雑誌カンポウ イリフネヤマ 160002204

館報入船山 第5号-第15号(平成5年~17年)

サブタイトル
著者名
出版者
呉市入船山記念館
出版年月
1993年(平成5年)3月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
1冊
NDC(分類)
069
請求記号
069/Ka58/5
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
除:7、合本
和書
目次

第5号 「呉浦」の絵図
「村絵図」のなりたち
「呉中立合相調の図」(仮称)-元禄四年(一六九一)
「呉浦」の村々(絵図の説明)
「安芸郡庄山田村絵図」-享保八年(一七二三)
庄山田村(絵図の説明)
「安芸郡和庄村絵図」-年不詳
和庄村(絵図の説明)
「安芸郡宮原村絵図」-文化十二年(一八一五)
宮原村(絵図の説明)
参考文献・表紙の説明


第6号 朝鮮通信使の見た安芸・備後 
ごあいさつ
「朝鮮通信使の見た安芸・備後」
解題
(表)朝鮮通信使の来日関連事項
1 慶七松『海槎録』宣祖四十年(慶長十二年=一六〇七)
2 呉允謙『東槎上日録』光海君九年(元和三年=一六一七)
3 李石門『扶桑録』光海君九年(元和三年=一六一七)
4 姜弘重『東槎録』仁祖二年(寛永元年=一六二四)
5 任参判『丙子日本日記』仁祖十四年(寛永十三年=一六三六)
6 金東溟『海槎録』仁祖十四年(寛永十三年=一六三六)
7 黄漫浪『東槎録』仁祖十四年(寛永十三年=一六三六)
8 趙竜州『東槎録』仁祖二十一年(寛永二十年=一六四三)
9 申竹堂『海槎録』仁祖二十一年(寛永二十年=一六四三)
10 作者不明『癸未東槎日記』仁祖二十一年(寛永二十年=一六四三)
11 南壺谷『扶桑録』孝宗六年(明暦元年=一六五五)
12 金指南『東槎日録』粛宗八年(天和二年=一六八二)
13 洪禹載『東槎録』粛宗八年(天和二年=一六八二)
14 申維翰『海游録』粛宗四十五年(享保四年=一七一九)
15 趙済谷『海槎日記』英祖四十年(宝暦十四年(明和元年)=一七六四)
「村絵図(ニ)」-焼山村・苗代村・押込村・栃原村ー
はじめに
凡例
絵図に使われている「用語」の説明
安芸郡焼山村図ー慶応二年(一八六六)
焼山村(絵図の説明)
苗代村絵図ー宝永三年(一七〇六)
苗代村(絵図の説明)
「呉市域変遷表」
押込村(『芸藩通志』絵図と説明)
栃原村(『芸藩通志』絵図と説明)
参考文献
呉市入船山記念館「発行並びに編集図書のご案内」


第7号 欠号

第8号
ごあいさつ
「警固屋」考ー平清盛の内海航路掌握政策ー(下向井龍彦)
村絵図(三)-大屋村・吉浦村・警固屋村ー
「呉市域変遷表」
編集後記
編集・発行図書のご案内


第9号
・入船山の移り変わり
(1)写真 亀山八幡社 明治19年(1886)頃
(2)スケッチ 軍制会議所兼水交社 明治23年(1890)頃
(3)写真 呉鎮守府司令長官官舎 大正11年(1922)頃
・入船山の植物(呉市文化財保護委員・太刀掛優)
1 植生調査の経緯と現状
2 過去の調査との比較
①一覧表
②比較検討
3 植生の特色
4 植物目録
5 植物の説明(50音順)
6 森林の保護管理
・望ましい森林管理
・自然保護の管理
・入船山の今後の管理への提言
参考文献
・青盛敬篤の見た呉の変遷
1 はじめに
2 青盛敬篤について
3 「塔之岡山」と「呉町」
(1)「呉市」の「くれ」について
(2)鎮守府建設前後の「呉町」と「塔之岡山」
(3)現在地との比較ー「航空写真」での「呉町」と「塔之岡山」
4 敬篤の記した「呉沿革録」
『呉海軍造船廠沿革録』(明治31年(1898)発行)および「沿革誌材料要書}より
・呉鎮守府開設の沿革と変遷
・呉地誌総論
・村史ー宮原村、和庄村、庄山田村、吉浦村、警固屋村


第10号 呉と漢詩ー『呉市史』中の漢詩を読むー
漢詩の読まれた地(地図)
編集要旨
目次
はじめに
漢詩用語等の説明
1 仁方地区の詩
(1)頼山陽「至竹原與●甫同舟赴廣島」
(2)宮原節庵「舟泊猫児門同山陽先生分韻賦)
2 広地区の詩
(3)頼 春風「観廣村瀑布」
(4)坂井虎山「又」
(5)寺田臨川「又」
(6)高橋積「又」
(7)頼景譲「宿觀瀾亭」
(8)頼 春水「又」
(9)野田笛浦「又」
(10)高橋積「又」
(11)同人「又」
(12)金子霜山「又」
(13)廣瀨旭荘「宿観瀾亭主人不在」
(14)同人「與其順諸子到廣村」
(15)頼山陽「宿多賀谷生宅」
(16)同人「廣邨舟遊」
3 阿賀地区の詩
(17)頼春水「舟過阿賀」
(18)同人「臨江亭有事」
(19)同人「過宮尾氏亭分得青韻」
(20)香山宗郎「題臨江亭」
(21)同人「又」
(22)篠崎小竹「鶴洲宮尾翁周申壽詞」
(23)大多和應「宮尾大里正六十初度」
4 警固屋地区の詩
(24)頼山陽「舟宿暗門憶曾隋家君泊此今十一年●」
(25)普厳「松岡明月」
(26)同人「平氏墳墓」
(27)同人「固村晩●」
(28)同人「艘海夜泊」
(29)同人「十五日朝舟著海門登岸東望」
(30)同人「朝觀新城山與主人面晤」
(31)同人「迫門晩望」
(32)同人「迫門古城跡」
(33)同人「迫門夜泊」
(34)同人「十六日朝舟發泊門」
(35)同人「舟中望固村固村也者則予之舊里也」
5 旧呉地区の詩
(36)金子霜山「觀二峡瀑布」
(37)坂井虎山「辛卯初夏與宮原生觀呉山瀑布」
(38)長洲城晋「庚申仲春觀二峡瀑布」
(39)津村聖山「二河瀑」
(40)頼杏坪「宿呉浦為藏宅」
(41)同人「又」
(42)長洲城晋「安政庚申仲春之月念一日同呉江諸詞客登悦喜氏月波樓
酒間次韻杏坪頼翁舊詩●咏五首録博主人一●」
(43)同人「又」
(44)同人「又」
(45)同人「又」
(46)同人「又」
(47)同人「悦喜爲蔵翁●墾田●●大利村民事載本藩孝義録偶余過其家登月波樓賞觀賦詩有感於翁之●績併書此言賀維時安政庚申仲春念一日也」
(48)坂井虎山「辛卯初夏宿呉江生宅和杏翁韻」
(49)金子霜山「和杏翁韻」
(50)同人「辛酉三月宿月波樓次杏翁韻」
(51)頼誠軒「辛酉春晩同霜山金子先生訪呉浦月波樓壁有杏丈人詩●其詩韻」
(52)木原●之「游月波樓」
(53)齋藤拙堂「寄題月波樓次頼杏翁韻」
(54)同人「寄題濯足洞」
作者略伝


第11号 呉市の民家 近世建築物
1 はじめに
2 石泉文庫及び寮(旧広村長浜)
3 手島家(旧仁方村)
4 宮尾家(旧阿賀村)
5 青盛家(旧宮原村)
6 澤原家(旧庄山田村)
7 まとめ
建築用語の説明


第12号 旧海軍関係資料の展示
1 海軍呉鎮守府
呉鎮守府略年表
・呉鎮守府智礼長官
・長官官舎で使われていたもの
2 呉海軍工廠
・工廠で働く人々の生活と健康
・工廠で使われていた道具・作られた品
・艦艇の建造と進水
・回天
3 海軍艦艇
・戦艦「大和」
・戦艦「大和」の引揚品
・戦艦「陸奥」の引揚品
・戦艦「日向」で使われた品々
4 海軍一般
・海軍の食器類
・軍装(装飾品と軍服)
・東郷平八郎元帥
・佐久間勉第六潜水艇艇長
5 呉軍港と市民生活
・国防と産業大博覧会
・戦争と市民
・空襲と終戦
旧呉海軍工廠で建造した艦艇
旧海軍の艦名について
収蔵資料目録


第13号 書物でたどる呉の文化ー庄屋さんの本棚ー
手島家旧蔵和漢書について・解説
はじめに
手島家の歴史と伝存書籍の概要
広島藩の文教政策と手島家の蔵書
庄屋が担った庶民教育
ー『芸備孝義傳』の編纂と配布
手島家旧蔵書の蓄積ー主な集書人
1 七五郎忠次の蒐書と書写活動
2 多三郎忠敬の事跡
3 助次忠頼が書写した『松前蝦夷風俗書』
4 松寿関係の資料郡
5 浦太郎忠篤の書物蒐集
6 忠篤の書物等購入記録と蔵書
7 忠篤の活動ー俳人「松波」としての貌
印のさまざま
本の入手経路・人的交流あれこれ
広島地方の出版事情
終わりに
関連年表・奥書集
刊記集成
印記集成
手島家旧蔵和漢書目録


第14号
旧長官官舎と金唐紙
呉市入船山記念館・旧呉鎮守府司令長官官舎(松下宏)
1.長官官舎建築の経緯
2.桜井小太郎の長官官舎
3.長官官舎和館部
入船山で蘇った金唐紙(旧呉鎮守府司令長官官舎の金唐紙)(上田尚)
1.はじめに
2.金唐革から金唐紙へ
3.現在金唐紙が残っている主な建造物
4.埋め尽くす優雅な金唐紙
5.金唐紙の製造法と素材
6.入船山記念館が所蔵する金唐紙の作品
7.むすび
呉鎮守府司令長官官舎・入船山記念館関連歴史年表

第15号 月波楼と濯足洞ー青盛氏の文芸資料ー
はじめに
1.長渠をめぐって
2.月波楼をめぐって
3.加藤景纉(棕盧)と青盛敬直(呉江)
4.漢詩でたどる月波楼
5.長渠から「濯足洞」へ
6.月波楼と濯足洞
7.敬篤の揮毫収集
おわりに
文芸資料の数々
資料目録
青盛氏関係年表