雑誌ベッサツ ブンゲイ シュンジュウ 160001789

別冊文芸春秋 第253-254号(平成16年)

サブタイトル
著者名
出版者
文芸春秋
出版年月
2004年(平成16年)9月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
1冊
NDC(分類)
051
請求記号
051/B89/253
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
合本
和書
目次

2004年9月 第253号
恋愛小説館
唯川恵「無邪気な悪魔」
オフィスには秘密が隠されている-
結婚を前に上司との不倫を清算したい朋絵だが
柴田よしき「若紫」
タイムスリップして香子さまの助手となった小袖。
実は『若紫』は小袖と同じ境遇で‥
長野まゆみ「よろづ春夏冬中」
他人の傘をうっかり持ってきた市村の前に奇妙な男が
現れる-『雨師』。ほか心騒ぐ掌篇二篇
重松清「誰かがいた海」
かつて二年だけ過ごした浜辺の町。ずっと避けてきた地に
足を向けた、俊治の心に去来するもの
佐藤雅美「お構い者の行く末-縮尻鏡三郎-」
気楽な一献の席に闖入してきた男。浅からぬ因縁が
鏡三郎にも-過去の謎が露わに
中篇短編
野中柊「光-あなたのそばで。-」
生徒会長である僕の恋人は8歳年上の先生で
三羽省吾「厭世フレーバー-十七歳-」
今時、女子高生ってだけでホント疲れる
吉田篤弘「空ばかり見ていた」
度のずれた眼鏡が浜辺の記憶を呼びおこして
近藤史恵「賢者はベンチで思索する」
バイト先で続いた事変に久里子は戸惑う
新連載
山本幸久「凹組太平記」
弱小デザイン事務所で働く凪海にチャンスが訪れる。
それは過去の凹組の傷を露わにして…
好評第2回
横山秀夫「64(ロクヨン)」
12年ぶりに訪れた未解決事件の被害者宅で…
森博嗣「もう少し変わった子あります」
風変わりな料亭が用意する特別な食事の時間
宮城谷昌光「深更通信-クラシック未知なる名曲を求めて」
長篇連載
佐藤賢一「褐色の文豪」
『三銃士』連載開始。デュマの栄華も頂点に
藤原伊織「名残りの火-てのひらの闇Ⅱ-」
丸山を脅して聞きだした人物の経歴に堀江は……
吉田修一「コンセプチュアル・デイズ」
森福都「漆黒泉」
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
海月ルイ「十四番目の月」
榊東行「共同体の殺人」
宇佐美游「FOXY」
加納諒一「贄の夜会」
最終回
三咲光郎「忘れ貝」
五十嵐貴久「TVJ」
平安寿子「くうねるところすむところ」
池井戸潤「オレたちバブル入行組」
連載エッセイ等
杉田比呂美「五感のピクニック」
穂村弘「にょっ記」
吉村昭(井の頭だより)「銀行にて」
コラム
[book trek]
山本兼一「火天の城」
長嶋有「パラレル」
浅倉卓弥「君の名残を」
白石公子「僕の双子の妹たち」
[癒しのスポット]
あさのあつこ「日常のファンタジー」
[会心の買い物]
冲方丁「透明な暗黒-ベネチアングラス」

2004年11月号 第254号
新連載
黒木亮「シルクロードの滑走路」一挙200枚
キルギスタン-歴史ある中央アジアの地
知られざる航空機ファイナンスの駆け引き
朱川湊人「スメラギの国」
新生活を始めるには、絶好の場所だったはず
しかし、そこに不気味な猫の影がちらつく
三浦明博「罠釣師」
久しぶりに訪れた渓流釣り。人気ない山奥
出会った人たちはどこか訳ありで…
明川哲也「ブーの国」
少年はなぜ”嗅ぎ屋”になったのか?
奇妙な国で繰り広げられる哀しい恋の物語
Oka-Chang
「主婦に友だちはいらない!」-別宅春秋-
突然の別居生活。すべてはそこから始まった
最注目エッセイスト待望の初小説!
酒見兼一「泣き虫弱虫諸葛孔明」第弐部スタート
「三国志」には裏設定が存在する?
孔明、遂に劉備の元へ-満を持しての再開
好評連載
横山秀夫「64(ロクヨン)」
引き逃げ犯である主婦の匿名問題と長官視察
揺れるD県警に、さらなる難題が-
瀬尾まいこ「ファミリーセンター」
「気をひきたい人がいる」。占い師ルイーズ、
一見クールにみえた女子高生に振り回される
中山可穂「ケッヘル」
舞台はウィーン。シュテファン寺院の葬儀に参列した
男性-過去に何があったのか
中篇短篇
重松清「望郷波止場」
20年前のヒット曲が、小さな港町に波紋を
佐藤雅美「思い立ったが吉日-縮尻鏡三郎-」
あの時の味は忘れない-美談も時が経てば
野中柊「イノセンス-あなたのそばで。-」
三羽省吾「厭世フレーバーー二十七歳-」
近藤史恵「賢者はベンチで思索する」
吉田篤弘「空ばかり見ていた」
長篇連載
佐藤賢一「褐色の文豪」
藤原伊織「名残りの火-てのひらの闇Ⅱ-」
山本幸久「凹組太平記」
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
榊東行「共同体の殺人」
森福都「漆黒泉」
加納諒一「贄の夜会」
最終回
宇佐美游「FOXY」
海月ルイ「十四番目の月」
連載エッセイ等
宮城谷昌光「深更通信-クラシック未知なる名曲を求めて」
穂村弘「にょっ記」
杉田比呂美「五感のピクニック」
吉村昭(井の頭だより)「清き一票」
コラム
[book trek]
岩井三四二「十楽の夢」
[会心の買い物]
笹生陽子「サボテンの種」
[癒しのスポット]
雫井脩介「いい喫茶店の条件」
新企画
[別冊フォトギャラリー]
前康輔