戦争と平和 第13巻-第17巻(平成16年~20年)
戦争と平和'04 第13巻
目次
新聞に見る大阪砲兵工廠(久保在久)
太平洋戦争末期の日本の航空燃料(廣瀬聡)
B29による大阪への初期爆撃(佐々木和子)
「本土決戦」準備と近畿地方(塚﨑昌之)
国連軍縮大阪会議の開催:その内容と成果(黒澤満)
大正期大阪におけるスラム労働市場(浅居孝彦)
日朝関係の現状と課題(朴一)
在日コリアンへの就職差別と自治体の対応(朴昌明)
〈書評〉吉澤文寿
〈書評〉中村健吾
戦争と平和'05 第14巻
目次
恒藤恭の平和主義思想 -1930年代を中心に-(広川禎秀)
不発弾による犠牲者の記録(大谷渡)
大阪の建物疎開 -展開と地区指定-(石原佳子)
太平洋戦争末期の日本軍の対空砲火 -マリアナ基地の米軍資料-(浅田利器)
空襲を語り継ぐために -大阪空襲死没者名簿編纂事業をおえて-(佐々木和子)
韓国済州島と大阪からみた日韓関係 -「国境をまたぐ生活圏」からの問い-(伊地知紀子)
公立学校における在日朝鮮人教育のリアリズムと公共性 -1950-60年代の「朝問協」とりわけ玉津中学校における展開を中心に-(倉石一郎)
地方自治体における女性政策の日韓比較 -ソウル市と大阪市の事例を中心に-(梁京姫)
〈書評〉Yuh, Ji-Yeon, Beyond the Shadow of Camptown:Korean Military Brides in America(鄭幸子)
〈書評〉鄭大均『在日・強制連行の神話』(朴一)
戦争と平和'06 第15巻
目次
「旧真田山陸軍墓地とその保存を考える会」がNPO法人となって(小田康徳)
大正初期の歩兵第三十七聯隊『聯隊通信』(横山篤夫)
「原子力平和利用三原則」と「幻の安全性新原則」 -関西研究用原子炉設置問題から見た原子力平和利用の問題点-(樫本喜一)
自治対史における空襲・戦災の叙述について -『姫路市史』の場合-(小山仁示)
15年戦争期の日本による医学犯罪(土屋貴志)
研究ノート 在日コリアン信用組合の歴史と現状 -在阪の在日系信用組合の事例研究-(金淳植/児玉和人)
「東アジア共同体」構想と歴史の壁 ~日韓・日中はいかにして過去を克服すべきか(朴一)
創設60周年を迎えた国連の改革(香西茂)
〈書評〉『嫌韓流』(鄭雅英)
〈書評〉再び「日本人」へのメッセージ 朴一(パクイル)著『「在日コリアン」ってなんでんねん?』(藤井幸之助)
戦争と平和'07 第16巻
目次
大阪の忠霊塔建設(横山篤夫)
第2次大戦時の大阪俘虜収容所について(福林徹)
1・19明石大空襲をめぐって(小山仁示)
B29部隊によるリーフレット(伝単)作戦(佐々木和子)
北朝鮮の対外経済関係と日朝貿易 -KOTRAの統計・文献等を利用して-(斐光雄)
日韓の北朝鮮政策と同盟政策(金栄鎬)
日韓関係の現状をどう考えるか ~両国間の歴史・領土摩擦とFTAの行方(朴一)
「国連安保理改革」の現状と展望(香西茂)
戦争と平和'08 第17巻
目次
自治体史の編纂と戦争の記述 -和歌山県旧粉河町の事例から-(小田康徳)
大阪の学徒動員 -府立泉尾高女など高等女学校を中心に-(石原佳子)
銃後奉公体制の地域的実態 -兵庫県武庫郡大庄村の史料紹介-(佐賀朝)
1954年ハーグ条約と日本 -文化財保護と軍事基地の相克-(田中はるみ)
空襲を伝えるために -ピースおおさか所蔵資料の活用をめぐって、神戸空襲の場合-(佐々木和子)
日朝協議17年の成果と課題(朴一)
韓日関係の変容 -変わったもの、変わらざるもの-(徐正根)
在日韓国人学生の1960年代 -早大韓文研『高麗』を読みながら-(鄭雅英)