文芸春秋 時局増刊 第14号-第16号(昭和13年11月~14年1月)
文藝春秋 現地報告
時局増刊14号=第16巻第20号
広東・漢口陥落記念号
東亜の文化提携につきて(鵜澤聰明)
陥落した広東とその攻略の意義(神田正雄)
広東・漢口陥落と狼狽する英國(横田實)
戦況最高潮に達す!座談会
出席者
陸軍歩兵中佐・福山寛邦
海軍中佐・細谷資英
海軍中佐・松島慶三
津久井龍雄
大石隆基
山縣初男
漢口陥落とその後の戦勢(大場彌平)
我が南支作戦と蘇連邦(竹尾弌)
古荘幹郎論(濱田尚友)
監澤幸一論(梅田吾郎)
広東派将領の悲劇(橘善守)
南支航行遮断線(横山一郎)
広東陥落記(敵前上空より広東入城まで)(高田精一)
揚子江一暼(菊地寛)
九江所見(浅野晃)
香港雜信(和久田幸助)
抗日支那財政破局の現状(大橋於蒐次郎)
銃眼(時局短評)
知識の力(三枝博音)
ヴィジョンとイリュージョン(片山敏彦)
娯楽統制と點晴(権田保之助)
軍歌のことなど(池内友次郎)
一つの持久力(大熊信行)
日支融和の大移民(時務短言)(巨嚴生)
南支地理学
海南島/九龍と澳門/南支の新鉄道/珠江・東江・西江/汕頭
広東陥落と世界の論調
漫画・現地報告(加藤悦郎/岸丈夫)
時局漫画
宇垣退陣後の外務省(堤寒三)
我等にも権利あり(麻生豊)
漢口陥落す(小泉紫郎)
大地耕作機の運転近ずく(下川凹天)
広東・漢口陥落す(林京太郎)
近代千手観音菩薩(小野佐世男)
ブリュッヘルの失脚(宍戸左行)
農相に呈上(岸丈夫)
十時以後の影響(横井福次郎)
前線に傳ふ・銃後の秋
田園秋景(相馬御風)
東京の秋(岡本かの子)
蘇連脱走兵を圍座談会
出席者
赤軍士官・イハロフ
赤軍兵士・イワノフ
朝鮮軍嘱託・高井邦彦
全朝思想報国連盟・権忠一
同京城支部・朴徳鉉
同・金漢卿
同・朴英熙
同盟通信・古津四郎
獨墺合併の日の印象(私の帰朝報告)(宮本東野)
支那側従軍記
金輪峯下の激戦(掃蕩報・石西民)
日軍陽新に迫る(新華日報・陸詒)
香港から重慶まで(毛仿梅)
特別読物
広東軍政府(藤田栄介)
バイヤス湾の海賊(村松梢風)
黄埔軍官学校(竹内夏積)
漢水の血戦(支那合戦譚)(大場彌平)
明石元二郎(軍事探偵秘録)(木村穀)
難民行(小説)(李如雲)
表紙(安慶)(北村小松撮影)
扉絵(中村研一)
編集後記
時局増刊15号=第16巻第22号
興亜院に望む(宮崎龍介)
三民主義を超克して(米内山庸子夫)
聖戦従軍「帰来感あり」座談会
出席者
陸軍少佐・岩崎春茂
陸軍大尉・出淵勲
陸軍中尉京大助教授・松岡孝児
尾崎士郎、冨澤有為男、浅野晃
第三国、今や猛省せよ!!
対ソ強硬論の台頭(角谷健次)
古証文・九ヶ国条約(江尻進)
英佛を裁くの日(杉山謙治)
この人を見よ!!
安藤利吉中将
アグネス・スメドレー
鈴木貞一少将
ホール・バツチ
前線十日記(佐藤春夫)
日本兵士の征くところ(従軍報告)
鉛筆行軍(白石潔)
快速部隊の足(神原孝夫)
カメラマンの戦線(小椋留吉)
戦ふ戦車兵(兵士の手記)(鈴木武)
長沙を想ふ(えと文・太田貢)
支那敗戦記
業火炎々!!漢口陥落(大美晩報・貝爾噸)
大公報西遷記(大公報・王芸生)
東北農村現地レポ(岸丈生/加藤悦郎)
長期建設のために
国民再組織の重点
新政権運動の発展
総動員法十一条の発動
占拠地区治安問題
長江航行回復問題
貿易振興協議会創設
時局漫画
国民再編成の声、野に満つ(麻生豊)
揚子江航行問題(堤寒三)
新改良種の養鶏場(宍戸左行)
雲南ビルマルートを警戒せよ(小泉紫郎)
北朝鮮(則武三雄)
「日本医学の大陸進出」座談会
出席者
同仁会副会長/伝研所長・医博・宮川米次
元南京診療班長/医学博士・岡崎祗容
元石家荘診療班長/医学博士・新垣恒政
同仁会経理部長・小澤道雪
元石家荘診療班長/長澤豊
元上海診療班長/西原敏男
現地通信
香港と支那の子供たち(和久田幸助)
意気沮喪の新嘉坡華僑(田村圭三)
暹羅の象と僧侶(磯部美知)
日本将校論(津久井龍雄)
ソ連の日本将校研究(三島康夫)
ソ連記者の支那パルチザン地区現地報告
銃眼 時局短評
心からの言葉(大熊信行)
吏道の改革(藤田徳太郎)
これからの防共戦(上泉秀信)
国民服の問題(石原純)
現地報告の移動性(新居格)
聖戦従軍三十三日(絵と文・藤田嗣治)
第四期作戦の燃燒点
新戦場・湖南省(井上謙吉)
ゲリラ戦術再吟味(大場彌平)
海南島制壓(角田次郎)
南京陥落前後(回顧一年篇)(金子義男/中川紀元画)
連ソ容共第一次大会(横田漠南)
戦雲急なる武漢平野(支那合戦譚)(大場彌平/鈴木朱雀画)
表紙(蘇州にて)
扉絵(伊原宇三郎)
編集後記
時局増刊16号=第17巻第2号
興亜外交への巨歩(白鳥敏夫)
漁業問題は日ソ戦の口火か(竹尾弌)
第二の三国干渉(半谷高雄)
支那学者・時局を憂ふ座談会
出席者
文學博士・白鳥庫吉
文學博士・市村瓉次郎
文學博士・飯島忠夫
文學博士・小柳司気太
文學博士・和田清
文學博士・諸橋轍次
文學博士・高田眞治
東大助教授・竹田復
日本大学教授・石田幹之助
満洲の都市文化(岩崎昶)
診察室から覗いた南京(岡崎秪容)
故伍長・北岡一角の手紙
ブリユツヘルは支那にいる!!(中島謙治)
珠江掃蕩転戦記(中村伸康)
広東の唄ごえ(林炳耀)
南支方面・海軍従軍報告(甲賀三郎)
支那紅軍(近藤栄蔵)
大西遷の支那共産軍(角田次郎)
銃眼 時局短評
言葉の使徒(本多顯彰)
応召軍人遺家族への同情金(高田義一郎)
文明と文化(新関良三)
批判(東畑精一)
戦争の検討(道家齊一郎)
拓かれゆく移民地(和田傳)
国民負担の均衡(時務短言)(古池生)
動揺する世界
ポーランドの動き
汎米会議の歸趨
チュニス・コルシカに進駐
独仏の接近を繞る
英国の対支援助の終わ時
時局漫画
フアンの回転ますます強し(麻生豊)
汎米会議(石川進介)
執拗なるソ連の外交(宍戸左行)
支那新中央政府成立近し(堤寒三)
国民再組織(小野佐世男)
銃後生活再編成(漫画)(加藤悦郎/岸丈夫)
「戦ふ軍医」現地座談会
出席者
部隊長・中村悌二、村上義夫、深堀保郎、城戸久、芳川博保、
富久三郎、松生三郎、大野良一、本木重栄、朝永溶、今村富士男、
大庭忠夫、松本正己、猪俣政治、金子伊三郎、沼八郎、小坂英一
前線兵士の手記
藍の襟章(佐川英三)
生き残るの記(藤川忠治)
酒豪孫権(支那合戦譚)(大場彌平/鈴木朱雀画)
投降(張露薇)
石達開將軍(小田嶽夫)
従軍小説
珠江の中の女(長谷川伸)
行軍(中谷孝雄)
表紙(本社・下島連撮影)
扉絵(藤田嗣治画)
編集後記