季刊戦争責任研究　６５号（平成２１年９月）

特集　自衛隊と歴史認識
田母神問題の政治的背景　－田母神虚言の背景と系譜（俵義文）
自衛隊とシビリアン・コントロール　－「田母神問題」を手がかりに（飯島滋明）
女性自衛官人権裁判を通じて見えてきた自衛隊（佐藤博文）
自衛隊改編課程における文民統制の現段階　－進行する軍政・軍令の分離問題を中心に（纐纈厚）
日本における戦争博物館の復活①　－戦争博物館の復活状況の概観（南守夫）
「相手国国民の権利および訴訟の消滅、停止」と国際人道法　－「サンフランシスコ平和条約の枠組み」批判
日本の原爆開発と植民地資源収奪（任正爀）
毒ガス裁判と毒ガス被害者を支える人々の系譜（長谷川順一）
ナウルでのハンセン病患者の集団虐殺事件（下）（林博史）
【資料紹介】独立山砲第三連隊「高森部隊特殊慰安婦業務規定」（松野誠也）
【連載】歴史観×メディア＝ウォッチング㊵　－自由社本採択の横浜市と「つくる会」の暴走を止められない公取委・文科省の責任