雑誌マル 160003084

丸 〔第9巻 第13号〕 =  第106号(昭和31年12月)

サブタイトル
海軍戦記決定版
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1956年(昭和31年)12月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
248p
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/9-13
保管場所
閉架雑誌
内容注記
表紙・背表紙印字ミス「海軍戦記決定版」→目次・内容共「大陸軍戦史」
和書
目次

丸 臨時増刊 大陸軍戦史 目次
表紙・文字(福井孝) カット(斎藤博之)
グラビア 山行かば草むす屍
日支事件勃発の真相
謎に包まれた芦溝橋事件(当時支那駐屯歩兵第一?隊長元陸軍中将・牟田口廉也)
当時の一?隊長によつて初めて公表された大東亜戦争の導火線芦溝橋事件の真相!
支那大陸に戦った日本の陸軍
南京の虐殺は確かに行われたか(当時支那派遣軍総司令官・元元師陸軍大将・畑俊六)
世界を衝動させた南京の虐殺について当時の支那派遣軍総司令官が綴る真相秘録!
上海事変日支軍の激突
金沢師団血染めの奮戦(当時第九師団長・元陸軍大将・植田謙吉)
後方に友軍の督戦隊を控えて手負獅子の如く猛る支軍を殲滅した第九師団の奮戦!
広島師団・仏印進駐の真相
ドンダン・ランソン攻撃肉弾戦(当時第五師団長・元陸軍中将・中村明人)
平和進駐か武力進駐かを廻っていまだ真相をつきとめえぬ奇怪な仏印進駐の真相!
第十一師団、羅店鎮の血戦
上海附近の敵殲滅戦(当時第十一師団長・元陸軍中将・山室宗武)
一日約百名の死傷者を出しながら、羅店鎮から蕪錫まで、破竹の如き敵殲滅戦記!
マレー作戦の第十八(北九州)師団
極東の牙城脆くも敗れたり(当時第十八師団長・元陸軍中将・牟田口廉也)
電雷の如くマレーを席捲、わずか六十日の戦闘で成ったシンガポール攻略戦秘話!
第十(姫路)師団勇戦記
台児荘攻略戦の真相(当時第十師団長・元陸軍中将・磯谷廉介)
果しない泥濘の中で苦闘した姫路師団―全滅?と報じられた台児荘攻略の真相!
歩兵第五十八?隊(新潟)・第五十四師団(姫路)奮戦記
インパール・アラカン作戦秘話(当時第五十四師団長・元陸軍中将・宮崎繁三郎)
折からの雨季にアラカン山中に立籠って次々と斃れた悲運のインパール作戦秘話!
支那大陸の作戦に拾う
日本陸軍はいかに強かったか(当時支那派遣軍総司令官・元陸軍大将(岡村寧次)
数十倍の敵と戦いながら、よく日本陸軍の真価を発揮し得たものは何であったか?
元関東軍参謀が初めて綴る血戦記
ノモンハン亊件の真相(当時関東軍参謀・元陸軍大佐・服部卓四郎)
広漠たるハルハ河畔の草原に展開された戦車対歩、砲兵の激闘を伝える真相秘録!
第三十三師団ビルマ進攻作戦の全貌
ビルマの白虎隊(当時第三十三師団長・元陸軍中将・桜井省三)
白虎の標識をつけ人跡未踏の山岳を越え潰走する英印軍を追撃する昭和の白虎隊!
玉砕と饑餓の濠北
苦闘のニューギニア作戦(当時第二軍司令官・元陸軍中将・豊島房太郎)
制空制海権ともになき濠北の地に饑餓と玉砕とが相つぐ血みどろの、苦闘の日々!
第一師団(東京)かく戦えり
レイテ島リモン附近五十日間の激闘(当時第一師団長・元陸軍中将・片岡董)
レイテ決戦場へ駈せ参じた将兵の殆んどが傷つき斃れた第一師団五十日間の激闘!
第十一軍(中支)の撤退作戦
日本陸軍の真価を示した第十三師団(当時第十一軍司令官・元陸軍中将・笠原幸雄)
戦には敗れたが日本の伝統はいまだ消えない、我々は自信を持ち伝統を信じよう!
マニラ東方拠点の振武集団
比島攻防戦末期の死闘(当時第四十一軍司令官・元陸軍中将・横山静雄)
中央部の作戦の失敗を身に受け、末期の比島に黙々と奮戦した第四十一軍の記録!
わたしの転戦記
京漢作戦と本土(四国)決戦準備(当時第十五方面軍司令官・元陸軍中将・内山英太郎)
背水の陣をもって挑んだ宜昌の戦から本土防衛までの第十三師団阿修羅の転戦記!
郷土部隊と混成部隊の相違
日本の陸軍(元陸軍大臣・陸軍大将・下村定)
師団の伝統というものは時代と共に人と共に様々に変貌してゆくものであろうか?
満洲事変顛末記
統師権の帰一
北清事変の内幕・義和団の叛乱
長槍刀をふりかざして抵抗してくる義和団これは文字通り血で血を洗う肉薄戦!
日本陸軍兵力のうつり変り
日露戦爭の全貌
★鴨緑江の会戦【敵前における渡河攻撃】
九連城の争奪を賭けて砲声殷々と山河にこだまし雨中に展開する悲壮雄大の渡河戦!
★南山・得利寺の戦闘【野戦陣地攻撃戦・山地内の遭遇】
雷鳴とどろき凄愴の気みなぎる南山、要塞得利寺に戦った孤立無援のわが軍の奮戦!
★柝木城の野戦陣地攻撃戦【鬼神も哭く山地攻撃戦】
炎暑と渇と弾薬の欠乏に死傷続出するも屈せず、遂に敵を潰走せしめた肉弾突撃戦!
★遼陽城頭夜は更けて【堅固な野戦陣地への肉弾戦】
夜襲をかけ孤立の状態に陥り遂に壮烈な戦死を遂げた軍神橘中佐獅子奮迅の肉弾戦!
★沙河会戦の全貌【彼我の大軍遭遇】
降りしきる雪をついて軍旗焼却を決意したわが精悦必死の反撃成った沙河の攻略戦!
★旅順要塞攻城戦【屍の山二〇三高地争奪戦】
肉弾につぐ肉弾、屍山血河、まさに目をおおわしむる日露戦争中最大の血戦様相!
★渾河の氷上を越えて【露軍の牙城奉天攻略戦】
大山総司令官の必勝の策の下に屍を乗り越えて進む疾風の如きわが軍の接近突撃戦!
欧洲最大の大陸軍国ロシヤ軍との激突
各師団強弱番付表
どの師団が善戦したか(元陸軍省詰記者・現河北新報社友・岡田益吉)
師団の中にも、攻めるに強い師団も、守るに強い師団もあるが、これはその番付表!
日本軍勝利の記録
日清戦役の激闘
山川草木転荒涼」と嘆ぜしめた金州城、雪の遼河平原を紅に染めた壮絶の攻防戦!
軍旗の誕生から終焉まで
軍旗の栄光と受難の戦史
つねに各?隊とともに戦い、その栄光と受難につつまれた陸軍の象徴、軍旗の戦史!
陸軍と共に歩んだ半生を顧みて
日本陸軍興亡の二十余年(元陸軍大臣・陸軍大将・荒木貞夫)
かつて陸軍の重鎮たりし筆者が、卓越した識見をもって語る、真説日本陸軍興亡史!
九死に一生を得た軍旗物語
軍旗奇蹟の生還
太平洋の島々で焼却された軍旗―敵手に落ちたと思われた軍旗の奇蹟的な生還記!
最後の在ビルマ日本軍撤退作戦
敵中突破行(当時第二十八軍(策)参謀長・元陸軍少将・岩畔豪雄)
泥寧と飢餓に喘ぎながらインパール戦線の敵中突破に成功した策集団敵中突破の詞!
綴込附録 ノモンハン事件 ソ?軍戦車殲滅戦記 ノロ高地(当時の砲兵中隊長・草葉栄)
夥しい彼我の血潮をハルハ河に注がしめた二カ月間にわたる大規模、惨烈、鬼神を哭かしむべき近代戦ノモンハン事件の体験記!
日露戦争における両軍兵力の比較
第六師団に与えられたほまれの感状
芦溝橋事件は中国共産党の策謀
昭和二年および同三年支那事変
日本陸軍最初の空中戦
クーロー中佐の四房山夜襲
日本陸軍の全容〔一〕
日本陸軍の全容〔二〕
「喇叺のひびき」
建軍の功労者
日本軍初の外征
辻参謀の活躍
日露戦争経過一覧
陸軍兵力変遷概見表