文芸春秋 第8年第7号-第10号(昭和5年7月~9月)
文藝春秋七月號目次
[随筆]
塔之社放談(久米正雄)
玄賓上人逸事(井上通泰)
墓場から出て來た女(太田正孝)
山水漫筆(高安月郊)
知事(淸瀬一郎)
死(巌谷小波)
酒と賣笑婦(石川千代松)
墓碑巡禮(高橋箒庵)
戀募せず(新居格)
熊に逢ふ(横山又次郎)
アメリカへの心(古澤安二郎)
愚日荘随録(福田正夫)
ハーヴェーファーイァストーン
(吉村鐡太郎)
沙翁(高田早苗)
鬚殿様(今日出海)
フロツクコートと龍之介(藤澤淸造)
折鶴(萩原井泉水)
私設洋畫學校(中川一政)
二つの思ひ出(東郷實)
[追想篇]
観山先生の追憶(安田靱彦)
田山君の事(徳田秋聲)
福田博士の思ひ出(高橋誠一郎)
生田春月君の死(中村武羅夫)
木村泰賢君の追想(常盤大)
[最近ロシアの眞相座談會]
(酒匂秀一)
ロシア問題研究所長
(大竹博吉)
ロシア研究者
(富士辰馬)
文藝春秋
社會春秋
アシルと亀の子(文藝時評)
(小林秀雄)
[特別讀物]
被告人が判事になった話(大森洪太)
クレマンソオの言葉(辰野隆)
擧兵前の大鹽平八郎(直木三十五)
内分泌學上よりみたる男性と女性
(柳澤賛治)
スポーツマンと風紀問題(行田西晴)
財界人事漫録(石山賢治)
劍豪秘話(高柳又四郎の巻)
(流泉小史)
高野佐三郎先生劍談
(直木三十五)
この親にしてこの子あり
この人にしてこの疾あり
[科學欄]
あつさの科學(宮里良保)
科學が迷惑する話(佐野昌一)
新惑星のその後
[六號記事]
ナイトガウン
ライフアブロオド
サロンチャット
文壇嘘々實々
麻雀欄
棋・将棋欄
大衆文壇
目・耳・口
演劇欄
映畫欄
流行欄
銀座
淺草
道頓堀
岡山
秋田
七月の旅
社中綴り方
海と港の座談會
<宮崎丸船長>(大矢新次)
<同 事務長>(岩瀬淸助)
<元 天洋丸/事務長>(伊崎等)
[實話]
偽日本人サルマナアザアル(高橋邦太郎)
出獄する男達(峰一)
女學生の金庫破り(塚越定子)
[創作]
歌へる日まで(牧野信一)
よい天気(宇野千代)
三萬石(中村吉蔵)
[全國主要急行列車時刻表]
文藝春秋八月號目次
[随筆]
君が生まれた故郷(松本君平)
大衆の意義に就て(金杉英五郎)
初菊會見(下村海南)
藝術解放(杉山平助)
蝙蝠座見物の後に(三宅周太郎)
動物園の根本的改造(高村光太郎)
批評と論戦(三木淸)
ほほゑみ(永井郁子)
美女の首を待つ蛸(森口多里)
町村理事者と小學教員(原田實)
開懇雜筆(吉植庄亮)
イストラチが大臣になつた話(柳澤健)
巖流島(齋藤茂吉)
理想の近代都會(佐藤淸)
感想二つ(橋本英吉)
わがひと夏(谷本梨庵)
ゲーテの健康增進法(山岸光宣)
裸體文化(陶山務)
魔周湖(佐藤惣之助)
魚(阿部賢一)
京都案内(津田淸楓)
塔の辻放談(久米正雄)
雜記(菊池寛)
不平を吐く座談會
[銀行員](有山俊造)
[同](永原銀次)
[税務史](桑原正雄)
[區役所](本郷八郎)
[洋服商](堀口金太郎)
[喫茶店](埴原欽次郎)
[失業者](三輪盛雄/辰野九繁)
文藝春秋
社會春秋
アシルと亀の子(文藝時評)
(小林秀雄)
[涼み臺話]
西中尉の死(沖野岩三郎)
三代目のはなし(尾上菊五郎)
或る經験(甲賀三郎)
霊魂を持つ人形(柳原燁子)
角力閑話(三木愛花)
似た顔(正木不如丘)
權兵衛の菓子器(伊原靑々園)
村の肉屋(堀口大學)
水を汲む幽霊(矢田挿雲)
髑●の怪(岡榮一郎)
卵(丸木砂土)
支那の探偵小説(岡本綺堂)
[特別讀物]
大衆消費力の增大(猪俣津南雄)
スマートな殺人(大山茂樹)
パリ・カフエの今昔(渡邊紳一郎)
本多政均暗殺事件(平尾道雄)
忍術の合理化(高木亀三郎)
金儲け抜け裏問答(堤誡權右)
臺灣の夏の旅(小泉鐡)
伊賀越道中(直木三十五)
淺野總一郎の噂(財界人事漫録)
(石山賢吉)
劍豪秘話(高柳又四郎の巻)
(流泉小史)
[山・特輯]
山登りの尖端風景論(藤木九三)
アルプスを憶ふ(浦松佐美太郎)
遠山郷(冠松次郎)
夏山二三(繪と文)
(足立源一郎)
<山で一番>
揄快だった話(丸山晩霞)
辛かった話(吉田絃二郎)
嬉しかった話(矢澤米三郎)
怖かった話(河野齢臓)
やりそこなった話(黒田正夫)
困った話(石川欣一)
驚いた話(渡邊萬次郎)
この夫にしてこの妻あり
この人にしてこの疾あり
[科學欄]
ビールとサイダーの科學
香料と體臭(橋爪檳榔)
温泉の科學
男に注文する座談會
(北大路喜勢子/吉井徳子/今井邦子/久米艶子/ささき・ふさ
/坂部榮/西村ユリ/戸川エマ/笹川照子/川俣露子)
[六號記事]
求愛問答
日曜日の病気
文壇嘘々實々
東西南北
麻雀欄
碁・將基欄
大衆文壇
目・耳・口
演劇欄
映畫欄
京都
銀座
横濱
静岡
神戸
八月の旅
社中綴り方
[實話]
釜無谿の熊(本多秀彦)
失業者の手記(浦田英介)
[歴史小説]
兩雄の機略(近松秋江)
[全國主要急行列車時刻表]
文藝春秋九月特別號目次
[随筆]
東西の合邦が辻(五來素川)
淡路島より播洲へ(堀内信水)
思ひ出すことども(得能文)
裏も表もままだらけ(赤堀又次郎)
斷片三題(麻生久)
裸(高野六郎)
萬年筆の興太(柴田秀子)
銅陶漆器の興發(香取秀眞)
怪談のやうな話(岩田豐雄)
鰊皿その他(山村耕花)
気に食はぬ事(杉森孝次郎)
附歌へる日まで(牧野信一)
單純な人生(里見勝藏)
亡師の簑と笠(佐藤紅緑)
アリストテレスと心臓(巴陵宜祐)
根気のいい話(畑耕一)
犬への抗議(平塚らいてう)
近詠(歌)(窪田空穂)
賣茶翁について(武内初太郎)
肌色・化粧・等等(高木龜三郎)
犬(谷川徹三)
サロン・ドオトンヌの鑑別振り(有島生馬)
三渓園(川崎克)
去年の今頃(久米正雄)
[死に面した體驗座談會]
(新撰組生存者/千葉彌一郎)
(元赤坂署長/本堂平四郎)
(愛國丸遭難者/中里義美)
(橘大隊軍曹/内田淸一)
(土木業/井林凰一郎)
(八坂丸遭難者/栗原雅信)
(宮崎丸遭難者/成川秀行)
(陸軍少將/櫻井忠温)
佐佐木茂索
文藝春秋
社會春秋
[特別讀物]
二月革命見物記(正親町季董)
秋とエロチシズムと神經(杉田直樹)
食味の秋(本山萩舟)
父たることの疑問(岸孝義)
便所大觀(三木木二)
柳暗花明いかもの(財界人事漫録)
(石山賢吉)
劍豪秘話(高柳又四郎の巻)
(流泉小史)
死の教訓(永井潜)
河童忌記念帖
文藝時評(小林秀雄)
[文壇是々非々]
文壇散景(川端康成)
天使の羽根(中河興一)
私の意見(石濱金作)
作家よ團結せよ(南部修太郎)
お辞儀と批評(池谷信三郎)
錯誤の文學時代(堀木克三)
冷嘲熱罵
[最近諸相 鳥瞰圖]
政界を語る(馬場恒吾)
財界を語る(髙橋龜吉)
文壇を語る(近松秋江)
社會を語る(關口泰)
「國防」眞に「缺陥」ありや
(伊藤正徳)
[科學欄]
地震爭議(立上秀二)
野分の朝(風早吹之助)
びゆうれつと
科學への疑問
[不景気打開策座談會]
(山本条太郎/鈴木寅彦/太田正孝
/山崎靖純/加藤雄策/菊池寛)
[六號記事]
アネクドオトへの請待状
血族綺談
文壇嘘々實々
東西南北
麻雀欄
碁・將棋欄
大衆文壇
目・耳・口
演劇欄
映畫欄
銀座
道頓堀
濱松
函館
鹿児島
京城
九月の旅
社中綴り方
[實話]
マホメット公文(西村眞琴)
戀質者の兄の手記(竹村俊郎)
二人の模範囚(藤本六郎)
[創作]
木の子説法(泉鏡花)
老苦(徳田秋聲)
夏草(里見弴)
頑固な男(武者小路實篤)
夜長(久保田万太郎)
道連れ(正宗白鳥)
土用波(久米正雄)
[全國主要急行列車時刻表]