わだつみのこえ 第118号-第123号(平成15年7月~17年11月)
『わだつみのこえ』 118号 目次
巻頭言 「法の支配」の復権のために(内田雅敏)
アフガニスタン国際戦犯民衆法廷-ならず者ブッシュを裁くために-(前田朗)
教育基本法問題と国家-中教審答申をめぐって(熊谷一乗)
連載 遺稿・遺品を訪ねて-その6
宇田川達氏令夫人 柿沼邦子さんに聴く(編集委員会)
特集 「学徒出陣」60周年
[声明]平和・不戦を世界にむけて訴える
「学徒出陣」60周年」「声明」記者会見録
戦争を忘れぬ者の遺言(高畠平)
元学徒兵・一野僧の呟き(見理文周)
「学徒出陣」60周年に思う
特攻と殉死と蒼トンボ(奥田豊巳)
戦争悪と人の愛-戦場のピアニストを見て(相澤百合子)
戦没学生松永兄弟と詩人立原道造(岡田裕之)
スロベニアの大学生が「きけ わだつみのこえ」を読む(高橋武智)
短歌「開聞岳」(大杉喜久男)
2002年 12・1不戦の集い
アメリカの先制攻撃は許さない
特攻兵器「回天」「伏竜」の体験から(岩井忠正)
ブッシュ政権と在日米軍(梅林宏道)
■書評
雨宮剛著『フィリピンに学ぶ』(石井茂)
朝日新聞社『新聞社攻撃-テロリズムと対峙した15年』(里上譲衛)
小熊英二著『〈民主〉と〈愛国〉』(松浦勉)
「愛と怒り-戦う勇気」松井やよりさんの生涯(辻井美穂)
史料にみるわだつみ会の設立(50年史編集委員会)
会への便り『きけ わだつみのこえ』を読んで(坂田真美)
『きけ わだつみのこえ』感想文募集要項
2003年 わだつみ会 8・15集会のご案内
編集後記
広告協力:アテネ社/岩波書店/樹花舎/現代人文社/新日本出版社/新曜社
わだつみのこえ 119号 目次
巻頭言 沈黙を守るべきなのか!(村上光彦)
論説 戦争経験と反戦平和-『きけわだつみのこえ』を読みながら考えたこと(道場親信)
連載 遺稿遺品を訪ねて-その7
柳田陽一氏遺族(令妹節子さん)に聴く(編集委員会)
■『きけ わだつみのこえ』感想文入賞作品発表
中学生の部 入選・菊地桃、佳作・中村華子
高校生の部 入選・高江可奈子、佳作・浜田智子、尾上隆哉
大学生の部 入選・立元貴紀、佳作・若林香澄
一般の部 入選・石村和枝、竹下ひろみ、佳作・吉田豊、西川清美、齋藤国郎、内藤充、中野ともみ
選評 小島晋治、手塚久四、國弘正夫、増田れい子、永野仁
アメリカの戦争を問う-2003年8・15集会報告
市民の論理としての『人間の盾』(松崎三千蔵)
「ブッシュ政権のアメリカ-力の均衡から戦争の均衡へ」(藤原帰一)
「真空地帯に感あり」(石井茂)
集会アンケートより
■元学徒兵が語る「学徒出陣」から60年
畔上知時/石井茂/大杉喜久男/尾崎武男/鎌田栄太郎/北川信/木邨健三/熊谷直孝/鈴木実/渡辺芳郎
名選手 松井栄造を偲ぶ(谷栄)
ある朝鮮人将校の死(河田宏)
■書評
『戦争を記憶する』(藤原帰一著)(田代美江子)
『戦中ニッポン滞在記』(ジョン・モリス著/鈴木理恵子訳)(向田博)
『日本の軍隊』(吉田裕著)(小澤一彦)
会からのお知らせ
*12・1「不戦の集い」(表3)
*関西わだつみ会「不戦の集い」
*わだつみ記念館の建設を!
編集後記(編集委員会)
広告協力:アテネ社/岩波書店/宇都宮軍縮研究室/太田出版/樹花舎
わだつみのこえ 120号 目次
巻頭言 「神様」を持ち出す戦争(大島孝一)
■非戦の原点に戻って平和主義の再生を-「平和への結集」の訴え(小林正弥)
■学校現場における日の丸・君が代の現在-「教育」から「教育」への試論(赤田圭亮)
連載 遺稿・遺品を訪ねて(その8)
林市造氏遺族 令姉 加賀博子さんに聴く(ききて 里上譲衛/多湖正紀/田中洋行)
■『新版 第二集 きけ わだつみのこえ』増補・校訂(岡田裕之)
戦争体験を未来につなぐ-2003年12・1集会報告
「私の戦場体験-中国とフィリピン」(藤岡明義)
「加害の記憶と責任を受け継ぐために」(熊谷伸一郎)
「フィリピンと私」(鈴木さやか)
集会アンケートより
関西わだつみ会「不戦の集い」
■総会報告
「2004年~05年度事業(活動)方針」「新役員紹介」「新理事長あいさつ」
■生き残りが試されるとき-渡辺清さんを憶う-(松本昌次)
■渡辺清著『砕かれた神』復刊記念会(石井力)
■追悼 大塚雅彦さんのこと(石井茂)
『新版 第2集 きけ わだつみのこえ』にゆるがされて(小岩昌子)
学徒兵とアジア認識『新版 第2集 きけ わだつみのこえ』を読んで(岡田真人)
■書評
『ビキニ事件の真実』(大石又七著)(青木裕美)
『戦後が遺したもの 鶴見俊輔氏に戦後世代が聞く』(鶴見俊輔/上野千鶴子/小熊英二著)(小島晋治)
『閔妃暗殺』(角田房子著)(大川洸)
■『父と暮らせば』(井室美代子)
■事務局より
*わだつみ記念館の建設を!
*静岡わだつみ会の結成をめざして
*アンドリュー・キャロル氏来訪
*8・15集会案内
編集後記
広告協力:アテネ社/岩波書店/新曜社/筑摩書房/日本評論社/みすず書房
わだつみのこえ 121号 目次
巻頭言 中国青年の嫌日・反日の顕現に思う(小島晋治)
論説 イラク戦争・憲法・有事(竹岡勝美)
連載 遺稿・遺品を訪ねて(その9)
深澤恒雄氏ご遺族(令妹愛子さん)に聴く(編集委員会)
流れに抗する-憲法と派兵と-2004年8・15集会記録
開会のことば(石井茂)
新しい戦争ってなんだろう-小国民世代の証言(山中恒)
「日本国憲法」の不戦の論理-危機的現状打開のために(佐高信)
集会アンケートより
新連載 語り継ぐ戦争体験者の証言①
生還した特攻隊員の遺言(松浦喜一)
死者は語らず-孫天植同志を哀悼す(許相燾)
遺稿 ニューギニア日誌(田村正)
上原良司氏家郷に帰る(石井茂)
ソウルの一年碑をたずねて(永野仁)
■書評
『銃を持つ民主主義』(松尾文夫著)(小澤一彦)
『シネマと砲声』(佐藤忠男著)(谷栄)
『戦火とドーナッツと愛』(城戸崎愛/由井りょう子著)(本田方子)
『戦場の慰安婦』(西野瑠美子著)(野々村恵子)
120号合評アンケート(編集委員会)
「明日は自由主義者が一人この世から去って行きます」を見て(綾部典哲)
■事務局より
*わだつみ記念館の建設を!
*関西わだつみ会 12・1集会のお知らせ
*12・1 不戦の集い(東京)案内
編集後記
広告協力:アテネ社/岩波書店/勁草書房/高文研/小学館/七つ森書館
わだつみのこえ 122号 目次
巻頭言 「天皇メッセージ」を思う-ある「流言蜚語」の勧め-(大島孝一)
戦後60年特集 私の8・15
(いき一郎/石井一郎/石井和夫/石井茂/一瀬智司/井室美代子/大杉一雄/小澤一彦/柿沼則子/楠裕次/熊谷直孝/小島晋治/佐伯孚治/沢村誠/鈴木実/田中浩/中條雅夫/長砂實/野々村恵子/箸方誠之/和賀君子)
戦後60年を前にして-2004年12・1不戦の集い報告-改憲は徴兵への道-「昭和日本」の生き残りとして(石井茂)
戦争はつくられる、そして今(斎藤貴男)
集会アンケートより
連載 語り継ぐ戦争体験者の証言② 山内昭子「あの戦争と私」(聞き手 小澤一彦)
■高橋健二抄訳『ドイツ戦没学生の手紙』について(岡田裕之)
■〈寄稿〉人は馬より下なのか(岡本正)
■松本市「上原良司の会」を傍聴して(石井茂)
■書評
『戦争大空襲と戦災孤児-隠蔽された事実を追って』(金田茉莉著)(中條雅夫)
『兵士であること-動員と従軍の精神史』(鹿野政直著)(松浦勉)
『戦争を語りつぐ-女たちの証言』(早乙女勝元著)(井室美代子)
『靖国問題』(高橋哲哉著)(一瀬智司)
『私たちどうして人間じゃないの?-怒りと慟哭 クルド難民と青学生徒の対話』(雨宮剛著)(石井茂)
『考証ノモンハン事件』(楠裕次著)(小島晋治)
■アンケート「わだつみのこえ121号について」(編集部)
■〈寄稿〉「入会にあたって」(井上正信)
■お知らせ
*8・15集会案内
*「戦没学生への手紙」募集要項
*原稿募集「子や孫に伝えたいこと」
*わだつみ記念館の建設を!
*『きけ わだつみのこえ』光文社カッパブックス初版復刻
編集後記
表紙説明:復刻されたカッパブックス版『きけ わだつみのこえ』1959年初版
広告協力:アテネ社/岩波書店/影書房
わだつみのこえ 123号 目次
巻頭言 戦後六〇年にあたって-わだつみ会 アピール
【主論文】「9・11総選挙」と憲法第九条(伊藤成彦)
大学における戦没者の追悼(白井厚)
「お前は米国のスパイか?」(安田純平)
〈詩〉ああ、戦後六十年(井上俊夫)
■戦後60年特集
戦没学生への手紙(竹本さや/豊田紗耶美/橋本高穂/横山聡美)
戦後60年に想う(中村忍/鎌田栄太郎/長浜恵知)
わだつみ会8・15集会記録 戦後60年、私たちはどう生きてきたか
もう一つの〈もはや戦後ではない〉(加納実紀代)
【世代をつなぐ討論】
戦争体験世代から(手塚久四)
勤労動員世代から(井室美代子)
戦後世代から(内田雅敏)
少国民世代から(永野仁)
フロアからの発言
8・15集会に参加して(鵜澤希伊子)
連載 語り継ぐ戦争体験者の証言③
「回天」は自爆特攻兵器だった(前田禎造)(聞き手 河野和彦/文 責/小澤一彦)
■書評
『憲法九条の戦後史』(田中伸尚著)(根本博愛)
『終わりからの旅』(辻井喬著)(鈴木妙子)
『国家と犠牲』(高橋哲哉著)(藤井貞雄)
『伝えたいあの戦争-戦後六〇年にあたって-』(山梨戦跡ネット)(浅川保)
『戦禍の記憶 戦後六十年 百人の証言』(北海道新聞社編)(西羽潔)
■会への便り
今日の日本に思う(大竹清風)
総選挙の結果に思う(岩間宏之)
憲法があぶない!(石井茂)
望郷の丘(河田宏)
編集後記
広告協力:アテネ社/岩波書店/インパクト出版