わだつみのこえ 第112号-第117号(平成12年5月~14年11月)
NO.112
巻頭言 加害者たることを余儀なくされた被害者(大島孝一)
特集 「日の丸・君が代」問題をわだつみ会員はどう考えるか
妄想が私を捉えている(鹿野政直)
襷がけの日の丸(佐々木潤之介)
会員はこう考える 93名
書評
田中信尚『日の丸・君が代の戦後史』(安川寿之輔)
高岡岑郷 水田洋著『歌集残照 詩集青春』(高岡岑郷)
一盛真『差別と戦争-人間形成史の陥穽-』(一盛真)
わだつみ訴訟とは何であったのか
報告 シンポジウム ~あらたな戦前に抗して~
20世紀の、アジアの中の日本人として生きて
「あらたな戦前」に抗して-教科書攻撃をめぐって-
第一部 シンポジウムの概要と質疑応答
第二部 懇親会の記録
遺族のたより(吉村せき)
「足立16中『名誉毀損』捏造事件」に屈しない(増田都子)
戸谷敏之遺稿の反響/学徒出陣壮行会『第九交響曲』を偲ぶコンサート
「わだつみ記念館」募金委員会のあゆみ
総会報告
わだつみ会創立五十周年紀念祝賀会
編集後記
NO.113
天皇免責と戦後社会の変容-21世紀への課題(田中信尚)
『きけ わだつみのこえ』遺稿・遺品をたずねて
第1回 佐々木泰三氏(八郎氏令弟)会見記
海上春雄君の死(岡本正)
8.15集会「戦争体験の継承と市民的不服従の思想」
理事長挨拶(岡田裕之)
映画「きけ、わだつみのこえ」をめぐって(谷栄)
映画で追求する「戦争と平和」(鍋島壽夫)
第二部 開会の辞(岡安茂祐)
いま、あらためて「戦争責任」を問う(針生一郎)
感想文・アンケート
人間を演じる前に必要なこと(岩脇忠弘)
わだつみ会8.15集会に参加して(貫地谷しほり)
会場アンケートより
英訳『きけ わだつみのこえ』の出版によせて
訳者山内みどりさんのプロフィール(小川富美恵)
英訳『きけ わだつみのこえ』上梓にあたって(山内みどり)
『Listern to the Voices from the Sea』を読んで(多湖正紀)
「骨のうたう」を聴いていただく会(小園弥生)
わだつみ会設立50周年記念祝賀会
(メッセージ)50周年に寄せて(山下肇)
第一次わだつみ会創生期の思い出(林重太)
書評・TV番組評・劇評
水木しげる著『カランコロン漂泊記』(永野泉)
正気でなかった時代の若者の心(杉本徳久)
取り返せない青春の時間(岡安茂祐)
会への便り
フィリピンで『こえ』を読む(大西志麻里)
12・1集会のご案内
わだつみ記念館の建設を!
編集後記
NO.114
「慰安婦」制度を裁いた女性国際戦犯法廷(西野瑠美子)
「花岡事件」東京高裁で和解成立(内田雅敏)
連載 遺稿遺品を訪ねて-その2「上原良司氏ご遺族に聞く」(編集委員会)
56年ぶりに帰還した遺品を手にして(小川陽子)
平和資料館を全国に-静岡の場合ー(鈴木実)
12・1不戦の集い記録
私にとって戦争体験とは(辻井喬)
世紀の替り目に-わだつみ運動を振り返って(山下肇)
会場アンケートより
第1回わだつみフォーラム記録
朝鮮人学徒出陣の実相(姜徳相)
会場アンケートより
ピースボート2001 南回り世界一周の旅から(尾形憲)
言葉飾りて(短歌)(畔上知時)
書評
『小田切秀雄全集』(永野仁)
英訳『きけ わだつみのこえ』(P.マキンナ他)
『昭和天皇と近代日本の形成』(H.P.ビックス)
8・15をめぐるステージ
集会
会への便り
フィリピンからの便り-その2(大西志麻里)
編集後記
115号
巻頭言(岡田裕之)
国家の安全保障から人間の安全保障へ(根本博愛)
戦争遺跡保存の意義と課題(渡辺賢二)
連載 遺稿遺品を訪ねて-その3「木村久夫さんご遺族に聴く」(編集委員会)
「還ってきた脱走兵」と再会して(高橋武智)
ラーゲリの中の民主運動-高橋哲郎氏(中帰連)会見記(編集委員会)
国家神道と戦争責任ーその教訓を宗教倫理教育にいかに活かすべきかー(一瀬智司)
8・15集会「平和の新世紀へ」記録
戦争体験を読み継ぐ(近藤芳美)
戦争責任-天皇と民衆(中村政則)
8・15集会宣言「首相の靖国神社参拝に講義する」
集会アンケートより(編集委員会)
後藤弘さんのこと
書評
藤原彰著『餓死した英霊たち』(高畠平)
澤地久枝著『自決』-こころの法廷(小園一彦)
永沢道夫著『海軍飛行予備学生-青春の軌跡』(小澤一彦)
森川金寿著『権力に対する抵抗』(木下信男)
ダワー『敗北を抱きしめて』(原文、邦訳)の誤りについて
(「わだつみ会50年史」編集委員会)
構成史 私の中の『きけ わだつみのこえ』
114号の合評アンケート
編集後記
NO.116
巻頭言『わだつみ記念館』の実現にむけて(岡田裕之)
二元論の罠 -国際テロと有事法制について考えるー(杉田敦)
連載 遺稿遺品を訪ねてーその4
篠崎次郎氏・鷲尾克巳氏のご遺族に聴く(関西わだつみ会)
短歌 無言館を訪ねて(小畑道子)
ドキュメント 平和の世界へ -遺言・遺品展(編集委員会)
戦没青年とともに生きる(常任理事会)
遺稿に刻まれた戦没学生の苦悩と知性と愛と(岡田裕之)
詩「悪魔の火」(原爆)(山口國雄)
西蓮寺「平和の碑」建立に思う(秋月亨観)
第二回わだつみフォーラムの記録
朝鮮人学徒兵の戦中体験と戦後(鄭琪永)
アンケートわだつみフォーラムに参加して
12・1不戦の集い 記録 戦争と暴力のない世界に
わだつみの世代から(土屋公献)
非暴力平和隊のめざすもの(大畑豊)
書評
辻井喬著『わたつみ』三部作(村上光彦)
最上敏樹著『人道的介入』(安良城米子)
益井康一著『日本と中国はなぜ戦ったか』(小澤一彦)
田中伸尚著『憲法を獲得する人びと』(松本弘子)
総会報告 2002年わだつみ会定期総会
新役員紹介/委員会/事業計画案/理事長就任挨拶
声明 戦争国家への逆行を阻み、有事法制三法の廃案を求める(わだつみ会)
わだつみ記念館の建設を!
鎌田定男氏を悼む(渡辺総子)
会への便り(山内みどりさんから)
遺書・遺品展の案内
8・15不戦の集いの案内
編集後記
NO.117
巻頭言 核超大国アメリカの先制攻撃は認めない(岡田裕之)
国際刑事裁判所と日本のとるべき進路(東澤靖)
違憲の有事立法の背景と問題点(茶本繁正)
掲載 遺稿遺品を訪ねてーその5
松岡欣平氏のご遺族に聴く(編集委員会)
特集 平和への遺言・遺品展ーわだつみ会主催・東京2002年
戦没青年との対話ー東京遺書・遺品展の意義と内容(岡田裕之)
記録 平和への遺言・遺品展(常任理事会)
・平和への遺言・遺品展を観て
平和への遺言・遺品展を息子とふれて(舘野豊)
遺していった心(浪川恵子)
初めて亡父の手紙に接して(小山澄子)
展示会場にて(谷栄)
会場アンケートより
詩人竹内浩三をめぐる友情(小林察)
21世紀の戦争と平和 2002年8・15集会記録
私の8月15日(馬場あき子)
沖縄から見た有事法制と平和憲法(高良鉄美)
8・15集会 アンケートより(編集委員会)
誰が戦争を始める?(『短歌朝日』より)
書評
飯沼佳恵著『徴兵・父の軌跡 隊で遺言を書けと言われたけれど』
加藤克子著『日中戦争 悲しい兵隊』(小島晋治)
岩井忠正、岩井忠熊著『特攻 自殺兵器となった学徒兵兄弟の証言』(林由実)
エヴェルト・ウィレム・リンダイヤ著『ネルと子供たちにキスを』(野々原宏)
鶴見俊輔対談集『未来におきたいものは』(黒川昭信)
英訳『きけ わだつみのこえ』(J・R・ドミンゲス)
機関誌115号合評アンケートより(編集委員会)
12・1不戦の集いのお知らせ
編集後記