改造　第１巻第２号（大正８年５月）

改造第二號目次
社論　嚴肅なる正治を要求す
朝鮮統治方針を更新せよ
英米の帝國主義を破れ
世界改造の哲學的基礎（文學博士・桑木嚴翼）
平等觀を以て新社會を造れ（法學博士・神戸正雄）
經濟生活の改造と勞働力の活用（法學博士・河津暹）
未來の航空を論じて日本の現状に及ぶ（工學博士・濱部源次郞）
デモクラシーの經濟的基礎（山川均）
欲望を出發點として人生問題の解釋（帝大敎授・木村泰賢）
社會の改造と婦人の文化的敎養（本間久雄）
社會問題批判
純益分配制度の確立（早大敎授・安部磯雄）
多數の家族を有する勞働者に對する特別手當給與制度（法學博士・矢作榮藏）
逍遙遊（法學博士・和田垣謙三）
近代的に改造されし角觝（栗島挾衣）
椿と馬醉木（若山牧水）
春の旅（成瀬無極）
田中純氏の處女作「五月の朝」を選みて
五月の朝に就て（久保田萬太郞）
決定するまで（河竹繁俊）
素人臭い所に面白味が（里見弴）
劇場側として（宇野四郞）
咬豆茶話
地方長官番附
文藝漫?
俳句(東洋城）
世界思潮
改造日誌
（創作）
戯曲　五月の朝（田中純）
奧瀬の萬年筆（廣津和郞）
漫畫の世の中（岡本一平）