文芸春秋 第5年第10号-第12号(昭和2年10月~12月)
文藝春秋十月創作號目次
侏儒の言葉(遺稿)(芥川龍之介)
雑記(菊池寛)
二科總評(有島生馬)
生者吟(短歌)(土屋文明)
眼(石井柏亭)
作家の死と著作権(榛村專一)
雨過山房雑詠(短歌)(犬養健)
外國文學の浸潤(藤田進一郎)
豊年(俳句)(高濱虚子)
樂旅浸筆(藤原義江)
夢五夜(靑野季吉)
都會の夕と夜(三木露風)
鴎外藤綱を泣かす(横山又次郎)
片山潜君の歸國問題(堺利彦)
國際勞働會議の価値(鈴木文治)
ベイリスム(山田珠樹)
斷片語(武者小路実篤)
箕踞浸筆(上杉愼吉)
小唄(泉鏡花)
山中吟(俳句)(宝生犀星)
赤裸(里見弴)
高橋是淸座談會(高橋是淸/菊池寛)
六號記事
文藝春秋欄
ノラの本物
長崎に於ける芥川氏
一寸尾兎
政界春秋
ポーカーの話
經濟春秋
ナフキン
アルチユル・ランポオ傳
東西南北
編輯後記
シーボルトと日欄間貿易(呉秀三)
新選擧權者團體の範圍(野村淳治)
抱一後談(内田魯庵)
バハイ敎徒の家(那須皓)
特別讀物
文藝時評(千葉龜雄)
鬼言佛語
地方記者から中央への悶(伊藤金次郎)
大衆文藝
窓から現る手(ロバート・ブレナン・作/松本泰・譯)
長篇 暁の鐘は西北より(國枝史郎)
音無しの宮(平山盧江)
繪入院展二科評(岡本一平)
創作
邦子(志賀直哉)
夏の一齣(岡田三郎)
帆(中條百合子)
齒車(遺稿)(芥川龍之介)
文藝春秋十一月戯曲號目次
芥川龍之介君のこと(飯倉だより)(島崎藤村)
随筆
工業圖書館に就いて(藤山雷太)
時勢と個人(野村兼太郎)
ヘツベルのことども(山岸光宣)
業餘の吟(短歌)(齋藤茂吉)
梅ヶ谷の死と傳書鳩(小野賢一郎)
羅馬使節と其前後(林癸未夫)
選擧買収選戰の横行と昔の買官制度(高橋龜吉)
夏から秋へ(俳句)(河束碧梧桐)
斷片語(武者小路実篤)
男は度胸(里見弴)
我ら楽しかりし(日德蘇峰)
雑記(菊池寛)
現代人間畫譜(岡本一平)
海軍座談會(N海軍中傷/伊藤正德/水野廣德/久米正雄/菊池寛)
芥川龍之介より無名の友への手紙(西村貞吉)
六號記事
文藝春秋欄
ボオドレエルの最後
女と男
勝繼將棋
經濟春秋
六大學投手短評
東西南北
政界春秋
木馬
社中偶語
特別讀物
府縣會選挙戰の嵐の中から(大山郁夫)
掌捕私船(板倉卓造)
普選君の恨み(山浦貴一)
第二軍縮會議に就て(樋口秀雄)
三井三菱二王國・商賣の仕振と人物の特色(千山萬水棲主人)
水郷の人々(小杉未醒)
長篇 暁の鐘は西北より(國枝史郎)
野球座談會(橋戸信/内海弘藏/蘆田公平/岡田源三郎/腰本壽/久米正雄/近藤經一/菊池寛)
創作
天上の罠(金子洋文)
カイゼリンと齒醫者(三幕)(村上知義)
活動狂時代(七景)(北村小松)
三十日の月(水木京太)
稲妻(一幕)(關口次郎)
ガンバハル氏の實驗(ラヂオドラマ)(岸田國士)
幸福な父(二場)(長田秀雄)
邦子(小説)(志賀直哉)
文藝春秋十二月號目次
侏儒の言葉(遺稿)(芥川龍之介)
雑記(菊池寛)
古本屋(市島春城)
芥川くんとスキー(堀内信水)
棕梠の雨(連句)(小杉未醒/中川一政)
或る男のこと(平林初之輔)
ほんとの随筆(堺利彦)
金の値打が減る(牧野輝智)
或る剣士の畫像(井上通秦)
過剰の人間(山川均)
斷片語(武者小路実篤)
うけ答(里見弴)
わが園の菊を歌へる(歌)(菊池幽芳)
幸福(詩)(百田宗治)
月光・女(詩)(多田不二)
秋の夕暮の對話(朝倉文夫)
京都通信(木村荘八)
現代人間畫譜(岡本一平)
外交座談會
(藤澤利喜太郎/堀口九萬一/下村宏/太田正孝/岩永裕吉/鶴見祐輔/小村欣一/山本有三/菊池寛)
昭和二年度の出版会について(改造社・山本實彦/新潮社・砂糖義亮)
(第一書房・長谷川己之吉/中央公論社・島中雄作/春陽堂・和田利彦)
六號記事
文藝春秋欄
アルチユル・ランポオ傳
政界春秋
ジャズ・ウエプスダ
廻轉椅子
勝繼將棋
エア・ポケット
外交實秘話
經濟春秋
重野安繹先生
人生ところどころ
クリスマツ・ツリー
木馬
社中寓語
編輯後記
特別讀物
最後の抱一庵(内田魯庵)
梅幸藝談(尾上梅幸)
三井三菱二王國・政黨の分野と重役の腕(千山萬水棲主人)
第二軍縮會議に就て(樋口秀雄)
桂と西園寺との政治(山光甫)
鬼言佛語 新聞戰争と戰國英勇の例へ話(伊藤金次郎)
女藝雜感(廣津和郎)
冷ややかなる鑑定人(正木不如丘)
長篇 暁の鐘は西北より(完結)(國枝史郎)
東京・アレグロ
松坂屋-松屋-三越(横光利一)
二つの百貨店(片岡鐵兵)
銀座の百貨店(池谷信三郎)
都市空想(石濱金作)
御案内(菅忠雄)
高速度スケツチ(河盛久雄畫)
探偵術座談會
(甲賀三郎/大下宇陀兒/金子準二/濱尾四郎/森下雨村/尾佐竹猛/近藤經一/菊池寛)
創作
秋草に圍まれて(正宗白鳥)
死人の靴(中川與一)
脈と心臓(三宅やす子)
時計(吉田絃二郎)
父と子(藤森成吉)
懸賞文藝作品人名當て