雑誌ニホンシ ケンキュウ 160002460

日本史研究 第533号-第544号(平成19年1月~12月)

サブタイトル
著者名
出版者
日本史研究会
出版年月
2007年(平成19年)1月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
1冊
NDC(分類)
210
請求記号
210/N71/533
保管場所
閉架雑誌
内容注記
合本、定価格:各号違いあり
和書
目次

第533号
研究
近世中期における対馬藩上方借銀の構造と「仕込銀」(吉川潤)
19世紀末・日本における水産政策の特徴と同時代史的位置(高橋美貴)
書評
亀田修一著『日韓古代瓦の研究』(三舟隆之)
林淳著『近世陰陽道の研究』(梅田千尋)
時評
靖国神社遊就館の展示とその歴史認識(山田朗)
アピール
教育基本法「改正」案の参議院における廃案を求める歴史学関連学会の共同アピール
要望書への回答
陳情・要望等に関する回答書
(「八上城・法光寺城遺跡群の整備活用に関する要望書」への回答)
新刊紹介
『国境を越える歴史認識』
部会・委員会ニュース

第534号
研究
近世中期後期上方における譜代大名の軍事的役割-郡山藩を事例に-(藤本仁文)
南北朝期の守護在京(山田徹)
書評
水野智之著『室町時代公武関係の研究』(川岡勉)
本多隆成著『初期徳川氏の農村支配』(牧原成征)
竹内洋・佐藤卓己編『日本主義的教養の時代-大学批判の古層-』(林尚之)
歴史万華鏡
歴史における自然災害-建武二年八月、関東南部を直撃した台風-(峰岸純夫)
部会・委員会ニュース

第535号
2006年度 日本史研究会大会特集号
大会テーマ 秩序形成をめぐる権力と社会
大会テーマ説明(研究委員会)
共同研究報告
古代史部会 摂関・院政期における官人社会(告井幸男)
中世史部会 鎌倉後期~南北朝期における荘園領主の変容-本所と中世国家-(金井静香)
近世史部会
近世後期の在地秩序と藩政-久留米藩の大庄屋・庄屋と「取〆」-(日比佳代子)
コメント(岩城卓二)
近現代史部会
第一次世界大戦と民衆意識-二つの官民合作募金運動をめぐって-(井竿富雄)
関連報告 1920年代の陸軍と民衆-軍事演習における賠償問題を中心に-(中野良)
総会ニュース
部会紹介
要望書 大阪市の博物館施設の局移管に対する要望書
部会・委員会ニュース

第536号
2006年度 日本史研究大会特集号
個別報告
奈良平安時代人口データの再検討(坂上康俊)
室町政権と東アジア(橋本雄)
寛政アイヌ蜂起と「異国境」(菊池勇夫)
戦時体制下の「花柳界」-企業整備から「慰安所」へ-(小野沢あかね)
書評
児玉識著『近世真宗と地域社会』(平田厚志)
久住真也著『長州戦争と徳川将軍-幕末期畿内の政治空間-』(奈良勝司)
部会・委員会ニュース

第537号
研究
中世高野山の勧進活動(太田直之)
2006年度日本史研究大会報告批判
共同研究報告-古代史部会(今正秀)/中世史部会(岡野友彦)/近世史部会(山崎圭)/近現代史部会(原田敬一)
研究展望
岐路に立つ「戦後歴史学」-歴史学にはいま何が求められているのか-(小関素明)
書評
圭室文雄編『日本人の宗教と庶民信仰』(引野亨輔)
松下孝昭著『近代日本の鉄道政策-1890~1922年』
『鉄道建設と地方政治』(阿部恒久)
歴史通信
危機に瀕する港町鞆の現状(長谷川博史)
要望書
高知城北側外郭地域の保存に関する要望書
新刊紹介
『中世日本の政治と文化』/『徳川日本のライフコース』
部会・委員会ニュース

第538号
研究
平安遷都千百年記念祭と平安神宮の創設(小林丈広)
昭和恐慌期における都市計画事業の展開と「無産」政治勢力-東京府八王子市を事例に-(中村元)
書評
宮﨑健司著『日本古代の写経と社会』(山本幸男)
保坂智著『百姓一揆と義民の研究』(深谷克己)
記録
第41回 2・11「建国記念の日」不承認・京都府民のつどい(吉岡直人/山田徹)
新刊紹介
『十九世紀日本の園芸文化』
部会・委員会ニュース

第539号
研究
南北朝期の尾張国衙と「国衙一円進止之地」(小野嘉記)
文久三年中央政局における薩摩藩の動向について-8月18日政変を中心に-
書評
岩城卓二著『近世畿内・近国支配の構造』(河野未央)
仲田正之著『近世後期代官江川氏の研究-支配と構造-』(西沢淳男)
木村政伸著『近世地域教育史の研究』(定兼学)
歴史通信
高知城をめぐる保存運動の経過と現状(市村高男)
要望書への回答
高知城の保存と整備について(回答)
高知城北曲輪の保存に関する要望書について(回答)
高知城北側外郭地域の保存に関する要望について(回答)
例会・部会・委員会ニュース

第540号
特集 14世紀史の可能性
特集にあたって(編集委員会)
研究
14世紀政治史の成果と課題-社会構造の転換期としての14世紀をどうとらえるか-(市沢哲)
「自力の村」の起源-14~15世紀の在地社会をめぐって-(伊藤俊一)
中世仏教再編期としての14世紀(原田正俊)
都市史における14世紀の位置(大村拓生)
多様性としての列島14世紀-網野学説をめぐって-(大山喬平)
例会・部会・委員会ニュース

第541号
2007年度日本史研究大会に向けて(研究委員会)
大会テーマ 全体史、再び
全体会シンポジウム テーマ 15世紀を問う(山田邦明/春田直紀/高岸輝)
共同研究報告
第一会場-(渕原智幸/熊谷隆之)
第二会場-(青柳周一)
第三会場-(戸邉秀明/杉本弘幸)
研究
「職責としての大学自治」論-滝川幸辰を中心として-(船勢肇)
研究ノート
遊義門院姈子内親王の立后意義とその社会的役割(三好千春)
書評
本多博之著『戦国織豊期の貨幣と石高制』(池亨)
脇野博著『日本林業技術史の研究』(大賀郁夫)
記録
2007年度「第33回歴史学入門講座」の記録(吉田仁美)
追悼
門脇禎二先生を偲ぶ(佐藤宗諄)
新刊紹介
『旅と交遊の江戸思想』
部会ニュース

第542号
研究
中世前期の出雲地域と国家的支配(佐伯徳哉)
禁中並公家中諸法度<座次規定>と朝幕関係(杣田善雄)
書評
宮本救著『日本古代の家族と村落』(中村友一)
高木博志著『近代天皇制と古都』(布川弘)
歴史万華鏡
足利尊氏・同直義所領目録(「比志島文書」)をめぐって-上総所領の復元-(佐藤博信)
時評
埋蔵文化財をめぐる社会システムの混迷(山田邦和)
新刊紹介
『院政期の内裏・大内裏と院御所』
部会・委員会ニュース

第543号
研究
南北朝初期における地蔵院親玄流と武家護持(石田浩子)
史料紹介
二通を一通にした木下秀吉書状について-偽文書作成の真意をさぐる-(藤田恒春)
研究展望
「戦後歴史学」は本当に破産したのか(岩井忠熊)
書評
池上裕子編『中近世移行期の土豪と村落』(盛本昌広)
小山幸伸著『幕末維新期長崎の市場構造』(西向宏介)
声明
沖縄戦における日本軍の「集団自決」強制に関する記述削除に抗議する
新刊紹介
『日本政党成立史序説』
例会・部会・会活動・委員会ニュース

第544号
研究
日本古代伝馬制度の法的特徴と運用実態-日唐比較を手がかりに-(市大樹)
神戸・福原遊郭の成立と〈近代公娼制度〉(人見佐知子)
書評
谷口孝介著『菅原道真の詩と学問』(滝川幸司)
西谷正浩著『日本中世の所有構造』(岡野友彦)
奈良岡總智著『加藤高明と政党政治-二大政党制への道-』(櫻井良樹)
新刊紹介
『日本占領と軍政活動』
例会・部会・委員会ニュース
『日本史研究』2007年発行号(533~544号)総目次