軍事史学 第44巻第1号-第45巻第1号 = 第173号-第177号(平成20年6月~21年6月)
第44巻第1号(通巻173号)平成20年6月1日発行
◆特集・戦争と芸術◆
巻頭言「戦争と芸術」(芳賀徹)
「陸軍」と「美術」—陸軍美術協会の活動と地方展開—(平瀬礼太)
「戦争」をめぐる芸術表現とその想像力(副田賢二)
—日中戦争から太平洋戦争期における変容と連続—
歌川国芳が描く蒙古襲来—浮世絵師の歴史画—(太田弘毅)
[研究ノート]
中国の朝鮮戦争への参戦と「文芸形式」による抗米援朝宣伝—抗米援朝運動初期における中国の文芸作家ならびに、漫画制作者の創作上の課題とその実相—(服部隆行)
デタント期におけるイギリスとキッシンジャー 1973——1975年—軍事用スペイ・エンジンの対中輸出を中心に—(和田龍太)
[研究ノート]
幻の日本人部隊(林英一)
—脱植民地化期ジャワにおける残留日本兵の役割—
[書評]
小林道彦『桂太郎』(櫻井良樹)
[文献紹介]
針生一郎他編『戦争と美術 1937——1945』
クラウス・ナウマン著・日本クラウゼヴィッツ学会訳『平和はまだ達成されていない—ナウマン大将回顧録—』
一ノ瀬俊也『旅順と南京 日中五十年戦争の起源』
宮田親平『毒ガス開発の父ハーバー——愛国心を裏切られた科学者——』
パーヴェル・ポリャーン著・長勢了治訳『二つの独裁の犠牲者—ヒトラーとスターリンの思うままに迫害された…数百万人の過酷な運命—』
長谷川雄一/C・W・A・スピルマン/萩原稔編『北一輝 自筆修正版 国体論及び純正社会主義』
伊藤之雄『元老西園寺公望 古希からの挑戦』
軍事史関係史料館探訪㊼ 聖徳記念絵画館(林洋子)
例会報告
会員消息
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『軍事史学』バックナンバー在庫リスト
『国際軍事史学会年報』バックナンバー頒布のお知らせ
新会員募集のお知らせ
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編集委員会よりお知らせ
『軍事史学』特集号のご案内
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編集後記
第44巻第2号(通巻174号)平成20年9月1日発行
◆特集・戦争と音楽◆
巻頭言「戦争と音楽」(片山杜秀)
京極高鋭の思想と行動—昭和戦中期の政治と音楽—(古川隆久)
幕末の洋式軍楽について—陸軍軍楽を中心として—(淺川道夫/前原康貴)
[研究ノート]
昭和初期における海軍軍楽隊と地域
—呉海兵団付軍楽隊と「音楽都市」呉を事例に(桑原功一)
[研究余滴]
総力戦と音楽—エドガー・エルガーの世界大戦—(等松春夫)
戦時と平時の軍楽隊(谷村政次郎)
香取神宮の「おらんだ楽隊」(山本哲也)
[研究ノート]
帝国陸軍「革新」志向諸グループと反「長閥」運動
—レトリックとしての反「長閥」—(堀茂)
[研究余滴]
続 人事記録・聯合艦隊司令部—豊田・小沢司令部—(横谷英暁)
[書評]
虎頭要塞日本側研究センター『虎頭要塞——2005年4月から2007年6月 第5回~第8回 虎頭要塞日中共同学術調査団日本側調査研究報告書—』(竹本知行)
[文献紹介]
特集関係文献紹介
特集関係CD紹介
小堤盾編著『戦略論大系⑫ デルブリュック』
國學院大學編『國學院大學図書館所蔵佐佐木高行家旧蔵書目録』
軍事史関係史料館探訪㊽ 佐賀県立名護屋城博物館(太田弘毅)
軍楽関係文献目録(淺川道夫/谷村政次郎)
平成二十一年度[第四十三回]軍事史学会年次大会研究発表募集のお知らせ
例会報告
会員消息
第三十九回国際軍事史学会日本大会「開催協力」へのお願い(高橋久志)
前号目次
『軍事史学』特集号のご案内
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『国際軍事史学会年報』バックナンバー頒布のお知らせ
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軍事史学会会則
軍事史学会役員名簿
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編集後記
第44巻第3号(通巻175号)平成20年12月1日発行
◆特集・戦争裁判◆
巻頭言「文民統制の難問」(秦郁彦)
東京裁判と日本の対応—「国家」と「個人」—(日暮吉延)
山下奉文裁判にみるアメリカの政策意図—「統合参謀本部指令六二六一二号」と「一一・一二指令」—(佐藤秀信)
「人民の義憤」を越えて—中華人民共和国の対日戦犯政策—(大澤武司)
[研究余滴]
一九四九年マンシュタイン裁判(守屋純)
[戦史史話]
映画に描かれた戦犯裁判—「明日への遺言」と「私は貝になりたい」—(磯野圭作)
[研究ノート]
ソ連の対日諜報活動:ゾルゲ工作以前—ロシア国立軍事公文書館史料の紹介を中心に—(富田武)
[戦史史話]
小倉に落ちなかった原爆(秋吉美也子)
太平洋戦争期、蘭印におけるドイツ人の諸問題(大庭定男)
[書評]
井口武夫『開戦神話』(三輪公忠)
服部龍二『広田弘毅—「悲劇の宰相」の「実像」—』(白石仁章)
宇田川武久編『鉄砲伝来の日本史—火縄銃からライフル銃まで—』(佐藤和夫)
保谷徹『戊辰戦争』(淺川道夫)
[文献紹介]
「戦争裁判特集号」文献紹介
Kazuo Tamayama『Railwayman in the war』
平間洋一『第二次世界大戦と日独伊三国同盟—海軍とコミンテルンの視点から—』
浅見雅男『皇族誕生』
林洋子『藤田嗣治作品をひらく—旅・手仕事・日本—』
軍事史関係史料館探訪㊾ 撫順平頂山惨案紀念館(広中一成)
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会員消息
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平成二十一年度[第四十三回]軍事史学会年次大会のお知らせ
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編集後記
第44巻第4号(通巻176号)平成21年3月1日発行
◆特集 日本のシー・パワー◆
巻頭言「海! 輝けるその未来に!」(藤田幸生)
特集「日本のシー・パワー」に寄せて(影山好一郞)
<平成二十年度[第四十二回]軍事史学会年次大会特別企画>
(1)パネル・ディスカッション「軍事史学研究と戦争展示」
パネラー:鈴木淳、原剛、戸高一成、田村恵子 司会:省二潤一郎
(2)共通論題「日露戦争期の海軍工廠の実態と役割」
<第一報告>軍器独立と明治期の横須賀海軍工廠(平間洋一)
<第二報告>呉海軍工廠の発展と役割(千田武志)
<第三報告>日露戦争期の各海軍工廠の生産体制(奈倉文二)
佐倉藩の相州警備に関する一考察(山本哲也)
海洋限定戦争としての日清戦争
—コルベットの海洋戦略の視点から—(平野龍二)
北洋海軍と日本——その日本訪問を中心に(馮青)
揺籃期の潜水艦沈没事故に見る日本海軍潜水艦戦不振の遠因
(山本政雄)
[研究ノート]
「海軍」から「海自」へ—戦後日本のシー・パワー—(アレッシオ・パタラーノ/矢吹啓 訳)
[戦史史話]
沖縄海上特攻(池田武邦)
[史料紹介]
呉市海事歴史科学館[大和ミュージアム]所蔵史料について(畑野勇)
[書評]
立川京一・石津朋之・道下徳成・塚本勝也編
『シー・パワー—その理論と実践—』(石川泰志)
ジャック・チョーカー、小菅信子、朴裕河、根本敬著・根本尚美訳
『歴史和解と泰緬鉄道—英国人捕虜が収容所で描いた真実—』(黒沢文貴)
[文献紹介]
江森敬治『銀時計の特攻—陸軍大尉若杉是俊の幼年学校魂—』
秋山好古大将伝記刊行会編『秋山好古』
村田駿『海軍機関学校史—同窓の朋とその遺族のために—』
軍事史関係史料館探訪㊿ 大山祇神社 紫陽館国宝館(太田弘毅)
第四十二回[平成二十年度]軍事史学会年次大会報告(横山久幸)
例会報告
会員消息
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平成二十一年度[第四十三回]軍事史学会年次大会のお知らせ
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『国際軍事史学会年報』バックナンバー頒布のお知らせ
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軍事史学会会則
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第四十四巻 総目録
編集後記
第45巻第1号(通巻177号)平成21年6月1日発行
◆特集 日本陸軍とアジア◆
巻頭言「逆説"所見なし"」(野村乙二朗)
明治時代の対チベット接近策
—福島安正、寺本婉雅を中心に—(篠原昌人)
満州事変におけるハルビン進攻過程
—北満政権工作との関係を中心に—(種稲秀司)
[研究ノート]
明治六年「征韓論」における軍事構想(諸星秀俊)
[史料紹介]
福島安正参謀本部第二部長訓示
「列国ノ現状ニ付テ」[明治三十五年五月於参謀長会議](柴田紳一)
[戦史史話]
軍人のシルクロード(長嶺秀雄)
「文明の日本」と「野蛮の中国」—日清戦争時「平壌攻略」と「旅順虐殺」のジェイムス・クリールマン報道を巡る日本の評判—(三輪公忠)
[書評]
山本七平『洪思翊中将の処刑』[上][下](武内淳)
[文献紹介]
久保田文次監訳『中国近代化の開拓者 盛宣懐と日本』
伊藤之雄『山県有朋 愚直な権力者の生涯』
田原良信『五稜郭—幕末対外政策の北の拠点—』
レフ・ニコラーエヴィチ・トルストイ 中村白葉訳『セワストーポリ』
押村高『国際正義の論理』
<私家版情報コーナー>森田道子『風樹—森田榮ののこしたもの—』
軍事史関係史料館探訪51 種子島開発総合センター・種子島博物館[鉄砲館](太田弘毅)
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編集後記