文芸春秋 第8年第11号-第14号(昭和5年10月~12月)
文藝春秋十月號目次
随筆
想ひ出るがまゝ(八)(藤澤利喜太郎)
專門家(野村兼太郎)
日米戰争論につき(佐々弘雄)
伏古アイヌコタン十一人學校(前田夕暮)
メリヤス物語(下村海南)
色の聯想(星島二郎)
渡り鳥(繪と文)(守田恒友)
公等は印度か支那か(横山又次郎)
漂泊俳人井月(下島勳)
スポーツと思想(水野廣德)
日本は忙しい(南薫造)
劍とインク(櫻井忠温)
旅人(子母澤寛)
地主Aの素描(相馬泰三)
解放への道(昇曙夢)
母の死(石山賢吉)
頼杏坪先生(中村憲吉)
南蠻屏風(木下杢太郎)
帝都空襲(再)(伊藤正德)
イツト及其他の話(新村出)
忘れられない夢の話(大山郁夫)
納税への不滿(直木三十五)
鶴宇法度(眞山靑果)
季節外れの感想(久米正雄)
新しい犯罪座談會(東京少年審判所審判官・石黑信彦/前檢事・濱尾四郎/
東京日日新聞記者・北條精一/警視廳技師・金子準二/醫學博士・高田義一郎/
犯罪研究家・●谷三郎/馬海松/齋等龍太郎/佐佐木茂索)
文藝春秋
社會春秋
特別讀物
インドはどうなる
イギリスはどうなる(米田實)
新秋の風物(薄田泣菫)
科學捜査機關(金澤重威)
六大學リーグへの希望(三宅大輔)
小林一三氏の噂(財界人事漫綠)(石山賢吉)
劍豪秘話(高柳又四郎の巻)(流泉小史)
文學と風潮(文藝批評)(小林秀雄)
文壇是々非々
大衆文藝への批評(直木三十五)
殺千刀(伊藤貴麿)
文學缺乏の説(鈴木彦次郎)
群小小説(酒井眞人)
冷嘲熱罵
科學欄
白米には蛇毒がある(直木龜三郎)
牛肉の科學(星忠生)
食菌と毒菌(立上秀二)
びゆうれつと
科學への疑問(第二)
質疑應答
六號記事
シヨウボオト
ユーモアの沙漠
劇壇風聞綠
毀譽褒貶
海外ナンセンス
こんと・ぢよわいゆう
碁・將棋欄
大衆文壇
目・耳・口
演劇欄
映畫欄
銀座
大阪
廣島
和歌山
高松
十月の旅
社中綴り方
編輯後記
なくて七癖物語
足だけは公開・倉富樞府議長
紙上旅行とキネマ・馬場恒吾氏
禿頭の處世的効果・丸山警視總監
麻雀講座(入門篇)(長尾克)
名士の財産調べ
裸で喰ふ商賣
モデル・踊り子・相撲・海女
性病の歴史とその豫防(土肥慶藏)
實話
京阪女給風景(冬木夏子)
逃亡術(谷君之助)
創作
オロツコの娘(深田久彌)
暗い乳房(田島準子)
白系ヤボーンカ(庄野誠一)
全國主要急行列車時刻表
文藝春秋十一月號目次
随筆
想ひ出るがまま(その九)(藤澤利喜太郎)
いつも引分け(相馬御風)
長者の正體(小野武夫)
抒情詩人シヤミツソ(入澤達吉)
司松三種(大森洪蛇
箱根不知(川崎克)
人物批判の自由(杉山平助)
夢がたり(別所梅之助)
アフリカに向ふ野口英世(土井晩翠)
調戯師の美徳(中村正常)
旅(石濱知行)
宇津谷峠(後藤粛堂)
マルクスを繙くキートン(酒井眞人)
日光と輕井澤の比較(近松秋江)
尖端の埃(小出楢重)
抱月先生十三年忌に(本間久雄)
パーマー老敎授(吉井勇)
幼友達の一人(土屋文明)
多賀の夏(繪と文)(安井會太郎)
思ひ出す敎授の顔(宮島新三郎)
自動幻畫のチラシ(十一谷義三郎)
鰒禮讃(御手洗辰雄)
物理學者苦み(長岡半太郎)
肥える法・痩せる法座談會
(東京帝國大學敎授・醫學博士・永井潛/
東京市衛生試験所・醫學博士・藤巻良知/
文部省體行研究所・醫學博士・吉田章信/
慶應大學食養研究所・醫學博士・大森憲太/
國民新聞社・大谷秀正/久保田万太郎/十一谷義三郎)
特別讀物
今秋のリーグ戰と(天知俊一)
スタアプレヤア
秋宵人肌物語(丸木砂土)
政界夜話(城南隱士)
劍豪秘話(高柳又四郎の巻)(流泉小史)
滿州一暼記(菊池寛)
重役のあたま(日本銀行の巻)
横光利一(文芸時評)(小林秀雄)
文壇是々非々
共同制作への非難に就て(久野豐彦)
時代色のために(尾崎士郎)
靑年の文壇(堀木克三)
言葉の軍隊(窪川いね子)
ブル文壇の沒落の顔(小宮山明敏)
冷嘲熱罵
英雄偉人座談會(徳富蘇峯/笹川臨風/野間淸治/
五来素川/井野邊茂雄/近松秋江/菊池寛)
科學欄
紅葉(樺鼎太)
有毛象の話(小田久夫)
窓ガラス(一記者)
びゆうれつと
質疑應答
なくて七癖物語
寫眞狂のモボ・安保海相
リズミカルな歩行・小泉信三敎授
鼻カタル大騒動・中村吉右衛門丈
夜鷹と三下半・小室翠雲畫伯
麻雀講座(入門篇)(長尾克)
脚で喰ふ商賣
ダンサー・人力車夫・郵便集配人・コネ職・玉乗り・馬の脚
東西南北
ゑぼたん集
シヨウポオト
サロンチヤツト
碁・將棋欄
毀譽誉貶
大衆文壇
目・耳・口
演劇欄
映畫欄
東京
京都
大阪
甲府
山口
十一月の旅
社中綴り方
世界大戰後の新兵器(誌上大學)(靑木保)
實話
炭礦生活想出話(松永神男)
啄木が召喚された話(南部三郎)
原首相と僕(竹内俊一)
珍妙な檢閲(田里丈一)
創作
八王子にて(瀧井孝作)
頸を絞める分數(岡田禎子)
混凝土建築(水月京太)
肘と命令(室井犀星)
全國主要急行列車時刻表
二千字日本歴史懸賞募集
文藝春秋十二月號目次
随筆
想ひ出るがまゝ(その十)(藤澤利喜太郎)
「怪男子」と「臺灣人」(上司小劍)
小牧山制海權(赤堀又次郎)
亡兒の命日(北昤吉)
藏書家の愛書振り(市島春城)
同志の友情(片山哲)
作品と作家(杉田直樹)
アメリカ人(山田珠樹)
團十郎と仲藏の日記(伊原靑々園)
宿屋で門前佛(横山又次郎)
随筆(關屋敏子)
乃木大將と怪談(井上哲次郎)
脚色上のシチユエーシヨンと●びき(森田草平)
レニンの跡をたづねて(松本君平)
人違ひ(本居長世)
スキーの話(大野精七)
音樂は滅びゆく(伊庭孝)
調子に乗り過ぎた話(牧野良三)
随筆二ツ(石濱知行)
雪洲と伊太利ガール(林久男)
野球と審判(繪と文)(牧野虎雄)
室生寺の秋(瀧井孝作)
雑記(菊池寛)
一九三〇を送る座談會(石濱知行/太田正孝/千葉龜雄/
秦豊吉/久米正雄/柳原燁子/近藤經一/菊池寛)
文藝春秋
社會春秋
送年随筆
弱き者が勝ち(馬場恒吾)
送年感想(石川千代松)
昭和五年の財界を送る(小林一三)
ジヤーナリズム一九三〇年(千葉龜雄)
凶作一年(三宅周太郎)
トスカニニーの眼頭耳(山田耕作)
今年の美術界概観(森田恒友)
三十年のスポーツ界を顧みて(小高吉三郎)
一九三〇年文壇を送る(近松秋江)
特別讀物
小栗上野介と魯艦問題(吉田絃二郎)
洒落澤庵(武内初太郎)
政界夜話(城南隠士)
温泉の街八景(小池利兵衞)
發明狂時代(堤北六)
劍豪秘話(高柳又四郎の巻)(流泉小史)
重役のあたま(三井銀行の巻)
物質への情熱(文藝時評)(小林秀雄)
文壇是々非々
共同製作小感(金子洋文)
推賞寸言(牧野信一)
二つの長篇(酒井眞人)
共同制作と組織的生産(橋本英吉)
冷嘲熱罵
科學欄
通貨偽造物語(樺鼎太)
石炭の話(S・T生)
牛とペルトン水車(一記者)
びゆうれつと
質疑應答
スンクレア・ルイス
笑ひのアンテナ
此處彼處
ライフアプロオド
文壇嘘々實々
碁・將棋欄
殷譽褒貶
目・耳・口
演劇欄
映畫欄
京都
大阪
長野
山形
釜山
十二月の旅
社中綴り方
なくて七癖物語
ズーズー入り諧謔藤澤衆議院議長
骨董品のめくら買ひ根津嘉一郎氏
「聲」と「凝り性」議會花形大口喜六君
懀まれる剃刀田中早大理事
麻雀講座(入門篇)(長尾克)
「死」で喰ふ商賣
配當一割火葬場…隠亡と女給は兄弟
葬儀屋と佛具屋…末世を●つ墓地茶屋
石屋と穴堀り…坊主の近代化
明治より昭和への酒の變遷(誌上大學)(高橋偵造)
實話
轉落する肉體(御堂眞郎)
死刑因の唄(寺田鼎)
女學生氣質(藤木潤一)
創作
穴の中の眼(宗瑛)
女をリアカアに乗せて(船橋聖一)
鳴澤先生(尾崎士郎)
沒落者(石濱金作)
全國主要急行列車時刻表