雑誌インテリジェンス 160002933

Intelligence 第6号-第10号(2005~2008年)

サブタイトル
著者名
出版者
20世紀メディア研究所
出版年月
2005年(平成17年)11月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
1冊
NDC(分類)
361
請求記号
361/I57/6
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

Intelligence 第6号
特集:現行憲法への新しい視点と分析
菊と憲法-「右翼」ジャーナリズムにおける「戦後」の問題
(梅森直之)
「延安リポート」に見る野坂参三の天皇論の戦術、戦略
(山本武利)
思想の宝庫としての日本国憲法-平和・民主制・人権の系譜
(原秀成)
日本国憲法の源流を求めて-その思想的背景の広がり
〔書評〕原秀成『日本国憲法制定の系譜』Ⅰ・Ⅱ(川岸令和)
【アーカイヴス紹介】
ハーバード・イェンチン図書館の歴史および日本語コレクションの特質
マクヴェイ山田久仁子
草創期早稲田とジャーナリズム
(内田満)
プランゲ文庫データベースからみる占領期における科学技術
(第一報)
-科学技術ジャンルの雑誌の出版および検閲の状況
(御代川貴久夫)
小野佐世男はインドネシアでなにをしていたのか(小野耕世)
事変下メディアのなかの火野葦平-芥川賞「糞尿譚」からベストセラー「麦と兵隊」へ(松本和也)
占領下、奄美大島における世論調査-ベネット資料の調査レポートより(高橋正樹)
【資料紹介】
通信検閲論(山本武利)
20世紀メディア研究所・活動報告
投稿規定・執筆要領
執筆者紹介
編集後記
英文目次

Intelligence 第7号
特別企画・鶴見俊輔と占領期雑誌ジャーナリズム
〔記念講演〕若き哲学者の占領期雑誌ジャーナリズム活動
(鶴見俊輔)
書きはじめたころの鶴見俊輔(黒川創)
占領期雑誌に読む「大衆」概念の変容と文芸(川崎賢子)
〔資料紹介〕
GHQ民間情報教育局による日本新聞分析:1948年
解説・訳:山本武利
特集:映画史と政治・社会
映像による「日本文化」表象をめぐる議論
-1930年代官公庁関連機構製作映画を中心に(加藤厚子)
「パブリック・ディプロマシー」の出発点としてのアメリカ占領軍・CIE映画(土屋由香)
占領下日本における米ソ映画戦-総天然色映画の誘惑
(谷川建司)
綴方と映画-重層化したメディアにおける意味の変容
(原田健一)
李承晩政権期韓国における郵便検閲体制の諸相-植民地朝鮮との連続性をめぐって(小林聡明)
合衆国の対外文化政策におけるラジオ放送
-第二次世界大戦期から冷戦期までのVOAの活動を中心に(市川紘子)
占領期メディア・データベースの作成-雑誌から新聞へ
20世紀メディア研究所・活動報告
投稿規定・執筆要領
執筆者紹介
編集後記
英文目次

Intelligence 第8号
特集Ⅰ■占領期の検閲と文学
文芸雑誌「人間」にみる事前検閲と事後検閲の光と影
十重田裕一
占領期の「右翼」と短歌
-歌道雑誌『不二』に見る影山正治の言説とGHQの検閲
(時野谷ゆり)
『太宰治全集』の成立-検閲と本文
(滝口明祥)
〔資料紹介〕GHQ民間情報教育局による日本新聞分析:1948年(続)(山本武利)
〔アーカイヴス紹介〕国立国会図書館憲政資料室所蔵
「日本占領関係資料」-収集事業の歩みを中心に(山田敏之)
特集Ⅱ■満州における文化メディアと統治
〔特別企画〕語る李香蘭-山口淑子インタビュー
インタビュアー:谷川建司・川崎賢子
映画をめぐる闘争-満州国における映画支配の形成
協力事業に見る満鉄図書館の可能性と限界
(村上美代治)
アメリカにおける満州研究の現状
(玉野井麻利子)
『延安リポート』解説補遺-OSSとOWIの関係
(山本武利)
ロシア・アルヒーフの現状と問題点
A.Y.シドロフ 訳:島田顕
20世紀メディア研究所・活動報告
投稿規定・執筆要領
執筆者紹介
編集後記
英文目次

Intelligence 第9号
特集:対ソ・対ロのインテリジェンス活動
在外公館の対口・インテリジェンス活動(佐藤優)
【討論】特集テーマをめぐって(加藤哲郎/佐藤優/山本武利)
情報戦のなかの「亡命」知識人-国崎定洞から崎村茂樹まで
(加藤哲郎)
第二次大戦期における北欧の日本陸軍武官室の対ソ・インテリジェンス活動
-スウェーデン公使館付武官・小野寺信の供述書をめぐって
(山本武利)
第二次大戦期日本の暗号解読における欧州各国との提携
(宮杉浩泰)
【資料紹介】暗号解読をめぐるSSUへの広瀬栄一の供述
解説・訳:宮杉浩泰
日本・ポーランド暗号協力に関する一考察
(木村洋)
戦時期日本の暗号解読とアメリカの対応-暗号運用の観点から
第二次世界大戦インド・ビルマ戦域における英国指揮下の対日宣伝
-岡繁樹と「軍陣新聞」を中心に
(土屋礼子)
「週刊子供マンガ新聞」の時代
(小野耕世)
【資料紹介】
ビルマ戦域における101分遣隊の活動
解説:山本武利 訳:加藤貞澄
投稿規定・執筆要領
執筆者紹介
編集後記
英文目次

Intelligence 第10号
特集:戦争と文化財・資料-その略奪と行方
プランゲ文庫をめぐるアメリカ図書館の争奪戦-占領期資料の戦略的価値
(和田敦彦)
米国議会図書館日本課のWDCコレクション
(吉村敬子)
日中戦争下の文献文書、そして現状
(井村哲郎)
途方に暮れつつ、集めつづける
-海外に残存する戦前日本映画を対象としたフィルムセンターの映画収集事業
(とちぎあきら)
【資料紹介】外国新聞のインテリジェンス的分析法-1945年1月のOSS議事録
(山本武利)
【アーカイヴス紹介】
国立公文書館アジア歴史資料センターー先駆者デジタルアーカイヴスとして(斧田昌平)
資料・文献収集探訪記(百瀬孝)
戦時対日プロパガンダにおける極東連絡局(FELO)
(土屋礼子)
「延安レポート」と日本国憲法-天皇制を中心として(嶋村藤吉)
プランゲ文庫に見る大分県の活字文化と検閲
-地方誌は「閉ざされた言語空間」に囚われていたか
(白土康代)
小笠原返還交渉と核兵器-日米交渉の資料より(矢吹孝文)
高度経済成長期の雑誌メディアと文学ジャンルの再編
(川崎賢子)
【資料紹介】
中国におけるOSSの活動(加藤貞澄)
『Intelligence』10号の編集を終えて(山本武利)
20世紀メディア研究所・活動報告
執筆者紹介
英文目次