雑誌コクリツ レキシ ミンゾク ハクブツカン ケンキュウ ホウコク
160003429
国立歴史民俗博物館研究報告 第174集
サブタイトル
共同研究・兆・応・禁・呪の民族誌
著者名
国立歴史民俗博物館 編者/常光 徹 編者
出版者
国立歴史民俗博物館
出版年月
2012年(平成24年)3月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
317p
NDC(分類)
069
請求記号
069/Ko49
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次
[共同研究]兆・応・禁・呪の民俗誌
共同研究の目的と経過(常光徹)
火車の誕生(勝田至)
枕団子と死者の想い(山田慎也)
秘術の公開……江戸時代の手品本に見られるまじないについて(横山泰子)
夢とまじない(花部英雄)
衣裳を通した災悪防除の思想の比較……奄美のノロ神装束とラオス北部の民族衣装の意匠を中心に(川野和昭)
サムハラ信仰についての研究……怪我除けから弾丸除けへの変容(渡邉一弘)
琉球弧における船と樹霊信仰(松尾恒一)
目のフォーウロア……兆・応・禁・呪のひとつの基盤(小池淳一)
皮膚の病と境界の神……日本「賤民」史研究への一階梯(鯨井千佐登)
流行病と予言獣(常光徹)
俗信と「文明開化」……明治初年代から一〇年代にかけて(荻野夏木)
動植物をめぐる俗信とことわざと俳諧(篠原徹)
湯立神楽の意味と機能……遠山霜月祭の考察(鈴木正崇)
[研究ノート]
「真覚寺日記」にみる疫病と呪術(梅野光興)
漁師の呪術観……宮城県気仙沼市小々汐、尾形栄七翁の伝承)(川島秀一)
「幸福の手紙」についての一考察(丸山泰明)
▶表紙図版=「流行独判断」明治20年[本館蔵]・神意を判断する「こつくりさん」の占いあそび。