軍事史学 第45巻第2号-第46巻第2号 = 第178号-第182号(平成21年9月~22年9月)
第45巻第2号(通巻178号)平成21年9月1日発行
◆特集 日本海軍をめぐる諸問題◆
巻頭言「海軍の警備任務」(市来俊男)
軍縮期における海軍志願兵の志願状況(駄馬裕司)
ロンドン会議後の財部彪海相後継問題
—大角岑生の動向を中心として—(太田久元)
海上護衛参謀大井篤の戦後「海軍再建」構想(畑野勇)
[研究ノート]
海軍よりみた小磯国昭内閣(手嶋泰伸)
[研究余滴]
船舶等の保護のための軍艦外務令及び関連規則(児島健介)
[史料紹介]
市村忠逸郎「思出の記」(守屋純)
ベトナム戦争初期における山岳民族部隊(松岡完)
[研究ノート]
日清・日露戦間期の軍縮問題(高橋衛)
[書評]
中村悌次『生涯海軍士官—戦後日本と海上自衛隊—』(千々和泰明)
[文献紹介]
東京大学平賀讓研究会・呉市海事歴史科学館編『平賀讓—名軍艦デザイナーの足跡をたどる—』
芳賀徹ほか『堀悌吉評伝』
閉校記念編集委員会『夢翔 100年の歩み』
戸高一成編『[証言録]海軍反省会』
平瀬努『海軍少将 高木惣吉伝—本土決戦を阻止した一軍人の壮絶なる生涯—』
葛原和三『機甲戦の理論と歴史』
伊藤禎『大東亜戦争 戦没将官列伝』(陸軍・戦死編)
[戦績探訪]
台湾に残る鳳山海軍無銭電信所跡(原剛)
軍事史関係史料館探訪52 鎮西身延山本仏寺 寺宝館(太田弘毅)
第四十三回[平成二十一年度]軍事史学会年次大会報告(横山久幸)
例会報告
軍事史学会会費の増額について(高橋久志)
会員消息
『軍事史学』バックナンバー在庫リスト
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平成二十二年度[第四十四回]軍事史学会年次大会研究発表募集のお知らせ
前号目次
『軍事史学』特集号のご案内
「特集号」原稿募集のお知らせ
新会員募集のお知らせ
軍事史学会会則
『軍事史学』投稿規定
編集後記
第45巻第3号(通巻179号)平成21年12月1日発行
◆特集 日中戦争の時代◆
巻頭言「二つの『日中戦争』」(戸部良一)
米国と「満州国」
—在奉天米国総領事館と日中戦争 1937~941年—(井口治夫)
日中戦争におけるアメリカの対ドイツ・ソ連認識
—"Two Dynamic Spots"—(高光佳絵)
日中戦争時期の中華民国陸軍大学(細井和彦)
新四軍の「後勤工作」について(三好章)
国立故宮博物院からの金属製文物の対日「献納」
—1944~1945年—(広中一成)
[史料紹介]
『抗日戦争期中国国情史料匯編』(江沛/毛利亜樹訳)
[研究ノート]
残留兵の比較史・序説—インドネシアを事例として—(林英一)
[研究余滴]
現在と過去の七月二十日事件(原信芳)
[書評]
三輪芳朗『計画的戦争準備・軍需動員・経済統制—続『政府の能力』』(荒川憲一)
[文献紹介]
風見章著 北河賢三・望月雅士・鬼嶋淳編 『風見章日記・関係資料 1936—1947』
濱口和久『思城居—男はなぜ城を築くのか—』
太田弘毅編著『元寇役の回顧—記念碑建設史料—』
軍事史関係史料館探訪53 中国第二歴史檔案館(広中一成)
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会員消息
前号目次
新入会員氏名
平成二十二年度[第四十四回]軍事史学会年次大会研究発表募集のお知らせ
『軍事史学』特集号原稿募集のお知らせ
『軍事史学』バックナンバー在庫リスト
軍事史学会会費の増額について
新会員募集のお知らせ
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編集後記
第45巻第4号(通巻180号)平成22年3月1日発行
◆特集 日中戦争をめぐる歴史認識◆
巻頭言「日中戦争のプリズム」(マーク・ピーティー/等松春夫訳)
分断された記憶と和解—教科書と日中戦争—(ダニエル・スナイダー/マーク・ピーティー/青木義幸訳)
中国歴史教科書の特徴と問題点(マーク・ピーティー/青木義幸訳)
時代とともに変化してきた抗日戦争像 1949~2005—中国の中学歴史教科の「教学大綱」と教科書を中心に—(王雪萍)
台湾における「大東亜戦争」の記憶 1943年~53年
—当事者の不在—(藍適齊/安倍由紀子 訳)
[研究ノート]
蔣介石の日中戦争期和平交渉への認識と対応—『蔣介石日記』に基づく一考察—(馮青)
ノモンハン航空戦再考(源田孝)
[研究ノート]
仙台二中移転問題に見る軍用地払下げの展開過程(手嶋泰伸)
[研究余滴]
ノモンハン事件の軍事考古学的考察(辻田文雄)
[書評]
笠原十九司『「百人斬り競争」と南京事件—史実の解明から歴史対話へ—』(原剛)
日中戦争研究文献目録Ⅱ[2008~2010年]
一日本語文献(長谷川怜)
二英語文献(長谷川怜)
三中国語文献(広中一成)
[文献紹介]
柴田紳一『日本近代史研究余録—人物・史料・書物・読書—』
黒沢文貴・河合利修編『日本赤十字社と人道援助』
財団法人吉田茂国際基金編『歴史としての吉田時代—いま、吉田茂に学ぶもの—』
加藤陽子『それでも日本人は『戦争』を選んだ』
守屋純『国防軍潔白神話の生成』
宇佐見寬『黒糸縅のサムライたち
—海軍機関科士官の一側面—』
軍事史関係史料館探訪54福島県立図書館佐藤文庫(長谷川怜)
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第四十五巻総目次
編集後記
第46巻第1号(通巻181号)平成22年6月1日発行
◆特集 戦争史研究と日本近現代史研究をふりかえって◆
巻頭言「記憶研究と戦争史の新地平」(由井大三郎)
特集にあたって(黒沢文貴)
[戦争史研究をふりかえって]
日中戦争をめぐる研究動向(戸部良一)
太平洋戦争史研究の現在—帝国論と「大東亜戦争」をめぐって—(波多野澄雄)
朝鮮戦争史研究の10年(赤木完爾)
[日本近現代史をふりかえって]
日本近代史研究回顧(升味準之輔)
近代史の中の地方研究に携わって(金原左門)
私の日本近代史研究の歩み(ジョージ・アキタ)
日本近代史 研究と史料(伊藤隆)
日本近代史研究の歩み(鳥海靖)
軍事関係史料の調査・整理・研究(原剛)
[研究余滴]
調査記録・聯合艦隊司令部附[上]—昭和十六年~昭和十八年—(横谷英暁)
[書評]
太田弘毅編『元寇役の回顧—紀念碑建設史料—』(佐藤和夫)
[文献紹介]
大森敬治『背広の参謀が語る 我が邦の国防戦略』
下田四郎『玉砕の鉄獅子サイパンからの帰還』
淺川道夫『お台場 品川台場の設計・構造・機能』
秦郁彦編『沖縄戦「集団自決」の謎と真実』
浅見雅男『皇太子婚約解消事件』
瀧井一博『伊藤博文 知の政治家』
筒井清忠編『解明・昭和史 東京裁判までの道』
千葉功編『桂太郎関係文書』
軍事史関係史料館探訪55 沖縄県公文書館の軍事関係史料
—<海の沖縄戦>に関する史料を中心に—(仲本和彦)
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軍事史学会役員名簿
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第46巻第2号(通巻182号)平成22年9月1日発行
◆特集 軍事と衛生◆
巻頭言「軍事と衛生」(東威志)
旧日本軍の兵食—コメはパンに敗れた?—(秦郁彦)
明治期陸軍軍医の養成・補充制度(熊谷光久)
日清・日露戦争期の呉海軍病院の活動と特徴—広島陸軍予備病院との比較を通じて—(千田武志)
迅速且完全なる壊滅—長崎の惨禍と初期医療救護—(小菅信子)
[研究ノート]
日本赤十字社の戦時救護事業と陸海軍(河合利彦)
陸軍の衛生要員補充制度の成立過程(鈴木紀子)
ジラード事件の再検討
—台湾における事例との比較を中心として—(池田直隆)
[書評]
黒沢文貴・河合利彦編『日本赤十字社と人道援助』(秦郁彦)
[文献紹介]
国立国府台病院編『第二次大戦における精神神経学的経験
—国府台陸軍病院史を中心として—』
浅井利勇編著『うずもれた大戦の犠牲者—国府台陸軍病院・精 神科の貴重な病歴分析と資料—』
黒沢文貴編『戦争・平和・人権
—長期的視座から国際問題の本質を見抜く眼—』
北原糸子編『写真集 関東大震災』
平間洋一編著『日露戦争を世界はどう報じたか』
戸部良一『外務省革新派 世界新秩序の幻影』
田中宏巳『人物叢書264 山本五十六』
軍事史関係史料館探訪
56 陸上自衛隊衛生学校 医学情報史料室 彰古館(喜多義人)
57日本赤十字豊田看護大学十字史料室(河合利彦)
例会報告
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平成二十二年度[第四十五回]軍事史学会年次大会研究発表募集のお知らせ
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編集後記