記録と史料 第14号-第18号(平成16年~20年)
第14号(2004年3月31日発行)
■研究
歴史的公文書の非公開をめぐって—個人情報を中心に—(草加市役所 伊藤然)
市町村合併の時代における行政文書のゆくえ—秋田県横手市と旧町村の事例—(横手市総務部市史編さん・文化振興室 高橋純)
■国際会議関係報告及び資料
第36回ICA 円卓会議の報告要旨とその背景—解題に代えて—(秋田県立公文書館 柴田知彰)
フランスのメデイアにおけるアーカイブという言葉の使用に関する比較(マリアンヌ・シャビン[訳:全史料協総務委員会])
行政当局者のアーカイブに対する認識の一例:エチオピア(アハメド・アデム[訳:全史料協総務委員会])
前抑圧体制の犠牲者による要求(アナ・マリア・セクビニ・ド・ダロ[訳:全史料協総務委員会])
アーカイブおよび記録への意識を高める方法:意思決定者の間での展開(モンセフ・ファクファク[訳:全史料協総務委員会])
インアーネット・ベースのアーカイブ検索ツールがアーカイブの利用及び利用者に与える影響(エリザベス・ヤケル[訳:全史料協総務委員会])
■アーキビストの眼
文書館像は変化したか(松本市文書館 福嶋紀子)
第29回全史料協全国大会に参加して—これからの全史料協を考える—(防衛庁防衛研究所 上岡克彦)
■アーカイブス・ネットワーク
「市町村合併と行政文書の保存」学習集会の開催(愛知県歴史文化博物館 別宮博明)
小矢部市総務課公文書史料室の設置経緯について(小矢部市総務部総務課公文書史料室 出合純子)
武藏野市の歴史資料館構想について(武藏野市企画政策室企画調整課歴史資料館開設準備担当(徳中毅成)
「横河アーカイブス」設立の経緯について(横河電機㈱横河アーカイブス 槙島京子)
■書評と紹介
中馬清福著『密約外交』(執筆者:伊藤然)
ジョン・H・アーノルド著『1冊でわかる 歴史』(執筆者:伊藤然)
荒井宏子・河野純一・高橋則英・吉田成著『写真資料の保存』(執筆者:岡田泰吉)
エドワード・P・アドコック編『IFLA図書館資料の予約的保存対策の原則』(執筆者:新井浩文)
荻野昌宏編『文化遺産の社会学—ルーブル美術舘から原爆ドームまで—』(執筆者:藤吉圭二)
越佐歴史資料調査会編『地域と歩む史料保存活動』(執筆者:柚山俊夫)
文書館問題研究会・横浜開港資料館編『歴史資料の保存と公開』(執筆者:清水邦俊)
小川千代子・高橋実・大西愛編著『アーカイブ事典』(執筆者:中谷正克)
■会員刊行物情報
■全史料協この一年
■全史料協会則
第15号(2005年10月25日発行)
■研究
小特集:コンピュータ技術によるアーカイブズの情報への接近
blogを用いたアーカイブズ関連情報の共有と組織化(慶應
義塾大学大学院 坂口貴弘)
アーカイブズの電子的検索手段の構築・表現(国文学研究資料館アーカイブズ研究系 五島敏芳/慶應義塾大学文学部 丸島和洋/国文学研究資料館アーカイブ研究系 戸森麻衣子/
駿河台大学文化情報学部 村越一哲/駿河台大学文化情報学部 岩熊史朗)
XMLを利用した記録史料ディジタル画像閲覧用GUIの設計(慶應義塾大学 馬場幸栄)
■国際会議関係報告及び資料
2002年EASTICAセミナー
「地域のア-カイブズの直面する法的問題と課題」とLCA 法制委員会報告について(和歌山県立文書館 藤 隆宏)
「電子的環境下における真正性についての問題」[要約]
(第14期総務委員会委員 和歌山県立文書館 藤 隆宏)
Some problems of Authenicity in an Electronic Enviromant(スイス バーゼル市文書館 Josef Zwicker)
■アーキビストの眼
内閣府『公文書等の適切な管理、保存及び利用に関する懇談会報告書』を読んで(前北海道教育大学 鈴江英一)
■アーカイブズ・ネットワーク—北から南から—
「千葉県文書館フェア」の開催(千葉県文書館 鈴木律子)
埼史協30周年記念事業の開催について(埼玉県立文書館 武井尚)
熊本市歴史文書資料室の開設まで(熊本市総務局総務部総務課 一木和世)
岐阜女子大学におけるデジタル・アーキビストの養成について(岐阜女子大学 谷口知司)
災害と資料保存活動の課題—新潟県中越大地震を中心に—(新潟市歴史博物館 長谷川伸)
■書評と紹介
三木理史著『近・現代 交通史調査ハンドブック』(執筆者:在間宣久)全史料協史料保存委員会編『データにみる市町村合併と公文書保存』(執筆者:相京眞澄)小川千代子著『電子記録のアーカイビング』(執筆者:相京眞澄)油井宏子著『古文書はこんなに面白い』(執筆者:相京眞澄)
■資料ふぁいる
新潟県歴史資料保存活用連絡協議会「市町村合併に伴う公文書保存のためのガイドライン」(新潟県立文書館 中川浩宣)
■会員刊行物情報
■全史料協この一年
(1)役員会・各委員会活動報告
(2)関東部会事業報告
(3)近畿部会事業報告
■全史料協会則
全史料協へのおさそい・購読のご案内・投稿のお願い・編集後記
第16号(2006年3月31日発行)
■研究
史料目録の目的と構成内容—滋賀県下の史料目録作成の事例を中心に—(滋賀県安土城郭調査研究所 松下浩)
全史料協山口大会「全史料協の30年—新しい文書館像を求めて—」が提起したもの(松本市文書館 福嶋紀子)
■アーキビストの眼
古文書の調査・保存と木村礎先生—神奈川県史の編さんから公文書館への過程で—(元神奈川県立公文書館 小松郁夫) 一初学者のアーカイブズ学への視点—国文学研究資料館史料館編『アーカイブズの科学』[上・下を読んで—(中央大学大学院 清水善仁)
■アーカイブズ・ネットワーク—北から南から—
寒川文書館の開設にむけて(寒川町企画課町史編さん担当 高木秀彰)
≪デジタル「アーカイブズ・ネットワーク」≫
「国立公文書館デジタルアーカイブ」のご紹介(国立公文書館 八日市谷哲生)
岡山県立記録資料館のホームページと資料検索システムについて(岡山県立記録資料館 横山定)
デジタルアーカイブ・システムの開発について(インフォコム株式会社 岩杉大輔)
■書評と紹介
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会編『日本のアーカイブズ論』(執筆者:飯島渉)/原田正純・花田昌宣編『水俣学研究序説』(執筆者:藤吉圭二)/全国大学史資料協議会編『日本の大学アーカイブズ』(執筆者:西山伸)
■資料ふぁいる
埼玉県における自治体の文書保存の取り組み状況について(所沢市教育委員会 木村立彦)
■会員刊行物情報
■全史料協会則
全史料協へのおさそい・投稿のお願い・編集後記
第17号(2007年3月30日発行)
■研究
郡役所文書の構造と特質(前国文学研究資料館 丑木幸男)
インターネット上の情報発信ツールの検討:「日本のアーキビスト」を例として(文教大学湘南図書館 小林年春)
■国際会議関係報告
第2回アジア太平洋アーカイブズ学教育学国際会議[2nd
APCAE]「電子時代におけるアーカイブズ学研究とアーカイブズ学教育」
会議概要(人間文化研究機構国文学研究資料館アーカイブ研究系 安藤正人)
専門セミナー参加記((財)渋沢栄一記念財団実業史研究情報センター 松崎裕子)
公開講演会「記録の未来」に参加して(京都大学大学文書館 清水善仁)
2nd APCAEを傍聴して垣間見た世界のアーカイブズ学界の潮流(学習院大学大学院 塚田治郎)
会議総括(学習院大学文学部 高埜利彦)
■アーカイブズ・ネットワーク
上越市史編さん事業から公文書館準備室へ(上越市公文書館準備室 山本幸俊)
■書評と紹介
企業史料協議会編『企業史料協議会20年史』(執筆者:松崎裕子)38P/デジタルアーカイブ推進協議会編『デジタルアーカイブズ白書2005』(執筆者:藤吉圭二)41P/記録管理学会・日本アーカイブズ学会編『入門・アーカイブズの世界』(執筆者:倉田綾子)44P
■世界の窓
韓国のアーカイブズ事情—専門要員の養成及び配置を中心に—(韓国国家記録院 李炅龍)
■資料ふぁいる
全史料協第31回[福井]大会研修会の記録
■全史料協この一年
■全史料協会則・全史料協へのお誘い・投稿のお願い・編集後記
第18号(2008年3月31日発行)
■研究
日本におけるアーカイブズのオンライン総合目録構築にむけて(国文学研究資料館 五島敏芳)
■特集1:ICA/SPA京都会議—概要と意義、参加記—
ICA/SPA運営委員会全史料協交流レセプション—開催実行委員会の報告—(広島県立文書館 数野文明)
ICA/SPAとの交流レセプション参加記(和歌山県立文書館 藤隆宏)
ICA/SPA交流レセプションに参加して:メキシコのアーカイブズと公文書管理(日本貿易振興機構アジア経済研究所図書館 村井友子)
2007年ICA/SPA運営委員会・全史料協交流レセプションに参加して(元愛知県公文書館 野村晃子)
■特集2:シンポジウム 未来への遺産—重要文化財「京都行政文書」の保存と活用—
シンポジウムの概要と意義—科研費研究の紹介も含めて—(京都府立総合資料館 福島幸宏)
シンポジウム参加記(秋田県公文書館 柴田知彰)
近現代史研究と近代行政文書の公開方法の課題—文書館への期待と要望—(島根大学 竹永三男)
■世界の窓
わたしと米国公文書館(ジャーナリスト[作家]青木冨貴子
■アーカイブズ・ネットワーク—南から北から—
市民運動の結実—小山市文書館の開館—(小山市文書館 平田輝明)
磐田市歴史文書館の開館について(磐田市教育委員会 佐藤喜好)
分子科学研究所・史料編纂室の現状—3年目を迎えて—(分子科学研究所 木村克美)
核融合科学研究所核融合アーカイブ室(核融合科学研究所 木村一枝)
地方史研究協議会シンポジウム「歴史資料保存利用運動のなかの公文書法—その理念と現実—」(千葉県文書館 平野明夫)
■書評と紹介
小川千代子+阿部純、大川内隆朗・鈴木香織・研谷紀夫/著『アーカイブを学ぶ—東京大学大学院講義録「アーカイブの世界」—』(東京大学大学院学際情報学府博士課程 加藤James)
髙山正也/編『公文書ルネッサンス—新たな公文書館像を求めて—』(泉佐野市教育委員会図書歴史課 宮田克成)
木下敏之/著『日本を二流IT国家にしないための十四ヵ条』(高野山大学 藤吉圭二)
鈴江英一/編著『開拓使文書の森へ—近代史料の発生、様式、機能—』(釧路短期大学 佐藤宥紹)
■資料ふぁいる
全史料協第33回[茨城]大会・研修会の記録
■会員刊行物情報
■全史料協この一年
■全史料協会則
■投稿規定、執筆要領