからのSPレコード]
4商品価値のあるものは破棄されない
循環は想像以上にうまくいっている
歴史・地理・民俗学・芸能史分野の資料にデータ化して多数の利用者と共有化(岡田則夫)
5過去のスターや名演奏の再認識を促す
オーディオ・パーク・2SPコンサート
(A)もう一人のベニー・グッドマン
ジャズからクラシックへ(寺田繁)
(B)スクラッチノイズを越えて・・・今も輝くタンゴの名演(島崎長次郎)
≪連載≫
□「ジャズSPレコードのマイナーレーベル」2(前田守一)
カルーセル デイヴィス、ジョー・デイヴィス
デ・ラックス ディケイタ ディー・ジー デルタ
ディキシーランド ディキシーランド・ジュビリー
エリート エクスワイヤー エクセルシア
フューチュラマ ギャラ ゴッサム H・Nソサイエティー ヒット ハブ インターナショナル ジャムジャンボリー ジャックス ジャズ ジャズ・アート
ジャズ・クラブ・フランセーズ ジャズ・コーナー
□「橋本國彦の作品と演奏記録」8(木村喬)
9学校唱歌・社歌等の作品
(1)学校唱歌
(2)合唱曲
(3)学校・家庭向歌曲の編曲
(4)国民学校の歌
(5)日本歴史歌絵巻
(6)学校歌
(7)実用音楽(スケート、体操、市民歌他)
□{聴きくらべシリーズ}13
「ポエマ」(上村要)
オルケスタ・ティピカ エドゥアルド・ピアコ、
フランシスコ・カナロのオルケスタ・ティピカ
インペリオ・アルヘンティーナ、水の江滝子、淡谷のり子、A.J.ペセンティ
●“FMいるか”放送プログラム412~458
≪寄稿≫
◎私とSPレコード(岡田則夫)
SP盤収集事始
SP盤を捜し求めて全国行脚
私の探究盤
◎游聴庵SP盤コレクション訪問記(岡田則夫)
2噸トラック満載※20世紀の音の文化財
SPレコードはかくて21世紀に継承された
60号11頁 掲載上記 現状報告
コレクション中の特色盤例
○「繭増産音頭」(歌・三丁目文夫/浅草染千代)
○「虎の子の初旅」久留島武彦など7枚紹介
◎中央交響楽団のSP盤センター・レコードについて(上村要)
●「78」誌掲載の森一也氏寄稿を紹介
≪資料再見≫
▼SPレコード茶輪3プログラム
ショパン生誕200年&戦後童謡レコード
▼CD「JACQUES "BARON" SHIGENO JOUE」BOOKLET
ジャック滋野伝(清水英雄)
≪インターホン≫
▽CDクラブ・ジャック Vol.1~4
華麗で優雅なピアノ
ジャック滋野のLPをCDに
▽「日本音楽会のパイオニアたち」
株式会社ショパン 2009年11月1日刊
明治期わが国に渡米した西洋音楽は昭和期に大きな花を開いた。そのとき登場し、日本の音楽界の基礎を築いた名手たちの足跡をレコードで辿る・・・。
▽グリーン・ドア CD-2029
「ヴァーシャ・プロジホダの芸術」
同時期のテクニシャンといわれる演奏家のLPと比べても遙かに味のある演奏で聴く者を魅了してくれる。<解説書より>
≪編集後記≫
目次
≪掲示板≫
◆一〇〇号記念企画・・・同人名簿プラス寄書
◆一〇〇号後の企画・・・新同人誌構想
◆『総索引号』企画・・・最終的確認事項
≪読者サロン≫
平成22年7月21日より同年10月10日までの着信順
北田哲義/押部敬一郎/白戸義行
飯田良樹/林大地/荒井健一/御代征夫
渡邊守/河内和男/竺群三
矢崎裕加子/金尾一郎/原田裕朗
≪特集≫
[これからのSPレコード]
続2ハイ・オーディオの目標になる
蘇刻で“曇り”除き一次原盤の音に定説・先入観と異なる実像に迫れる(村岡輝雄)
6その時代の空気が体感できる
亜米利加1920年代を飾る女性ポピュラー歌手(石井修)
≪連載≫
□ジョセフ・ローゼンストックの活動と業績3(クリストファ・N・野澤)
□「橋本國彦の作品と演奏記録」9(木村喬)
10国民歌の作・編曲と審査
(1)満州事変期(2)日中戦争期
(3)太平洋戦争期
□「ジャズSPレコードのマイナーレーベル」3(前田守一)
ジャズ・ディスク、ジャズ・リミテッド、
ジョリー・ロジャー、カッパ、ケム、
ニッカー・ポッカー、レノックス、ライトハウス、
ロンドン・ジャズ、マース、メアリー・ハワード、
メルローズ、メンフィス、メトロノーム、ナショナル、
ニューオーリンズ、ニューオーリンズ・オリジナル、
パシフィック、パラドックス、プレミアム、
キュー・ティー、クイーン。
□{聴きくらべシリーズ}14
アルゼンチン以外の国の楽団が演奏した
「ラ・クムパルシータ」~1(上村要)
ザ・カステリアンズ(コロムビア盤)
同(デッカ盤)、ヘラルドス・ガウチョ・タンゴ・オーケストラ、ハリー・ロイ・オーケストラ、ハル・ケムプ・オーケストラ、ラニー・マッキータイア・ハワイオンズ。
□「新編 邦楽まわり舞台」(6)
新内「蘭蝶」「明鳥」
◇「新内」とは ◇新内流しとは
◇新内節 ◇ステレオ・LPの解説
◇新内節代表曲としての「蘭蝶」
≪寄稿≫
◎私にとってのレコードとは(相原了)
オーパス蔵十周年を迎えて
復刻の対象 LPも復刻大賞?
復刻音の考え方
◎藤原義江とトスカ(石川秀)
◎本の消えゆく日(小林俊矢)
≪資料再見≫
▼フランス音楽文化愛好会会報 No.025
オーパス蔵のティボー復刻CDについて
同CD解説書よりクラシック音楽界の現状論
▼藤原義江記念館友の会会報2010-4Vol.018
▽「われらのテナー」表紙写真<「トスカ」場面>
▽写真提供者・斎藤好子さん所蔵の写真資料
▼宮崎道雄会会報第二〇四號(平成21年5月)
宮崎道雄のレコードについて
ルネ・シュメーとの≪春の海≫を中心に(クリストファ・N・野澤)
▼全国なつメロ愛好会会報
第212号(22年5月)、第213(22年8月)
「なつメロ」呼称改変報告
戦時歌謡についての考察(柴田吉之)
演歌は民族の心 前・後篇(片岡正彦)
軍歌を歌い継ぐ会と私(野口健)
▼吉川英史著「邦楽への招待」
邦楽の発達と変遷
元禄期前後、宝暦期前後、文化・文政期
幕末期、明治期、大正・昭和期の各概観
各期の名曲鑑賞
▼吉川英史著「邦楽鑑賞」
参考レコード目録(SP「邦楽名曲決定盤」)
≪編集後記≫
目次
≪掲示板≫
◆一〇〇語記念企画『総合目録』公刊成就
◆一〇〇号記念の寄稿募集
◆一〇〇号後について
≪読者サロン≫
平成22年10月11日より2月10日までの着信
※着信順ではなくテーマ別に掲載
▼最終号の名簿の記事にするために姓名のみを掲載させて頂いた方々
▼この記事は・・・ ▼SPコンサート
▼いよいよ一〇〇号!
≪特集≫
■[これからのSPレコード]7
CDに変身して洋の東西を問わず“昔の芸”を“今の耳に伝える”
変身三様
●「ヨハン・シュトラウス・コレクション」
私のコレクション(長真弓)
●「ハタノ・オーケストラとその時代」
ハタノ・オーケストラから始まった
日本のジャズ・ポピュラー音楽(瀬川昌久)
●「六代目尾上菊五郎 歌舞伎名場面集」
尾上菊五郎のSP、CD化成る(清水英雄)
■「21世紀の蓄音機」
1待望の1号器 HOTOGY 95
2伝承成る(本間英一(石巻市))
3展示のスターになる「民音音楽博物館だより」No.10,15
4再認識が進む
(その1)俯瞰的再認識
フリー百科事典『ウィキペディア』
『蓄音機』<最終更新 2010年11月28日>
(その2)科学的再認識
東京大学先端科学技術研究センター
村岡輝雄『SPレコードの技術』
≪連載≫
□「橋本國彦の作品と演奏記録」10(木村喬)
11紀元二千六百年奉祝曲の作曲とヴェレッシュの『交響曲』の指揮
(1)紀元二千六百年奉祝行事と『交響曲二調』の作曲
(2)ヨーロッパ5箇国からの奉祝曲
(3)奉祝曲発表演奏会
(4)紀元二千六百年奉祝曲総覧
12満洲演奏旅行
(1)「満洲大行進曲」の作曲
(2)満州演奏旅行
(3)満洲演奏旅行後の活動
□{聴きくらべシリーズ}15
アルゼンチン以外の国の楽団が演奏した
「ラ・クムパルシータ」~2(上村要)
「ティト・スキーパ」 「アダルベルト・ルッターのダンス・オーケストラ」
「ザビアー・クガートのオーケストラ、歌ダイナ・ショア」 「桜井潔とその楽団、歌柴田陸陸」 「長内端とその楽団、ギター伊東翁介」 「アコーディオン独奏小泉幸雄 バイオリン吉野章、ギター吉田末雄
※前田守一「ジャズSPレコードのマイナーレーベル」4
≪寄稿≫
◎『提琴友情』松本善三氏長逝(金尾一郎(三原市))
◎SPリコード誌を読んで思ったこと(吉田美雪(小樽市))
◎アサヒ蓄音器の「センター・レコード」一覧(田辺治久(名古屋市))
◎カラー写真(B5版×6)レポート
音楽はオールWEに徹しSPコンサートは自費を補って継続(渡邊守(長野市))
◎OUDIO PARK
第158回 SPレコード・コンサート
「ヒット曲で綴るアーティ・ショウの世界」(柳澤安信(松戸市))
「映像で見るアーティ・ショウの素顔」(松村歩(府中市))
≪資料再見≫
▽全国なつメロ愛好会会報 第214号(22年11月)
白秋生誕五十年(昭和十年)記念歌曲の夕べ(柴田吉之)
「マホロバ」の丘になつメロ響く
第四十九回全国大会総括(伊藤正康)
≪インター・ホン≫
◇あおげば尊し 米に原曲
一橋大名誉教授が発見
<昭和23年1月24日朝日新聞>
≪編集後記≫
溢々篇
●電子メール※増頁の背景を示唆するものとして掲載
歴史的音盤アーカイブ推進協議会
「SPレコード」誌まもなく100号(麻野勉)
≪特集≫
■耕論「SPレコード」~100号を機に
<横書>『ウィキペディア』の「SPレコード」
<縦書>右の記述に対する耕論
■「SPレコード」の語源は不透明
■SPレコードの標準回転数
追記・主原料の混合物について(前田守一)
■本物のアコースティックの音(小林俊矢)
■拠点は国立国会図書館SPレコードの保存・公開
■承前・「これからのSPレコード」8
[3]インターネットで聴ける
これらの歴史的音源で伝統音楽や名演説に親しめるインターネット公開分一覧
≪資料再見≫
▽月刊「本の街」連載<神田アーカイブ>
レコード屋のおかみさん65年 レコード社社長 伊東冨士子
▽二〇一〇年二月一二日付日本経済新聞
音楽と作家の真剣勝負
オーディオを愛し心で聴いた五味康祐先生の思い出(原田勲)
▽フランス音楽文化愛好会会報第26号
クラシックの音楽・レコード案内の名著(村上和男)
▽東京・三光堂発行「曽乃飛と婦し(そのひとふし)」
日本初のrケオード・ガイドブック?
「日本レコード文化史」第三章
蓄音機業創設の第一人者 松本武一郎・三光堂
▽全国なつメロ愛好会会報通算216号
空前絶後の大作「総合目録」刊行
相模灘エレジー(神谷宗克)
≪寄稿≫
▽AUDIO PARK SPCONCERT(23・1・12)
160回を祝して多彩な持寄り音楽会(寺田繁)
▽ブエノスアイレスの思い出
遙かなタンゴの都に旅して(弓田綾子)
▽パッとできた“シューベルト”
和菓子老舗 芭蕉庵主(白神孝男)
▽紀元2600年の思い出(クリストファ・N・野澤)
▽SPレコードコンサートの開催目的と会場写真(渡邊守)
▽本の消えゆく日 古書麗文堂書店(小林俊矢)
≪読者サロン&インターホン≫
◇明倫レコード倶楽部
今年度のプログラム
レコードに秘められた音楽の世界へ(亀村正章)
「引幕」の辞(ことば)に代えて
奇跡?音楽同人誌
読者一人ひとりがオーナーの『SPレコード』
○存在意義を再認識
○国立国会図書館から督促
○奇跡に近い?
○蘊蓄の執筆を
≪編集後記≫
※「溢」イツ
[字義]
・あふれる。水がわきあがってあふれること。こぼれる。
・みちる。いっぱいになる。
・すぎる。度をこす。
・春秋戦国時代の量をはかる単位。
片手に盛った量。一掬(約〇.二リットルの二分の一)。角川漢和中辞典