雑誌ゲイジュツ シンチョウ 160002171

芸術新潮 第57巻第1号-第6号(平成18年1月~6月)

サブタイトル
著者名
出版者
新潮社
出版年月
2006年(平成18年)1月
大きさ(縦×横)cm
29×
ページ
1冊
NDC(分類)
700
請求記号
700/G32/57-1
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
合本
和書
目次

第57巻第1号(2006年1月)
第1章古代と住まう
タオルミーナ
海と山の絶景劇場
・路地レストランにようこそ
シラクーザ
ギリシャ植民地の残照
・劇場vs神殿-石の競演を見よ

第2章パレルモ百花繚乱
パレルモ
楽園都市の光と影
・赤き円蓋のエキゾティシズム
バゲリア
陽気な怪物たちの館
モンレアーレ
ノルマン王の大聖堂を仰ぐ
・アラブの骨、ビザンツの光
州都ぶらぶら探検隊
エリチェ
岩山の上に3000年
・謎の中庭文化
チェファルー
眼下の古都
・気分は常夏、王様の漂着地

第3章謎の天才画家
アントネッロ・ダ・メッシーナ巡礼
・新発見のおもてうら

第4章絢爛のバロック都市をゆく
ノート
黄金色に染まる町
・奥へ、そして上へ!
カターニャ
黒と白の協奏曲
ラグーザ&モディカ
丘にバロック満ちあふれ
・神聖階段をのぼろう

第5章天空の町から3000キロ
エンナ眺望の絶佳の臍
ピアッツァ・アルメリーナ
皇帝たちが愛したモザイク
アグリジェント神々の集った谷
シャッカ アラブ訛りの聞こえる港
セリヌンテ海からの光
セジェスタ古代の夢

第57巻第2号(2006年2月)
はじめに

第1章 ひらがな誕生
◆文字をわがものに
◆男から草へ、草から女へ
醍醐天皇、狂草す
905年ひらがな人物誌
ひらがな主要母字一覧

第2章 女手の小宇宙
◆ひらがなの極み<高野切>
<高野切第一種>これぞ仮名の正統
<高野切第二種>どこまでもずらずらと
<高野切第三種>まばゆい速度の書
◆うるわしの三色紙
<寸松庵色紙>あるいは弾力の冒険
<升色紙>あるいは王朝アヴァンギャルド
<継色紙>あるいは倦怠表現主義

第3章 女手のゆくえ
◆後期上代様ヴァラエティ
突きと返しの歌<小鳥切齊宮女御集>
一筋の線となりゆく<針切(源重之の子の僧の集)
結び目、折れ目に個が宿る<紙燃切道済集>
女手が狂草と化す<香紙切塵花集>
<香紙切塵花集>-掛筆、掛字コレクション
◆ひらがな幽玄・藤原俊成
◆女手よ、さらば・藤原定家以後
読みやすいように書く
仮名くらべ流儀書道vs上代様
特集:古今和歌集1100年ひらがなの謎を解く
(解説・石川九楊)
つけたり:カタカナのこと
特別企画:石川九楊、紀貫之になる
ひらがな対談(小松英雄+石川九楊)
展覧会案内
「書の至宝-日本と中国」展(談・冨田淳)
「古今和歌集1100年記念祭-歌仙の饗宴」展
小特集:ナポレオンの美術戦略
-その「虚」と「実」
<speak low>
ミュージシャン、小説家、そして俳優中原昌也の生きる道
<art news>
◆東京技術倶楽部美の伴走者たちの百年(文・矢島新)
◆西雅秋時が変えていくもの
◆赤ずきんちゃん危機一髪
川瀬敏郎:たてはな神話
-第2回 ヨリシロ
柳孝:骨董一代記
-第2回 興福寺千体仏と唐招提寺化仏(青柳恵介)
<INVITATION>
BOOK:鶴ヶ谷真一
MOVIE:宇田川幸洋
MUSIC:中村とうよう
THEATRE:内野儀
EXHIBITION:三浦篤
お薦めの書籍、CD、映画、DVD
これから見られる展覧会案内
STARDUST
裁断お宅58景
浪花の贔屓筋は役者やのぉ
天竺の石ならべ
パトロン親子の折々彫り
五十嵐威暢-切り抜かれた気配
前田朋子-曖昧なオフィーリア
漆にかぶれたアニッシュ・カプーア
大西康明-ビニールの深呼吸
雨宮庸介-不確かなリンゴたち
WORLD
異形のチェス・セット-鑑賞すべきか遊ぶべきか
フランツ・リンゲルのひたすら自画像主義
ボルゲーゼの屋根裏で隠れたお宝拝見
デカメロン絵巻の意外な二都結婚物語
次号予告
<わたしのお気に入り>
ネガな部屋・立花文穂
<今月のほれぼれ>
光の所在
寺田真由美<天窓と階段051301a>
<企画者にも選ばせろ>
「生誕100年記念・前田藤四郎展
-"版"に刻まれた昭和モダニズム」より
<今月の発見>
4日目のプリンほか

第57巻第3号(2006年3月)
1日目
◆シテ島ぶらぶら
書割の美学-ノートル=ダム大聖堂
夜明けの聖遺物箱-サント=シャペル

2日目
◆しずかなルーヴルと街角のロマネスク
魚、マリア、涙-ルーヴル美術館
左岸の古寺もうで-サン=ジェルマン=デ=プレ聖堂

3日目
◆パン屋とワインとおさげ髪
シャルトル大聖堂

4日目
クリュニーの至宝と壁さがし
◆クリュニー館の中世の秋
国立中世美術館

5日目
聖王ルイが愛した小さな町
◆廃墟のほとり
ロワイヨーモン修道院
◆樫の木とカテドラル
サンリス

中世のパリおさらいマップ&ガイド
1日目:シテ島
2日目:ルーヴルとロマネスク
3日目:シャルトル
4日目:クリュニーと城壁と古民家
5日目:ロワイヨーモンとサンリス
パリ全図

中世をもっと知るために(文・木俣元一)
パリシイ族からはじまる
ゴシック誕生
聖なる居酒屋ものがたり
恋する一角獣
中世はなぜ終わったのか

小特集:名取洋之助のNIPPON時代

speak low
渡辺力の禁欲的デザイン論
art news
◆亜欧堂田善の洋風画プロジェクト(解説・金子信久)
◆オラファー・エリアソン静かな光の使い手
◆古川龍生-色と彫の孤独
<INVITATION>
BOOK:鶴ヶ谷真一
MOVIE:宇田川幸洋
MUSIC:中村とうよう
THEATRE:内野儀
EXHIBITION:三浦篤
お薦めの書籍、CD、映画、DVD
これから見られる展覧会案内
STARDUST
◆長倉威彦-アンビルトへの誘い
◆ジェームス・ウェリング-印画な花
◆田中信行-うるしの波
◆高見直宏のモクモク彫
◆ミロスワフ・バウカ-水の生家
◆ジェローム・フォルタン-ペットボトル裂イタ咲イタ
◆サイケ猫が福を呼ぶ
◆棚田康司・板間の大顔くん
◆津久井利彰-掘り出しアブストラクト
◆三瀬夏之介の金派富士
WORLD
地獄の獣と形而上学-中世写本の動物を楽しむ
世界やきもの比べの珍品はドールハウスの微小磁器
イタリアのオ化の上で巨大兎によじのぼろう
ローマ大邸宅跡から蘇る古代の赤、フレスコの庭
次号予告
<わたしのお気に入り>
パンとデザイン川端直道
<今月のほれぼれ>
視線は降り注ぐ
松江泰治<JP-2208>
<企画者にも選ばせろ>
「ドイツ表現主義の彫刻家
-エルンスト・バルラハ展」より
<今月の発見>
ユニットバスをあきらめない、ほか
川瀬敏郎:たてはな神話
-第3回 スサノヲ
柳孝:骨董一代記
-第3回 玉堂の山水と古九谷の壺(青柳恵介)

第57巻第4号(2006年4月)
序章・藤田とFoujita
手塩にかけた終の棲家

第1章 白い裸身

第2章 万国風俗図鑑
1931~33年:南北アメリカ大陸縦断の旅

第3章 猫たちの劇場

第4章 群像表現との闘い

第5章 ちいさき者へ

第6章 聖母礼賛
シャペル・フジタへようこそ

第7章 超絶技巧の秘密
解説・小谷野匡子

特集:藤田嗣次の真実(解説・清水敏男)

小特集:エルンスト・バルラハ小さないのちの歌
(文・薩摩雅登)
speak low
過激な父さん榎忠氏の生活と意見
art news
◆グンナール・アスプルンド建築の抒情と夢想
◆御免なさい宇治山さん(文・野見山暁治)
◆岩窟の愉快な聖人たち
<INVITATION>
BOOK:鶴ヶ谷真一
MOVIE:宇田川幸洋
MUSIC:中村とうよう
THEATRE:内野儀
EXHIBITION:三浦篤
お薦めの書籍、CD、映画、DVD
これから見られる展覧会案内
STARDUST
◆マイケル・フィルハーモニー来日公演
◆小林正人 失踪するヌード
◆古賀充 海でひろった花器
◆今野央輔の糸くずダンス
◆机の上の廃墟たち
◆内倉ひとみ紙々の鱗光
◆古橋佳子 グレイのほうへ
◆西成田洋子 記憶の着ぶくれ
WORLD
新装ゲティ・ヴィラで古代地中海美術を散歩する
アラブの科学が世界最先端だった頃
上か下か、それとも無しか?台座をめぐる彫刻家の冒険
アンドレア・ジッテルは居住空間を削ぎ落とす
次号予告
<わたしのお気に入り>
端っこへの旅
町田久美
<今月のほれぼれ>
らしくない彼
ベン・シャーン<傘のあるテニスの審判の椅子>
<企画者にも選ばせろ>
「プラド美術館展 スペインの誇り、
巨匠たちの殿堂」より
<今月の発見>
あの人と同じ日に生まれて、ほか
川瀬敏郎:たてはな神話
-第4回 ハナ
柳孝:骨董一代記
-第4回 平安の緑釉碗と天平の陶印(青柳恵介)

第57巻第5号(2006年5月)
武満徹がいる
武満徹をきく
◆人生を決めた歌
◆愛しき楽器の肖像
◆ふたりの師 清瀬保二と早坂文雄
◆実験工房の時代1950年代
◆草月アートセンターの時代1960年代
◆楽譜の冒険
◆剣玉とバッハささやかな儀式
◆武満徹を聴く一週間(文・小沼純一)
武満徹をみる
◆ようこそ、武満徹美術館へ
◆タケミツ謹製現代美術館
◆シアター・タケミツだたいま上映中
武満徹をうたう(構成と絵:和田誠)
<○と△の歌><翼><小さな空>
<明日ハ晴レカナ、曇リカナ>
武満徹をたべる
武満徹をまとめる(談:大原哲夫)
帰ってきたメロディ
特集:はじての武満徹
小特集:彫刻・絵画・象徴
-ロダンとカリエールが求めたもの(文・三浦篤)
speak low
エレガントな竜巻
-トリシャ・ブラウンのダンス
art news
◆萬鉄五郎写真の秘め事
◆宮島達男かそけき数字たち
◆軽い近しい面白い知られざる江戸絵画お蔵だし
<INVITATION>
BOOK:鶴ヶ谷真一
MOVIE:宇田川幸洋
MUSIC:中村とうよう
THEATRE:内野儀
EXHIBITION:三浦篤
お薦めの書籍、CD、映画、DVD
これから見られる展覧会案内
STARDUST
◆土門拳の早大なアルバム
◆ブルース・コナーデカルコマニーの雨
◆池田晶紀のお子様劇場
◆目撃!フジタと裸の女
◆メレンデスの過剰なスイカ
◆ふたりのジョヴァンニ
◆ぼくらの首級ブラザーズ
◆千駄木の巨大繭「虫の詩人の館」オープン
◆金謹中おしゃべりな花鳥画
WORLD
◆ピサロとセザンヌ川ぞいの切磋琢磨
◆パリ郊外の新美術館で現代アート
◆ブルガリアの古墳から麗しき副葬品
◆コロッセオに集まった9人のミューズと賢人たち
次号予告
<わたしのお気に入り>
滝と学校・平町公
<今月のほれぼれ>
生まれたての彼女
村瀬恭子<Under the fern>
<企画者にも選ばせろ>
「雲英文庫に見る芭蕉・蕪村・一茶と新しい領域」展より
<今月の発見>
青山でぬか床キープ、ほか
川瀬敏郎:たてはな神話
-第5回 ミヅホ
柳孝:骨董一代記
-第5回 乾山の色絵皿(青柳恵介)

第57巻第6号(2006年6月)
クラブ「かわいい」がいっぱい
響きあう絵とことば「俳画名鑑」
はじめに
雅に笑え:野々口立圃
◆歌仙たちの休日
人間こそが面白い:井原西鶴
◆浮き浮き十二ヶ月
芭蕉の秘蔵っ子、宝井其角
◆元禄のホームレス讃歌
俳画のきわみ:蕪村と仲間たち
◆蕪村、「奥の細道」を描く
◆樗良の超音速ホトトギス
◆月渓天明のエピキュリアン
巣兆・一茶エトセトラ
猫も杓子も描き出す
絵俳書先駆けのグラフィズム
もう一つの俳画「俳諧一枚摺」の魅力(文・伊藤善隆)
俳画今昔(坪内稔典+雲英末雄)
<緊急特集>
ダ・ヴィンチ・コードの○と×
対談:小池寿子+宮下誠
chapter1:栄華も小説も修道僧シラスは○
chapter2:ダ・ヴィンチ解読の姿勢は○だが答は×
chapter3:聖書に縛られない新たなイエス像は○
chapter4:欲望のない美術書は×
speak low
本城直季のジオラマ・マジック
「街って嘘っぽいと時々思う」
art news
◆美術館でカルティエを
<INVITATION>
BOOK:鶴ヶ谷真一
MOVIE:宇田川幸洋
MUSIC:中村とうよう
THEATRE:内野儀
EXHIBITION:三浦篤
お薦めの書籍、CD、映画、DVD
これから見られる展覧会案内
STARDUST
◆チェコのガラス・モード
◆菱山裕子のネット菩薩
◆牛腹達夫○印のかたち
◆スゥ・ドーホーの宙づり天国
◆コウ・ミョンクン四角多面な裸たち
◆カラスだってお色直し
◆津田亜紀子のあうん少女
◆バンジャマン・ルボーにぎやかなムッシューたち
◆政田武史-筆触の森から
WORLD
◆世界一高額なエロ本は16世紀イタリアの性戯書
◆素顔のアングルが見える少年像と裸婦デッサン
◆エルズワース・ケリーの白に誘われて
◆初期キリスト教美術で祝うヴァチカン美術館500周年
次号予告
<わたしのお気に入り>
100年を蒐める祖父江慎
<今月のほれぼれ>
裂け目の眺め
若尾恵都子(山つつじを探しに行く)
<企画者にも選ばせろ>
「愛知曼荼羅-東松照明の原風景」展より
<今月の発見>
美術館みたいなカメラ店、ほか
川瀬敏郎:たてはな神話
-第6回 ホコ
柳孝:骨董一代記
-第6回 金胎仏画帖と唐の水瓶(青柳恵介)