わだつみのこえ 第124号-第129号(平成18年7月~平成20年11月)
124号 2006年7月20日発行
巻頭言 語り継ぎたい「特攻体験」(手塚九四)
■小泉政権下における国家の品格とは(細島泉)
■私は私にできることをしているだけ(内田雅敏)
─戦後60年不戦の原点にたちかえる──2005年12・1集会記録─
講演 グローバリゼーション時代の非核・不戦の誓い(岩島久夫)
集会アンケートより
■札幌篠路高校の平和学習(姥谷広昭)
■21世紀こそ第九条を地球憲法に(和田隆子)
■台湾人BC級戦犯のこと(小島晋治)
■東洋大学戦没校友の碑──歴史を継承するということ(石垣貴千代)
■書評
『学徒兵の精神史』大貫恵美子著(岡安茂祐)
『戦中文学青春譜』多田茂治著(河田宏)
『憲法九条はなぜ制定されたか』『憲法九条、未来をひらく』『憲法を変えて戦争へ行こう』(大島宮治)
『明仁さん、美智子さん、皇族やめませんか』板垣恭介著(楠祐治)
『満州の歌と風土』川崎キヌ子著(中條雅夫)
■映画紹介
「紙屋悦子の青春」(井室美代子)
■総会報告
2006~2007年度事業計画 活動方針・新役員紹介・新理事長 挨拶
2005~2006年度事業報告
総会への意見
■特定非営利活動法人「わだつみ記念館基金」役員紹介
■4年目のイラク戦争(石井力)
■寄贈図書から『未来への伝言』
■アンケート 機関誌123号を読んで
■「君が代」替え歌 kiss me
■編集後記
■原稿募集
■正誤表
■インフォメーション
■8・15集会案内
125号 2006年11月10日発行
巻頭言 「61年後の暑い夏」(見理文周)
■「わだつみのこえ記念館」開館のお知らせ
■これからの日本、人権、平和、民主主義(宮崎繁樹)
■特集 あの戦争と若者の死
われ沖縄に特攻す──生き残った特攻隊員の遺書(松浦喜一)
「皇国護持」のための愚かな特攻(永沢道雄)
戦争誘導への象徴 靖国神社(小山保夫)
豆知識/死と対決した青春・特攻・ナショナリズムと国家再編
■小特集 国を愛するとは
教育基本法「明文改正」と「愛国心の法制化」問題(松浦勉)
「国を愛するとは」どういうことか(長砂實)
身捨つるほどの祖国はありや(里山真)
踏み絵としての「愛国心」(中條雅夫)
■連載
「遺稿・遺品を訪ねて」⑩ 池田浩平氏令妹 金井千施子さん に聴く(多湖政紀/永野仁)
「語り継ぐ戦争体験」④ もう学徒出陣は見送らない(根本 道子)
*日本国憲法の過去・現在・未来 2005年8・15集会記録*
[誌上紹介]「映画 日本国憲法」
講演 米軍再編と改憲の動き(水島朝穂)
集会アンケートより
■京都大学の「学徒出陣」調査の成果実る(岡安茂祐)
■メディア・エッセイ
ブログ・ジャーナル「アメリカ・ウオッチ」(松尾文夫)
ドキュメンタリー映画・新書本『蟻の兵隊』(小澤一彦)
■書評
『一身にして二生、一人にして両身』石田雄著(高橋武智)
『<日本の戦争>と詩人たち』石川逸子著(小澤景子)
『「不戦」のメディア史』福間良明著(木村聖哉)
『日中関係—戦後から新時代へ』毛利和子著(相澤百合子)
『遠い潮の香』亀井淳著(小澤一彦)
■自著紹介『もう神風は吹かない』(シュミット村木真寿美)
■こんな活動をしています──「戦争体験を掘り起こす会DIG」(奥田豊己)
■寄贈本より『聞こえますか、命の叫び──永田和生の軍隊日 記』
■機関誌124号を四で アンケートより
■編集後記
■正誤表
■原稿募集
■12・1集会案内
126号 2007年7月20日発行
巻頭言 憲法九条を守り抜く力(永野仁)
歴史観の強要ほど恐ろしいものはない(石上正夫)
自民党新憲法草案のねらいと基本的考え方(小川雅弘)
アジアの平和は謙虚な反省と交流から(渡部治)
■連載
遺稿・遺品を訪ねて その11 宅嶋徳光さんご遺族に聴く
語り継ぐ戦争体験者の証言⑤ 学徒兵が見た硫黄島玉砕の 真実(大曲覚)
硫黄島で見た日米の擦れ違い(松尾文夫)
─2006年12・1 わだつみのこえ記念館設立記念集会の記録─
講演 いま戦没学生を振り返る二つの視線(安斎育郎)
集会アンケートより
メディア時評・2007年
『朝日』が方針転換、護憲少数派に(椿新平)
一枚の写真が語る「アメリカと北朝鮮の間」(松尾文夫)
─わだつみフォーラムの記録─
スロベニアを通してみた戦争と平和(高橋武智)
不可解な「特攻第一号」発表(手塚久四)
学徒傷病兵の澄んだ眼(小澤登喜子)
■私の一冊『或る遺書について』塩尻公明著(坂田治郎)
『くちなしの花』宅嶋徳光遺稿集(和田久子)
■書評
『母への遺書──沖縄特攻・林市造』多田茂治著(河田宏)
『我、自衛隊を愛す、故に憲法9条を守る』小池清彦/竹岡 勝美/箕輪登著(小澤一彦)
『ひとたばの手紙から──戦火を見つめた俳人たち』(中條 雅夫)
『日本における戦争の記憶と国内政治』F・セラフィム著(岡安茂祐)
■こんな活動しています「山梨平和ミュージアム」(浅川保)
「戦争体験放映保存の会」(猪熊徳郎)
■会への便り「"村の忠魂碑"はなに思う」を読んで(神坂玲子)
■機関誌125号を読んで
■正誤表
■編集後記
■8・15集会案内
127号 2007年11月15日発行
巻頭言 ペシャワールから平和への示唆(根本博愛)
終末期に見る戦争の悲劇──戦争体験を踏まえて平和と人権を(斉藤一好)
カーニコバル島の日本軍と戦犯裁判──木村久夫の遺言に隠された真実──(木村宏一郎)
■連載 語り継ぐ戦争体験者の証言⑥
BC級戦犯60年目の証言と日本の戦争(河野一英) 戦没した旧制水戸高校の卒業生について(小島晋治)
─2007年8・15集会 「戦後」の原点から、「九条」を世界へ─
講演 いま、世界が九条を求めている(吉岡達也)
挨拶 映画『蟻の兵隊』上映にあたって(池谷薫)
集会に参加して
メディア時評・2007年
分裂・拡散する「戦後」、報道の別れ道(椿新平)
─第2回「わだつみフォーラム」の記録─
東ドイツ市民にとってのドイツ統一(雪山伸一)
■意に反して"カミカゼ"にされた人々(フィリップ・ポンス訳/高橋武智)
■書評
『戦争紀行』杉山市平著(小澤一彦)
『このままでいいのか』木邨健三著(岡安茂祐)
■寄贈図書から
『有明山に日かげさし~上原良司の遺した思い~』豊科高 校編
『アジア太平洋戦争における慶應義塾関係戦没者名簿』白 井厚編
■映画評
『陸に上がった軍艦』監督・山本保博(小川早苗)
『ガイサンシーとその姉妹たち』監督・班忠義(内田美穂)
■テレビ評
『学徒兵─許されざる帰還』NHKスペシャル(中條雅夫)
■短歌 海に向かいぬ─わだつみのこえ記念館─(秋元直子)
■報告 あの戦場体験を語り継ぐ(猪熊得郎)
■訃報
■記念館を維持するためにお願い
■入会案内・わだつみ会の本
■機関誌在庫案内
■編集後記
■12・1集会案内
128号 2008年7月20日発行
巻頭言 九条「世界」と連帯して(手塚九四)
イラク派兵違憲訴訟の名古屋裁判に思う─新たな闘いの武器に─(尾形憲)
命どう宝─沖縄からのメッセージ(小島晋治)
■連載
遺稿・遺品を訪ねて その12
奥村克郎氏ご遺族 外野信子さんに聴く
─2007年12・1 不戦の集い記録─
<講演>少年兵の無念─生きているうちに語り継ぎたい(猪熊得郎)
<アンケート>講演を聴いて
映画『特攻』を観て
語り継ぐ戦争体験者の証言⑦
万年上等兵が体験した広島原爆と戦争(片山正年)
忘れないでください─ノモンハン参戦兵士の叫び(小林正)
メディア時評・2008年
渡邉氏主導で最後のサバイバル競争(椿新平)
追悼
畏友、石井茂さんのこと(楠裕次)
石井茂さんを偲ぶ─「思想の科学」との半世紀(山領健二)
■書評
『私たちは、脱走アメリカ兵を越境させた…ベ平連/ジャテ ック、最後の密出国作戦の回想』高橋武智著(白井成雄)
『新自由主義教育改革─その理論・実践と対抗軸─』佐貫浩・ 世取山洋介編(松浦勉)
寄贈図書紹介
『ミッション・スクールと戦争─立教学院のディレンマ』
■映画評
『靖国─YASUKUNI』を観て(馬場朋子)
俳句 「上原良司の碑」(新俳句人連盟)
短歌 「旭日旗」(内藤ます子)
詩 「雪の日」「君は蒼い空を見たか」(蘆野つづみ)
■2008年わだつみ会 定例総会報告・NPO「わだつみ記念館基 金」役員紹介
■編集後記・原稿募集
■8・15集会・戦没学生遺族展案内
129号 2008年11月15日発行
巻頭言 学徒出陣65周年に当たって(一瀬智司)
体験を手がかりに世代を超えて歴史を織りあげる
─戦争体験と戦後運動体験の伝・継承(高橋武智)
──2008年8・15集会 講演と映像ドキュメント・戦没学生遺稿展──
■講演 戦争への道を許すまじ─中国戦と沖縄戦を語る(近藤一)
長編ドキュメンタリー映画『ひめゆり』の上映にあたって(小島晋治)
<アンケート>戦没学生遺稿展・講演・映像ドキュメント
■小特集「学徒出陣」から65年
永田和生の遺稿を『戦没学生の手記へ』
──母せい、学友竹田恒男の努力から(児玉健次)
学寮日記抄──学徒出陣をめぐって(田中収)
忘れ得ぬ「出陣学徒壮行会のこと」(御園一子)
■連載 語り継ぐ戦争体験者の証言⑧
南溟の島アンボンで見た学徒兵の戦場(杉田勘三)
──第3回「わだつみフォーラム」の記録──
バターン死の行進・強制労働の思い出と日米友情への願いをこめて(レスター・テニー)
講演を聴いて
レスター・テニー博士に逢って(長田孜)
九州戦跡地巡礼の旅を終えて(安島克久)
■書評
『抵抗の同時代史』道場親信著(山本雅人)
『インド洋孤島戦記─海軍アンダマン根拠地部隊の戦い』小 澤一彦著(小島晋治)
『兵役拒否の思想』市川ひろみ著(山本恒)
『21世紀のこどもたちに、アウシュビイッツをいかに教える か』J・Fフォルジュ著(島本優子)
『戦争の歌─渡辺直己と宮柊二』奥村晃作著(中條雅夫)
■テレビ時評 NHK「シリーズBC級戦犯」
─韓国・朝鮮人戦犯と、戦犯たちの平和運動(田口裕史)
■短歌 「吾が同日同時刻」(塚田耕治)
■追悼 山下肇さん・わだつみ会元事務局長(高橋武智)
■第六回国際平和博物館会議と平和のための博物館ネットワ ーク第八回全国交流会の参加記(山辺昌彦)
■12・1不戦の集い案内
■お知らせ
■原稿募集
編集後記(石井力、渡辺総子)