改造 第3巻第1号(大正10年1月)
改造 新年號 目次
濟世の誠意救國の功利(卷頭言)
愛國心の功過(バートランド・ラツセル)
苦悶の象徴(文學博士・厨川白村)
現代社會の階級分折(文學博士・米田庄太郞)
日本の經濟生活を改造する道(法學博士・堀江歸一)
農業の社會主義化(法學博士・河田嗣郞)
小工業と社會主義(小泉信三)
ラツセル評傳(室伏高信)
中産階級滅亡論(山川均)
列國社會運動家及革命家評傳
日本社會運動の人々(堺利彦)
英國社會運動の中心人物(加田忠臣)
米國の勞働首領(鈴木文治)
ソヴエツト・ロシヤの指導者(室伏高信)
革命渦中の婦人(山川菊榮)
佛蘭西者會運動の人々(石川三四郞)
獨逸革命の中心人物(逸名氏)
伊國左傾運動の諸將(新居格)
米國職業野球團對早慶野球批判 大關力士と學生力士(前早大投手・飛田穗洲)
水際立つたプレー(早大選手・高松靜夫)
商賣人チームに對する感想(慶大選手・小野三千磨)
米國選手の見たる早慶の實力(時事新報運動記者・金子淸吉)
新思想家の見たる東京市の根本的改造と某最適任の市長候補(堺利彦/山川均/長谷川如是閑/高畠素之/室伏高信/沖野岩三郞/上司古劒/昇曙夢/正宗白鳥/大庭柯公/與謝野晶子/大島正德/上田貞次郞/渡邊鐵藏/内田魯庵/北澤新次郞)
自己の要求(有島武郞)
顏の歴史(賀川豐彦)
ロシヤの都會生活と都會藝術(昇曙夢)
新國民主義(吉江孤雁)
ウエルズのロシア訪問記
(社會講談)
□一休和尚(堺利彦)
□郡兵衛の脱送(白柳秀湖)
(新年號創作附録)
□小説 暗夜行路(長篇)(志賀直哉)
□小説 或る學者の妻(正宗白鳥)
□戯曲 ある一組(野上彌生子)
□戯曲 一日の素盞鳴尊(武者小路實篤)
□小説 球根(吉村冬彦)
□戯曲 或る富豪の夢(坪内逍遙)
□小説 潮風(長篇)(里見弴)
□小説 黄五娘(佐藤春夫)
□小説 秋山圖(芥川龍之介)