雑誌ゲイジュツ シンチョウ 160002581

芸術新潮 第59巻第7号-第12号(平成20年7月~12月)

サブタイトル
著者名
出版者
新潮社
出版年月
2008年(平成20年)7月
大きさ(縦×横)cm
28×
ページ
1冊
NDC(分類)
700
請求記号
700/G32/59-7
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

第59巻第7号通巻703号(平成20年7月号)目次
大特集 現地特別取材
私はそれを見た!
ゴヤの「戰争と平和」(解説・大高保二郎)
巻頭グラフ
去りゆくロココ、流血の新世紀
神のため、国王のため
200年目の5月2日、ゴヤ、夜空に舞う
Ⅰ ナポレオンが来た!
答える人 大高保二郎
ルイ6世は死んだ 私たちは繁殖する
「平和大公」VS「望まれる王」
ゴヤからキャパへ
キリストの銃殺!?
Ⅱ 手紙でたどる成り上がり半世紀
答える人 大高保二郎
パコ、都へ行く
義兄と義弟、故郷で大喧嘩
武器は肖像画 上流社会の扉を開け
男たちよ!魂の肖像画part.1
女たちよ!魂の肖像画part.2
Ⅲ ゴヤは飛んでゆく
答える人 大高保二郎
そして「黒い絵」が残った
教会で出会うゴヤ
「友よ、マドリード史上最大の絵画事業の時がついにやってきた。」
脅威の早描き、されどトラブル発生
25歳、ふるさとで初の大仕事
比べてください、イタリア前・イタリア後
王家の礼拝堂にアール・ヌーボーの天使出現!?
もはや自由自在 絵画と建築の響きあい
老巨匠、感謝の傑作
こちら幻滅通り1番地
版画家ゴヤのたくらみ
生まれ出づる怪物たち ロス・カプリーチョス
闇の妄想飛行 ロス・ディズパラーテス
さびしさの巨人
年譜
フランシスコ・ゴヤ
カプリーチョスな82年
ゴヤ家の人々
系図で読み解く王家の肖像
地図
ゴヤの生涯
ゴヤと「5月2日」のマドリード
スペイン全土を覆う戦火
みる
港、倉庫、桜島
古本の村
きく
マイルスの教え
未完の魅力
きる
カプリ島の風
おとなの水着
たべる
天抜き適齢期
出入橋まで
すむ
生き続ける大正邸宅
究極のグローバル建築
つかう
くるまれていたい
廃材の虜
invitation
原田治 Osamu's Invitation
中村とうよう Toyo's Invitation
お薦めの書籍、DVD、映画
これから見られる展覧会案内
world
500年後の着地成功!
レオナルド・ダ・ヴィンチ設計のピラミッド型パラシュート
大改装するプーシキン美術館
就任46年、現役最高齢館長のひみつ
パラカス文化の魔訶不思議
おくるみ織布ワールド
門外不出のベンヤミン旧蔵品
6日間限定のオールナイト公開
世界の展覧会から
local guide
還暦男、サンティアゴ巡礼の道をゆく
森と湖とモダンアート
十和田市現代美術館を訪ねる
「みちのく」の旅
speak low
種田陽平
こども目線のルーブル美術館
art news
ロン・ミュエック
リアリズムの向こう側
エミリー・ウングワレー
ふりそそぐ生命の粒
(文・いしいしんじ)
波立つ心
バルセロナで見た「ロマネスク展」(文・金沢百枝)
川瀬敏郎 たてはな神話
【第二十九回】七夕法楽
伊藤まさこ あの人の食器棚
【第15回】晴れの休日
伊藤環さんのやさしい器
stardust
夏だビールだフィフティーズ!
矢吹申彦 マサコとヒャッケン
エビちゃんはサイボーグ
この広~い壁いっぱい
失われたゾラを求めて
押江千衣子 木を見て森も見て
サスキア・オルドウォーバースのCG無用
東島毅 影のスロープ
次号予告

第59巻第8号通巻704号(平成20年8月号)目次
大特集北京
北京八景 一 築
横丁の都
一 鐘楼
二 孔廟と国子監
三 雍和宮
四 古観像台
五 東堂
六 五塔寺
七 白塔寺
八 牛街礼拝寺
北京八景 二 映画
この町の力量にはまだなじめない
映画監督賈樟柯(ジャジャンクー)の写真と言葉
一 ビル
二 木
三 長城
四 夕日
五 工場
六 貨物
七 トンネル
八 駅
北京八景 三 庭園
柳と水の都
一 北海公園
二 中山公園
三 景山公園
四 恭王府
五 天壇公園
六 老舎故居
七 円明園
八 頤和園
北京八景 四 歴史
三千年史を彩る八人(文・加藤徹)
一 荊軻 始皇帝を暗殺せよ
二 劉備 英雄の原点
三 マルコ・ポーロ 謎の大旅行家
四 永楽帝 紫禁城をつくる
五 西太后 悪女か女傑か
六 梅蘭芳 したたかな名優
七 老舎 文人の悲劇
八 毛沢東 眠り続けるカリスマ
北京八景 五 文学
記憶された町(文・齋藤希史)
密かな愛着
一 芥川龍之介『支那游記』
幸福な時間
二 袁宏道「秋日同梅子馬方子公飲北安門」
三 龔自珍「丙戌秋日独遊法源寺」
胡同の神さま
四 金受申『北京の伝説』
五 奥野信太郎『随筆北京』
町の音
六 老舎『駱駝祥子』
七 愛新覚羅薄儀『わが半生』
ふたりの希望
八 魯迅+許広平『両地書』
北京八景 六 料理
下町がおいしい(文・南條竹則)
一 豆汁児「老北京」の香り
二 灌腸 運転手さんも喜ぶ
三 炒肝 豚まんとともに
四 扒粧 中華風そばがき
五 爆肚 フグに似ている?
六 鹵煮火焼 路傍のモツ煮
七 焼餅 しゃぶしゃぶと黒パン
八 茶湯 はかない味
北京八景 七 雑貨
暮らしが宿るもの(文・東野翠れん)
一 鼻煙壺 報告寺市場
二 お財布 亮馬収蔵品市場
三 石の鳥 潘家園旧貨市場
四 虫の本 潘家園旧貨市場
五 布底の靴 内聯昇
六 木版の便箋 栄宝斎
七 昼食セット 官園市場
八 小さな土鍋 東郊市場
北京八景 八 故宮
巨龍の城(文・西村康彦)
一 大和殿
二 乾清宮
三 養心殿
四 午門
五 御花園
六 西六宮
七 東六宮
八 外東路
みる
ぬいぐるみの奇跡
大阪の糸
きく
奇跡の気配
モザイク
きる
ふたりのネクタイ
魔法のウェア
たべる
港町の麦畑
白と黒
すむ
青い集落
家と家具のつながり
つかう
男とホウキ
フィレンツェの食堂で
invitation
原田治 Osamu's Invitation
中村とうよう Toyo's Invitation
お薦めの書籍、DVD、映画、舞台
これから見られる展覧会案内
world
奪還されたムンクの《叫び》
修復記念展でも「癒えない傷」
シェイクスピア
呪いの墓碑銘が守るもの
ヴィルヘルム・ハンマースホイ
デンマークの光と静寂
ホアキン・ソローリャ
特大連作壁画のさとがえりツアー
世界の展覧会から
speak low
三宅一生
デザイン実験室の愉しき悪戦苦闘
art news
石内都
ヒロシマよ、目覚めなさい
見よ、朕が愛した王義之を!
連載
川瀬敏郎 たてはな神話
【第三十回】供花
伊藤まさこ あの人の食器棚
【第16回】オテル・ド・キッチン
大井幸衣さんの丈夫な器
stardust
あっぱれ!夫婦メセナ
ルオーのボツ後初公開
金沢健一の鋼層建築
シェリィ・ヘイ 不穏な劇場
西村公朝 仏師の腕前
大島洋+荒井克英
時をかける「ひかり」
マレーヴィチ 絶対主義の晩年
ベンジャミン・エドワーズ
ざらめく電脳都市
消えたフジヤマ
カルロ・ザウリ 前衛の裂け目
次号予告

第59巻第9号通号705号(平成20年9月号)
愛蔵版特集
やっぱり気になるフェルメール
世界全16美術館完全ガイド付
誌上路破
オランダ篇(文・朽木ゆり子)
マウリッツハイス美術館
アムステルダム国立美術館
誌上路破ドイツ・オーストリア・フランス篇
(文・朽木ゆり子)
ドレスデン国立絵画館
ベルリン国立絵画館
シュテーデル美術館
アントン・ウルリッヒ公美術館
ウィーン美術史美術館
ルーヴル美術館
誌上路破アメリカ篇(文・朽木ゆり子)
フィリック・コレクション
メトロポリタン美術館
ワシントン・ナショナル・ギャラリー
誌上路破イギリス・アイルランド篇
スコットランド・ナショナル・ギャラリー
ロンドン・ンショナル・ギャラリー
ケンウッド・ハウス
バッキンガム宮殿ステートルーム
アイルランド・ナショナル・ギャラリー
気になるコラムⅠ
フェルメールさんちは3階建て8DK
カメラを使った?それとも
フェル様はイケメン?
展覧会はいくらかかる?
《小路》は実在した?
天才のエコ画法
悲運の“師匠”ファブリティウス
気になるコラムⅡ
フェルメールを聴こう
多才な遺言執行人レーウェンフック
周年の身元調査人モンティアス
そこまでやるか!画中品探索人ウェリュ
気になるコラムⅢ
女のカゲに男あり
盗まれた《合奏》の最新情報
共学のピンぼけテクニック
兵士ふっくらファッション
鏡から消えた画家
今度で12回目、フェルメール来日物語
バッキンガム宮殿は巡礼者泣かせ
盗難再々、ラスボロー・ハウス
現地特別レポート
32億円絵画のいま
《ヴァージナルの前に座る若い女》徹底分析
フェルメール略年譜
フェルメール作品所蔵美術館マップ
みる
橋の眺め
夏のパリ
きく
オードリーの訛り
意外なジャポニズム
きる
下駄屋から
勇気をくれる服
たべる
古書店街で
夏の寿司
つかう
最高の光
日本髪を読む
invitation
原田治 Osamu's Invitation
中村とうよう Toyo's Invitation
お薦めの書籍、DVD、映画、
これから見られる展覧会案内
world
わずか1500ポンドの模作をレンブレント真筆と見抜いた落札者
《巨人》はゴヤ作ではない
プラド美術館「仰天会見」の舞台裏
強姦、詐欺、殺人未遂
悪漢画家アゴスティーノ・タッシの圧巻画
夏のニューヨークを彩る呼び水アート・プロジェクト
世界の展覧会から
小特集
明治洋画の実力派
五姓田一家の逆襲
speak low
「生きているから意味がある」
東信がつくる花のかたち
art news
インタヴュー
美術界の実験王子
ジュリアン・オピーのゆく道
(聞き手・ミヤケマイ)
《オフィーリア》から遠くへ
ジョン・エヴァレット・ミレイの全貌
白州家と私
娘婿の牧山圭男さんが語る(文・須藤孝光)
連載
川瀬敏郎 たてはな神話
【第三十一回】花王以来の花伝書
伊藤まさこ あの人の食器棚
【第17回】八ヶ岳の山の家へ
米田倫子さんの夏の器
stardust
浅田政志 なりきり家の人々
ベン・シャーミン 人影のワルツ
花咲かボーシャンの夢芝居
吹いた吸ったで150年
下西進 出没するワタシ
稲田萌子 還ってきた貼り絵
村瀬恭子の穴入り娘
桑久保徹の厚すぎる海辺
次号予告

第59巻第10号(平成20年10月号)
巻頭グラフ
フィレンツェ
第1章
坂道でだとる須賀敦子
宝塚・白金 通学路
シエナ 聖女カッテリーナ通り
アッンジ 坂の町
ペルージャ 極楽通り
ローマ アラチェリの大階段
ミラノ 坂のない街
ヴェネツィア 橋
トリエステ 山の通り
パリ サン・テチエンヌ協会の坂道
第2章 須賀さんとの会話
(文・松山厳)
カラヴァッジョの萎れた葉っぱについて
ピエル・デッラ・フランチェエスカと〈はだかの目〉について
シモーネ・マルティーニの青空とブドウ畑について
ファッツーニと歳を重ねることについて
モランディのあたりまえさについて
全集未収録エッセイ
沈黙の空間
船越桂さんの作品(文・須賀敦子)
遺されたものたち
須賀敦子のイタリア地図
略年譜
みる
橋の上から
広がる庭
きく
鳥たちの口笛
落語家の朗読
きる
イマドキの腹巻
二枚目のエプロン
たべる
魔法の黒い粒
ルール違反
すむ
火に集まる
さらばモダニズム球場
つかう
病みつきシーツ
風になる方法
invitation
原田治 Osamu's Invitation
中村とうよう Toyo's Invitation
お薦めの書籍、CD、DVD、映画、
これから見られる展覧会案内
world
塗り込められたゴッホの色を復元
美術界にフルカラーX線革命
オリンピックの開幕日も計算できる紀元前2世紀の超精密ハイテク装置
「非現実の王国」を継承する11人の若き現代美術家たち
侯爵の破産でロシアに売られたエトルリアの至宝が古都に里帰り
local guide
大雪山にいだかれる家具と木工の街、旭川(文・佐野由佳)
speak low
新大窯完成!
森陶岳、古備前への挑戦
art news
描いたのは誰?
無学祖元と初期水墨画の謎(文・橋本麻里)
米田知子
浮かび上がる時間の肖像
連載
川瀬敏郎 たてはな神話
【第三十二回】天地人
伊藤まさこ あの人の食器棚
【第18回】5つか、6つか?
長野真智子さんの自由な器
stardust
日露とりかえばや物語
船越桂 木族のいる部屋
草間彌生のガーリー鉄線描
アネット・メサジェ 反逆と戯れ
向山裕 海の誘惑
死体派、まかり通る!
志賀理江子 光の儀式
添野和幸の真剣白羽撮り
邱黯雄の水墨奇譚
清水寺から千手観音ニューフェイス
次号予告

第59巻第11号(平成20年11月号)
特集 生誕80周年記念
手塚治虫を知るためのQ&A100
答える人 森晴路
Q1このたび生誕80周年を迎えた手塚治虫、その60年の生涯とはどんなものでしたか?
Q2ペンネーム「治虫」の由来は?
Q3こどものころからマンガ好きだった?
Q4宝塚育ちなんですね。
Q5マンガを描くだけじゃなく、それをみずから手づくり本にするとは畏るべし!
Q6戦争体験は多感な少年にどんな影響を?
Q7マンガ家、ではなく医学の道に進みます。成績は?
Q8商業デビューはいつ、どんな作品で?
Q9トレードマークといえば…。
Q10初期の活躍の舞台となった「赤本」ってなに?
Q11ベストセラー『新宝島』は、どこが画期的だたのでしょう?
Q12しかし手塚自身は、『新宝島』よりも『地帝国の怪人』を評価していたようですが?
Q13書き下ろしで量産した「赤本」、そのほとんどが長編とは驚くべき筆力ですね?
Q14その人気ゆえ、“海賊版”も横行したとか。
Q15初の本格的雑誌連載「ジャングル大帝」による東京進出は、大きな転機となったのでしょうか?
Q16手塚マンガを代表するキャラクター「鉄腕アトム」が、最初はただの脇役だったなんて!
Q17「鉄腕アトム」の大ヒットからどんな作品が生まれましたか?
Q18少女マンガ家としても大人気でしたね。
Q19伝説の「トキワ荘」ってどんなところ?
Q20長者番付の関西の画家部門で、なんと1位に。その反響は?
Q21“悪書”の烙印を捺されたこともあったそうですが?
Q22当時の活躍の場は月刊誌。付録の描き下ろしマンガで大いに人気を競ったとか?
Q23『週刊少年サンデー』&『週刊少年マガジン』の創刊によって、発表舞台も月刊誌から週刊誌へ移行した?
Q24この人、いったいどのくらい多忙だったのでしょう?
Q25売れっ子になると「サイン会」もつきものですが。
Q26アシスタントの人たちもさぞ大変だったのでは?
Q27そうそうたるマンガ家たちが若き日に手伝ったそうですね?
Q28「虫プロダクション」という会社を設立したその目的は?
Q29念願のアニメーション制作に進出。さて、処女作は?
Q30と同時に、国産初のテレビアニメ「鉄腕アトム」の制作がスタート。その革新性とは?
Q31人気爆発のテレビアニメ「鉄腕アトム」はしかし、衝撃的なラストを迎えます。
Q32キャラクター・ビジネスとしても「鉄腕アトム」は成功しますね。
Q33「鉄腕アトム」はほとんど同時にアメリカでも放映されました!
Q34憧れのウォルト・ディズニーと会ったことはありますか?
Q35あのスタンリー・キューブリックから突然の手紙が!その内容は?
Q36黒澤明監督の映画の美術を担当するという企画も?
Q37「ジャングル大帝」で、今度は国産初のオールカラー・アニメに挑戦しましたね?
Q38さらには月刊マンガ雑誌まで刊行。『COM』がめざしたものは?
Q39マンガとアニメの両立は可能でしたか?
Q40虫プロ倒産、その原因は?
Q41復活のきっかけとなった「ブラック・ジャック」。当初は短期連載の予定が…。
Q42第21回文藝春秋漫画賞受賞って、いまさらじゃありませんか?
Q43生涯に何作、そして何枚を描いたのでしょう?
Q44うーん、これはもう立派なワーカホリックですね?
Q45生前に300巻が刊行された全集、本人も情熱を注いだのでしょうね?
Q46ついに未完の「火の鳥」。傑作?それとも壮大な失敗作?
Q47晩年の大作「アドルフに告ぐ」は、戦争がテーマでした。
Q48遺作は?
Q49最期の言葉を教えてください。
Q50「手塚治虫ブーム」と呼べるものはこれまで何回あったのでしょうか?
表現篇50のQ&A
Q1さまざまな人間が登場するにぎやかなモブシーンは手塚マンガの見せ場ですね?
Q2「原画」を見せてください。
Q3この人独特のマンガ作法はありますか?
Q4マンガ制作の効率化のために考案したテクニックは?
Q5実験精神旺盛だった手塚治虫の企みと仕掛けについて。たとえばこの「化石島」、いきなりらしくないスタイルではじまりますが?
Q6劇画風作品「落盤」では、ストーリーの変化によって画風を変えるという凝った趣向も。
Q7劇画の登場は手塚にとって脅威だった?
Q8もうまにあわない!そんなときの仰天テクニックは?
Q9雑誌連載時に、こんな隠し技を使っていたなんて!
Q10スタイル・ロゴがまた凝っていますね。
Q11「変身」をテーマにした作品が多いような気がします。
Q12悲劇的な結末を好むのは、この人の資質なのでしょうか?
Q13…と思ったら、こちらは逆のどんでん返しが!
Q14性的なテーマについてどう考え、どう表現しましたか?
Q15「性」を描いたなかでも、この「ペーター・キュルテンの記録」はとりわけ異色ですが?
Q16ライヴァルはいましたか?
Q17社会状況に対する反射神経はあった?
Q18「原作」と「作画」を分担することは考えなかった?
Q19執筆の道具はどんなものを?
Q20仕事場を見せてください。
Q21いつも大音量で音楽をかけながら仕事をしたとか。お気に入りのレコードは?
Q22さまざまな個性派キャラクターが手塚マンガの魅力です。
Q23キャラクターはどんなふうに生まれるのでしょう?
Q24同じキャラクターが複数の作品に登場するのも特徴ですね?
Q25脇役のなかでも、とりわけ悪役キャラが素晴らしい!
Q26最古のオリジナル・キャラは誰?
Q27少女漫画特有の記号的表現“キラキラ眼”は手塚治虫がルーツ?
Q28男の子なのに、アトムもレオも可愛らしいのはなぜ?
Q29作品の登場人物に手塚自身が投影されていることはありますか?
Q30本人もヒッチコックばりにマンガのなかにしばしば登場しますね?
Q31手塚治虫のスタイルで実際にマンガを描いてみると、どんなことがわかりますか、田中圭一さん?
Q32アニメという表現の、いったいどこに惹かれたのでしょう?
Q331年に365本を観たという大の映画好き。なかでもいちばんのお気に入りは?
Q34アニメーションづくりにおける独自の方法論は?
Q35同じアニメでも、実験的なものと、エンタテイメント指向のものと、両方を手がけていますね?
Q36「アニメラマ」ってなんですか?
Q37晩年にも再び精力的にアニメにとりくみます。どんな作品が生まれたのでしょう?
Q3824時間テレビのアニメ、これがまた大変な騒ぎだったとか?
Q39マンガとアニメの2足のワラジ、ほんとにやりたかったのはどっち?
Q40雑誌掲載や単行本など、発表のたびに同じ作品に手を入れるので、読む側はとまどうのですが?
Q41とくに最終回の改変が激しいような気が…。
Q42気に入らないと何度でもしつこく描き直さずにはいられない性分だった?
Q43たとえば「ブラック・ジャック」は、雑誌連載と単行本でエピソードの収録順がまったくちがいます。なぜそんなややこしいことを?
Q44読者の反応を気にする人でしたか?
Q45編集者と新作の相談をするとき、いつも3つのアイディアを提示して選ばせたそうですね?
Q46連載マンガに予告篇はつきものですが、こどものころから自作マンガの予告篇をつくっては楽しんでいたなんて、もはやマンガ家の守備範囲を逸脱していませんか?
Q47晩年のヒット作「アドルフに告ぐ」。単行本が出たとき、マンガらしくない装丁に驚きました!
Q48つまりは自分の作品を素材に、いろいろと“編集”することを楽しんでいた?
Q49マンガ家にとってなにが重要だと考えていたのでしょう?
Q50最後の質問です。手塚治虫作品ならではの特徴、そして魅力とは?
描いてわかる手塚治虫
マンガ田中圭一
特別とじこみ付録 手塚治虫キャラクター名鑑100
みる
霧の坂道 浮城の階段
きく
イサオ・サトウの歌
現代音楽の聴き方
きる
これさえあれば
スリッパ嫌い
たべる
大陸の香り
京の名物
すむ
アンネの壁
田舎暮らしを学ぶ
つかう
ハレの紙皿
風呂敷で収納
invitation
原田治 Osamu's Invitation
中村とうよう Toyo's Invitation
お薦めの書籍、DVD、映画、
これから見られる展覧会案内
world
新発見スコアと横顔の肖像画にモーツァルト専門家がお墨つき
V&A美術館が1000万円で購入
R・ストーンズの「ベロ出し」原画
コレッジオ、パルマに集結中
今なら足湯から天井画見られます
薄光につつまれた極北の人びとのかそけきオブジェたち
世界の展覧会から
speak low
「大切なのは手にとること」立原位貫に聞く
浮世絵の見かたと作りかた
art news
九楊源氏ふたたび
作り手は「場」とたたかう
400年前の“お愉しみ”を覗く
ベルリン・フィルは一日にして成らず
連載
川瀬敏郎 たてはな神話
【第三十三回】草木の風興
伊藤まさこ あの人の食器棚
【第19回】京都の町屋のおだいどこ
鈴木潤さんの漆の器
stardust
丸山直文の絵画返照
会田誠のゴシック工房
髙山辰雄の最期のもやもや
塩保朋子 虚実の紙膜
抱亭五清は北斎度何%?
窓ぎわのジョットちゃん
ホセ・マリア・シシリア妖しい返り咲き
加藤良造 あなあき山水
韓流カメ亀ロック
三宅信太郎のなりきりファラオ
ヴィダス・ヒヴェイニス夏よ止まれ!
次号予告

第59巻第12号(平成20年12月号)
特集
ノルウェーの森へ
中性の美とオーロラの旅
夏の旅
中世へ(文・金沢百枝)
1 オスロ ヴァイキングからはじまる
2 ソグネフィヨルド ふしぎな木の教会
3 ヴァルドレス地方 聖堂をまもるもの
4 ベルゲン 干し鱈の古都
5 オスロ エルラさんの話と廃墟の島
冬の旅 北極へ
ノルウェー人物史(文・小澤実)
1 ヴァイキング最強の王 ハーラル苛烈王
2 海上王国の栄華 ホーコン四世
3 木管の愛 ベルゲンの商人たち
4 ある移民の生涯 ろーれんす・M・ラーソン
みる
しめかざりの旅
巨大ドーナッツ
きく
ボサ・ノヴァの意味
ズレのなかに
きる
携帯のおしゃれ
とどめのハンカチ
たべる
ラーメン屋でマティーニを
マッカリ村の朝ごはん
すむ
配水塔の役割
神戸の教会カフェ
つかう
カメラケースの暗示
靴べらの一瞬
invitation
原田治 Osamu's Invitation
中村とうよう Toyo's Invitation
お薦めの書籍、CD、映画、
これから見られる展覧会案内
world
金融不況も何のその
マレーヴィチの自選作 60億円で落札
世界にたった8点!
田舎町に埋もれていたファーティマ朝の至宝細工
アミーコ・アスペルティーニ奇矯なるルネサンス画家
建築も作品もリサイクルでデザインミュージアムの再出発
世界の展覧会から
speak low
ピーター・ズントー
アルプス発の静かなる建築
art news
メッゲンドルファーのわくわく仕掛け絵本
ヴェルヘルム・ハンマースホイ私のいない私の部屋(文・平出隆)
連載
川瀬敏郎 たてはな神話
【第三十四回】同朋衆
伊藤まさこ あの人の食器棚
【第20回・最終回】歩さん
大橋歩さんの海の家の器
stardust
ロマノ・ヘニの活字萌え
加藤麻美のどこ吹く風
手のり弥勒から仏舎利出現!
近代彫刻悉有仏性!?
ヤノベナガマサ見参!
象牙でスッキリ、スリランカ
“発掘”された三嶋りつ恵
手シワにかけた竹内智美
大久保利通の箱入りメール
次号予告
2008年芸術新潮総目次