改造　第４巻第９号（大正１１年９月）

改造　九月增大號　目次
人生答辯（卷頭言）
私の主意主義の意味（西田幾多郞）
宗敎の獨自的絶對性より普遍的絶對性へ（石原純）
新經濟政策治下の勞農露國（片山潜）
勞働反對（室伏高信）
農村法律問題（末弘嚴太郞）
現代哲學思潮（矢崎美盛）
英國に於けるギルド運動（コール）
The　Guild　Movement　in　Great　Britain（G．D．H．Cole）
マルクス傳の一資料（小泉信三）
勞農露國の文化政策と其施設（昇曙夢）
失はれんとする一朝鮮建築の爲に（柳宗悅）
赤い旗の下に（エロシエンコ）
片山氏に叱られ記（汗出ぬ助）
大文字のともる夜（近松秋江）
美しき姉を求めて（富永カンデンスキー）
お化を見た話（大杉榮）
ダダイズムと表現派と印象派
ダダダの話（辻潤）
表現主義の精神（村田良策）
印象主義の概念について（渡邊吉次）
監獄部屋批判
監獄部屋の文化（山川均）
監獄部屋の眞相（會山義彦）
監獄部屋の話（宮島資夫）
監獄部屋の感想（津田正夫）
監獄部屋問題批判（荒畑寒村）
時評
何を緊縮する（福田德三）
歐洲の經濟者會は何時に爲つて復興するか物價問題解決の難易（堀江歸一）
創作
不逞鮮人（中西伊之助）
歪められたボテ鬘（武林無想庵）
暗夜行路（志賀直哉）
お富の貞操（芥川龍之介）
戯曲　指鬘?起（山本有三）
エスペラント講座（小坂狷二）