岩と雪 第29号-第34号(昭和48年)
第29号 昭和48年2月
ナイロンザイルに関する意識調査
第一線クライマー35人のアンケートから
前号「登山網-強度と確保の問題点」への反論(三重県山岳連盟)
技術の前に性能の表示が優先するのではないか
エベレスト英国隊一九七二年(片山全平)
「ポスト・モンスーンの南西壁は登攀不可能」か
第四回ヒンズー・クシュ会議レポート(秋山礼佑)
昨秋、静岡で開かれた二日間の成果
パキスタンの最新情勢(宮森常雄)
停戦後のラワルピンディを訪れて
「グジュル」について-その語源をさぐる(雁部貞夫)
地域研究=頸城・海谷山塊①(山岳同人東京心岳会/直江津雪稜会)
尾根・岩壁・沢の全ルート
新しい登山用具の展望(堀田弘司)
主として登攀用具について
アルプスで何が起きているか(加藤保男)
長期間の滞在で得た最新情勢
グランド・ジョラス北壁中央クーロワール冬期試登(C・ボニントン)
一九七二年一月の記録
ヒリシャンカ東壁試登(北九州門司山岳会隊)
ペルー・アンデス一九七二年五月~七月
コルディエラ・レアルの登山(日本大学医学部山岳部隊)
ボリビア・アンデス一九七二年六月~八月の記録
パタゴニア南氷陸南部(吉沢岳夫)
今後の展望
ブレンバ・フェース=ポアール・ルート(A・コンタミヌ/近藤等・訳)
連載=モンブラン山群のビッグルート③
エルブルース山塊(高田直樹)
カフカズの山-ルート解説③
戦後登山風俗史ノート⑥(みなみ・かずお)
戦後の登山史を側面から考察する連載最終回
『岩と雪』24号~28号総目次(能勢信二・編)
中部ヒンズー・クシュ3色刷地図②(高木泰夫・綴込)
現代クライマーの一断面(飯塚誠一)
アフガニスタンの地名略解(高木泰夫)
岳界展望
ネパール・ヒマラヤ一九七二年の成果一覧
ネパール・ヒマラヤ登山計画一覧〈12月20日現在〉
ブック・レビュー〈遙かなる未踏の尾根〉
ダイジェスト〈海外/国内〉
クロニクル〈海外〉
クロニクル〈国内・一九七二年一月~九月〉
英文解説=岩と雪ニュース
(表紙構成・加藤秀雄)
(カメラ・武藤昭)
(イラスト・伊藤好一郎/加藤真紀子)
(地図製作・千秋社)
表紙のことば
加藤保男氏が、去年の冬、アルプスの氷壁で使って快適
な使いごこちであったといっていた、アメリカ製のシュ
イナード・アイスハンマーです。荒けずりな仕上げが、
たくましい山ヤを連想させる。この写真には写っていな
いが、柄の細いところと、太いところとで円周に約三セ
ンチの差があり、手からの滑りどめとなっている。ダイ
ナミックで、従来の規格品とは違った個性的なフォルム
美を秘めている。僕の手には柄が大きく握りづらかった
が、大柄な氏にはちょうどよいのだろう。(加藤)
カラー口絵/アート口絵
ボリビア・アンデス コルディエラ・レアル(日本大学医学部山岳部隊)
私の足あと⑥山への出発点(古川純一)
本誌掲載広告索引
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山の店
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第30号 昭和48年4月
特集=山岳一九七二年
一九七二年の海外登山(吉沢一郎)
約五〇隊におよぶ日本登山隊の動向
ネパール・ヒマラヤ一九七二年(薬師義美)
小規模で着実な日本隊と遭難多発の外国隊
ヒンズー・クシュ一九七二年(雁部貞夫)
印パ紛争のあおりで淋しい一年だったが
アンデス一九七二年(横地康生)
過去最高の一二隊が遠征、活況を呈したが
ヨーロッパ・アルプス一九七二年(編集部)
活発な日本人クライマーたちの動静
一九七二年の日本登山界(沢村幸蔵)
激動の七二年は岳界をも巻き込んだ
年表・山岳一九七二年
グラフ=海外登山の記録
一九七二年度海外登山隊一覧表〈日本隊〉(吉沢一郎・編)
一九七二年度出版の山岳図書一覧(岩瀬晧祐)
越後駒ガ岳・金山沢奥壁(横須賀山岳会)
一九七〇年~一九七二年の記録
金山沢奥壁第四スラブ上部岩壁左フェース(松井登)
一九七二年越後駒ガ岳の記録
地域研究=頸城・海谷山塊②(山岳同人東京心岳会/直江津雪稜会)
尾根・岩壁・沢の全ルート
グランド・ジョラス北壁中央クーロワール初登攀(鈴木勝/加藤保男)
一九七二年一月~三月の記録
エギーユ・ヴェント北壁(A・コンタミヌ/近藤等・訳)
連載=モンブラン山群のビッグ・ルート④
チャティン・タウ山塊(高田直樹)
カフカズの山-ルート解説④
ワスカラン東壁新ルート登攀(E・コプルミュラー)
一九七二年ペルー・アンデスの記録
インタビュー=イヴォン・シュイナード(出海栄三)
東部ヒンズー・クシュ3色刷地図①(宮森常雄・綴込)
反省期のヒマラヤ登山(広島三朗)
東部ヒンズー・クシュ地図解説(宮森常雄)
岳界展望
ネパール・ヒマラヤ登山計画一覧〈2月20日現在〉
ブック・レビュー〈ヒマラヤ関係図書目録ほか〉
ダイジェスト〈海外/国内〉
クロニクル〈海外〉
クロニクル〈国内・一九七二年七月~七三年一月〉
英文解説=岩と雪ニュース
編集後記/原稿募集/バックナンバー
(表紙構成・加藤秀雄)
(カメラ・白旗史朗)
(イラスト・伊藤好一郎/加藤真紀子)
(地図製作/千秋社)
表紙のことば
白旗君が写真を始めて、まだ日の浅い頃、アシスタント
として、日の出を待って師匠のうしろでジーッと待機し
た。師匠が、だまって手を出す。希望通りのものが渡ら
ないと、どなりつけられる。だから彼は師匠と同じ気持
になって富士山に対峙したそうだ。「あの頃の苦しい修
行が今になってありがたく感じます」と故岡田紅陽に師
事していた時の思い出を、私に語ったことがある。私は
彼の作品からいつも対象に真正面からぶつかっていく粘
り強い力を感じる。写真はドライ・チンネ。(加藤)
カラー口絵/アート口絵
越後駒ガ岳・佐梨川源流金山沢奥壁(横須賀山岳会)
私の足あと⑦二十一歳の冬(小西政継)
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二葉
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日本用品
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第31号 昭和48年6月
厳冬期2つの初登
剣岳早月尾根-八ツ峰Ⅵ峰Dフェース登攀(成城大学山岳部)
一九七二年十二月~一九七三年一月の記録
谷川岳幽ノ沢中央壁直登ルート登攀(羚羊山岳会)
一九七二年十二月~一九七三年一月の記録
大気圧と山の高さ(中島道郎)
第六回国際生気象学会議での講演から
高所医学について(日本大学医学部遠征隊)
ボリビア・アンデス・レアル山群でのテスト結果から
七〇〇〇メートル以上の未踏峰一覧(G・O・ディーレンフルト/吉沢一郎・訳)
ヒマチャル・プランデシュ西辺の山々(井口邦利)
小パーティに好適なインド北西部の研究ノート
ガウリ・サンカール南西稜試登(植松満男)
一九七二年ポスト・モンスーンの記録
西北ネパールの山旅(佐藤正敏)
一九七一年プレ・モンスーンの記録
ジェルヴァズッティ柱状岩稜(A・コンタミヌ/近藤等・訳)
連載=モンブラン山群のビッグ・ルート⑤
第二回日本アンデス会議レポート(高橋喜一)
今春、神戸で開かれた二日間の成果
ワイタパヤーナ、オリエンタル山群(山のなかま同人隊)
ペルー・アンデス一九七二年①
ラウラ、ヤウヨス山群と南面からのチャクララフ(金沢大学隊)
ペルー・アンデス一九四二年②
地域研究=頸城・海谷山塊③(山岳同人東京心岳会/直江津雪稜会)
尾根・岩壁・沢の全ルート
東部ヒンズー・クシュ3色刷地図②(宮森常雄)
私の足あと⑧越えた登攀の体験(田中元)
切れたザイルの波紋(斎田晏生)
東部ヒンズー・クシュ地図解説②(宮森常雄)
岳界展望
ネパール・ヒマラヤ登山計画一覧〈4月20日現在〉
ブック・レビュー〈近刊の洋書から〉
ダイジェスト〈海外/国内〉
クロニクル〈海外〉
クロニクル〈国内・一九七二年五月~七三年三月〉
編集後記/原稿募集/バックナンバー
(表紙構成・加藤秀雄)
(カメラ・白旗史朗)
(イラスト・加藤真紀子)
(地図製作/千秋社)
表紙のことば
四谷三丁目に住む白旗君のところに電話しても
彼のいたことはめったにない。四月の桜ほころぶ頃に、
また電話をした。美しい彼の奥さんが「ハイ!今日は
おります……」。彼が出てきた。志賀でのスキーの撮
影が終って帰ったばかりとのこと。彼と銀座で逢って、
烏森でいささか酩酊しながら山に関した映像論をたた
かわした。彼は童顔を真っ赤にして、山そのものの魅
力をまくしたてた。「明日は尾瀬にいくのだ」といっ
ていた。写真はドリュ北壁。(加藤)
カラー口絵/アート口絵
ペルーアンデス(山のなかま同人隊/金沢大学隊)
バフィンランドの巨大な壁(D・スコット)
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第32号 昭和48年8月
特集=日本の岩場・記録と課題
混迷する登攀界-奇妙な落ち着きの蔭にあるもの(編集部)
高さと困難が登山の目的なのか(岩崎元郎)
日本の岩登りは限界を迎えたか(斎等一男)
国内登攀における今後の課題(古川純一)
登攀における主体性の確立(青木寿)
剣尾根ドーム北壁北稜ルート-70年8月の記録(東京北稜山岳会)
黒部大タテガビン南壁正面岩壁-68~72年の記録(東京岳人倶楽部)
鹿島槍荒沢南壁ABCフェース直登ルート-71年4月の記録(G・D・M)
穂高屏風岩東壁大スラブ直登ルート-71年7月の記録(飢餓同人)
前穂東壁右岩稜正直ルート-72年7~8月の記録(JECC)
穂高岳畳岩-72年10月の記録(山岳同人・風)
厳冬期甲斐駒摩利支天中央壁~赤石沢奥壁中央稜左ルート-72年12月の記録(神戸登攀倶楽部)
甲斐駒赤石沢前衛壁-71年5月の記録(東京白稜会)
甲斐駒摩利支天中央壁北嶺ルート-71年5月の記録(北嶺登行会)
積雪期谷川岳滝沢スラブルンゼ状スラブ-70年3月の記録(遠藤甲太)
高所医学の基本的問題(永坂鉄夫)
異常環境の中でいかに効率よく登山をするか
ナイロンロープの研究報告を聞いて(安田武)
第六回関西繊維セミナーから
国際登山家集会のこと(丹部節雄)
五月中旬、ダージリンで開かれた一週間のレポート
最近のネパール情勢(高橋照)
カトマンズで見聞したこと
ジェティボフラニ試登とシェルパの病死(名古屋大学隊)
一九七二年ポスト・モンスーンの記録
プトレイのノアール針峰西壁(A・コンタミヌ/近藤等・訳)
連載=モンブラン山群のビッグ・ルート⑥
冒涜された山-セロ・トーレ(『マウンテン』特約)
初登頂をめぐる疑惑とボルト登攀への批判
欧米の登攀用具と技術(出海栄三)
最新の文献、カタログから新傾向をさぐる
地域研究=頸城・海谷山塊④(山岳同人東京心岳会/直江津雪稜会)
尾根・岩壁・沢のルート
東部ヒンズー・クシュ3色刷地図③(宮森常雄・綴込)
私の足あと⑨落石と雪崩(渡辺兵力)
エベレスト南西壁計画に思う(平田紀之)
東部ヒンズー・クシュ地図解説③(宮森常雄)
岳界展望
ネパール・ヒマラヤ登山計画一覧〈6月20日現在〉
ブック・レビュー〈洋書・自叙伝3冊〉
ダイジェスト〈海外/国内〉
クロニクル〈海外〉
クロニクル〈国内・一九七二年七月~七三年五月〉
編集後記/原稿募集/バックナンバー
(表紙構成・加藤秀雄)
(カメラ・白旗史朗)
(イラスト・加藤真紀子)
(地図製作/千秋社)
表紙のことば
篠山紀信氏が『死の谷』の写真を発表したことがある。
荒涼たる大地にヌードをコンポジションした作品だが、
自然の恐ろしさと人間の問題を現代的にとらえていた。
その時、私は知らず知らずのうちに白旗君と比較して
いた。白旗君は、演出されたものが全くない山を真正面
から、ただ、もくもくと撮っているようだ。都会人の忘
れている天真爛漫な自然の大きさを、素直に、清新に見
せてくれます。写真はベルニナ山群ピッツ・ベルニナの
チェロア氷河。(加藤)
カラー口絵/アート口絵
セロ・トーレ(青木敏)
ジェティボフラニ(名古屋大学西北ネパール遠征隊)
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第33号 昭和48年10月
アルピニズムを考える
山-陶酔と失墜(遠藤甲太)
永遠の不充足者であるアルピニストは何を志向すべきか
アルピニズムは還ってきた(柏瀬祐之)
アルピニズムにおける客観的価値体系からの脱却
上田哲農氏(左内順)
"アルピニスト発狂論"へのアプローチ
異端者マエストリの行動と倫理『マウンテン』特約
ボルト登攀は是か非か、セロ・トーレ登攀をめぐる論争
ヒマラヤ/プレ・モンスーンの記録
カン・ジェラルワ初登頂(日本ヒマラヤ山岳協会隊)
カンジロバ・ヒマールの未踏査地域
アンナプルナⅡ峰登頂(山岳同志会登山隊)
北面サラタン・コーラからの記録
プモ・リ南稜登攀(登攀倶楽部登山隊)
新ルート開拓とシェルパレス登山
アンナプルナ南峰東山稜(同流山岳会登山隊)
一九七二年ポスト・モンスーンの記録
グランド・ジョラス北壁中央側稜(A・コンタミヌ/近藤等・訳)
モンブラン山群のビック・ルート⑦
モンブラン山群二つの登攀(山崎金一)
一九七二年夏の記録
甲斐駒ダイヤモンドフランケA・B-奥壁中央稜継続登攀(赤蜘蛛同人)
一九七三年六月の記録
アイスハーケンの強度実験(高橋亭夫)
ヒマラヤの氷における強さを測る
地域別登行記録抄①南会津・駒-朝日山群(佐藤勉)
未開の山地にスポットをあて索引概念図を付した連作
地域研究=頸城・海谷山塊⑤(山岳同人東京心岳会/直江津雪稜会)
尾根・岩壁・沢の全ルート
東部ヒンズー・クシュ3色刷地図④(宮森常雄・綴込)
私の足あと⑩不安と喜び(野村哲也)
プレのヒマラヤを顧みて(中島寛)
東部ヒンズー・クシュ地図解説④(宮森常雄)
岳界展望
ネパール・ヒマラヤ登山計画一覧〈8月20日現在〉
ブック・レビュー〈ヒマラヤの高峰ほか〉
ダイジェスト〈海外/国内〉
クロニクル〈海外〉
クロニクル〈国内・一九七二年十二月~七三年五月〉
編集後記/原稿募集/バックナンバー
(表紙構成・加藤秀雄)
(カメラ・白旗史朗)
(イラスト・加藤真紀子)
(地図製作/千秋社)
表紙のことば
昨年に続いて白旗君のヨーロッパ・シリーズを富士フォト
サロンで見た。彼の魅力の本領は、暗さを気にしないアン
ダーな中のダイナミックな表現であるようだが、今回は
その力強さよりも、対象の複雑さをただおさえて単純化
するのではなく透きとおるようなデリカシーで華麗な色
とフォルムのノーブルなシンフォニーをかなでていた。
彼がシャッターを押した時の鼓動がリアルに伝わってく
るような新鮮さであった。写真はドロミテ山群のモンテ・
クリスタルロ(加藤)
カラー口絵/アート口絵
ローツェ(ローツェ南壁神奈川岳連登山隊)
ネパール・ヒマラヤ一九七三(HAAJ/山学同志会/登攀倶楽部)
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第34号 昭和48年12月
特集=高度障害とヒマラヤ登山
座談会・八〇〇〇メートルに挑む
(浅見正夫/加藤幸彦/小西政継/中島寛/三浦雄一郎/原真)
高所の特殊性をもつヒマラヤ登山はいかにあるべきか
アンケート=体験から見た高度障害
マナスル以来のヒマラヤ経験者73人の見解
高所登山論(原真)
高山病と高所適応の実践的考察
解禁後のフンザに入る(松沢哲郎/高木真一)
パス氷河踏査と現地の最新情勢
東部ヒンズー・クシュ地図解説⑤(宮森常雄)
アフガニスタンとパキスタンの最新情勢
ヤルン・カン初登頂と遭難(京都大学学士山岳会)
一九七三年プレ・モンスーンの記録
グラン・シャルモ北壁ダイレクト・ルート(A・コンタミヌ/近藤等・訳)
モンブラン山群のビック・ルート⑧
雪崩事故における人間的要素(金坂一郎)
第一部・雪崩と伝承
よりよきザイルへの提言(石岡繁雄)
フランス国立スキー・登山学校を訪れて
地域別説登行記録抄②足尾山塊(木下一雄)
未だ秘境の要素を多分に残した山と谷
地域研究=頸城・海谷山塊⑥(直江津雪稜会)
尾根・岩壁・沢の全ルート
東部ヒンズー・クシュ3色刷20万分ノ1地図⑤(宮森常雄・綴込)
一ノ倉沢で思ったこと(西村豊一)
岳界展望
ネパール・ヒマラヤ登山計画一覧〈10月20日現在〉
ブック・レビュー〈嵐の大地ほか〉
ダイジェスト〈海外/国内〉
クロニクル〈国内・一九七二年12月~七三年5月〉
原稿募集/バックナンバー
編集後記
(表紙構成・加藤秀雄)
(カメラ・白旗史朗)
(イラスト・加藤真紀子)
(地図製作/千秋社)
表紙のことば
倉敷の大原美術館に行った。セガンティーニの『アルプス
の真昼』を久しぶりに見た。高原の澄み切った大気を濁り
なく描きあげた作品を前にした時、私は無性にチロルの空
気を直に吸って見たくなった。白旗君がヨーロッパの山々
に、胸をふくらませて対峙したであろうその時は、きっと、
このような冴えわたった空気を思うぞんぶんに吸ったこ
とだろうと思った。写真はイタリア側チェルビニアからの
マッターホルン。(加藤)
カラー口絵/アート口絵
解禁後のフンザに入る(広島三朗/高木真一)
私の足あと⑪「よき山行」とは(小山貢)
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