雑誌マル エキストラバン 160003083

丸 エキストラ版 第63集(昭和54年2月)

サブタイトル
陸海空決戦記
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1979年(昭和54年)2月
大きさ(縦×横)cm
×
ページ
272p
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/63
保管場所
閉架雑誌
内容注記
和書
目次

丸(MARU) エキストラ版 第六十三集 新春二月号
ゴールデン特集/陸海空決戦記
丸はだか部隊ソロモン陸戦記(元第三十八師団東海林部隊・陸軍伍長・田中保親)
長い密林の進撃に終止符をうち、ついに総攻撃の日を迎えた第三十八師団を待ちうける苛酷な運命!
中攻隊不死身の帰還(元一〇一航空戦隊参謀・海軍少佐・高橋勝作)
はからずも敵戦闘機に遭遇その16機を撃墜したが、われも血ぬれて帰投する阿修羅のごとき中攻隊!
ハワイ上空激闘の四十五分間(元蒼龍艦攻隊先任操縦員・海軍中尉・大多和達也)
太平洋戦争開戦の劈頭、真珠湾奇襲攻撃にみせた世界最強の母艦屋パイロットのみごとなるド根性!
海上護衛航空隊の活躍(元海上護衛航空隊参謀。海軍中佐・渡辺太助)
何千何万の命となけなしの物資を運ぶ輸送船団を護衛して対潜作戦に活躍した海上護衛航空隊秘話!
さらば満州くたばれ帝国(浜松市動物園獣医・内山俊英)
その名も高き関東軍はヌケガラだった。侵入したシ連軍の前に脆くも崩れ去った帝国陸軍の断末魔!
グラビア
未発表写真/転戦四五〇日、赤道直下の第三航空隊
広大なる山野に日本軍奮戦す
艦艇ズーム・アップシリーズ/航空母艦「赤城」「加賀」
カラー口絵
戦艦大和
マーキングシリーズ⑦ドイツ空軍戦闘機隊
青い目を仰天させた恐怖の航空艦隊(艦艇研究家・木村信一郎)
ふきすさぶ鋼鉄のあらしと共に太平洋上に君臨した〝南雲機動部隊〟のかがやかしき航跡を追って!
陸の猛鷲ビルマの空に泣く(当時加藤隼戦闘隊中隊長・元陸軍少佐・黒江保彦)
昭和十八年初頭、ようやく本格的な反攻を開始した東部インド英空軍を相手に奮戦する「隼」戦闘隊!
私は沖縄防衛軍の最後を目撃した(元陸軍報道班員・野村勇三)
今は最後のとりでとなったマブニの地下司令部で二将軍と別れの会見をした記者がつづる涙と怒り!
アメリカ本土攻撃作戦の全貌(戦史研究家・木俣慈郎)
すでに本土を焼土と化された日本軍が、おくればせながら立案した「米本土攻撃」の恐るべきプラン!
かいぐん土工部隊ふんせん記(元第二〇七設営隊員・藤沢栄吉)
シャベルとツルハシだけを武器として突撃を敢行したサイパン島設営隊員が回想する悲惨なる日々!
愛機の抱く一本の魚雷ゆえに(元海軍飛行兵曹長・織戸豊二)
亡き戦友の遺影を抱いて、復讐の鬼と化した攻撃隊長が数少ない一式陸攻を率いて敢行した雷撃行!
にっぽん水上機隊南へ飛ぶ(当時海軍少尉・小川次雄)
生ける屍の将兵数千が待つガ島救出作戦に参加した三機の零水偵は激闘の末救出部隊を守りぬいた!
或る悲しきものの伝説(当時陸軍一等兵・伊藤光勝)
来襲する超空の要塞B29の大編隊におびえきる北九州の陣地に布陣した老兵士が告白する大戦秘話!
カラーセクション
あゝ海兵団(最終回)(槇幸)
=第二次大戦機マーキング・シリーズ=ドイツ空軍戦闘機隊(その7)(秋本実)
悲劇は七つの誤算からはじまった(関口英男)
☆第十三回ミリタリークイズ/第六十二集当選者発表
レイテ島でもらった生と死の周遊券(元玉九一四部隊・陸軍衛生兵長・熊谷錦治)
激戦のレイテ島に全滅した原口大隊で、ただ一人だけ生還した〝ヨーチン兵〟が血涙で綴る奮戦記!
われら〝皇軍〟ニューギニア敗走記(元南海派遣軍「河」部隊・陸軍軍曹・小林正太郎)
肉体の限界を超越した飢餓との戦い―最悪の戦場ニューギニアで目撃した戦時〝人類学〟のすべて!
機動部隊最後のZ旗(当時戦艦日向分隊長・元海軍大尉・雫石貫一)
暗雲たれこめる比島沖に米機動部隊を誘致すべく小沢オトリ艦隊は最後のZ旗を檣高くかかげた!
好評三大連載
桜と錨 第七回(福永恭助)
五千石か、はたまた君を選ぶか。講道館三段の心にほのかな香りもて忍び入るマドモアゼル!
戦艦物語 捕獲艦復旧工事に追われた戦捷海軍
東洋の一角で行なわれた日露海軍の決戦の結果は、はるか地球の裏側で、全く新しい思想による主力艦を生み出すことになった!(福井静夫)
日露戦争海戦史話 生きている戦争日本史(第四回)
旅順港にひそんで日本の輸送、補給線をにらむロシア艦隊の動きを封ずるために、ついに港口閉塞という決死の手段がとられた!(斉藤丈夫)
綴込長編戦記/血と炎の戦場ネグロスを回想して綴る感動の手記
あゝ緑の墓標の下で
祖国をあとに魔のバシー海峡を渡った一人の平凡な農村出身の青年士官が、落日せまるフィリピンの戦場で得た異常なる戦争の体験!(高瀬博)
■文字・さし絵・カット■(石井三春/伊東莫/ケン・オヌキ/佐藤勝美/佐藤輝宣/高荷義之/野原茂/わちさんぺい/岡田章雄)