雑誌ゲイジュツ シンチョウ 160001454

芸術新潮 第53巻第7号-第12号(平成14年7月~12月)

サブタイトル
著者名
出版者
新潮社
出版年月
2002年(平成14年)7月
大きさ(縦×横)cm
29×
ページ
1冊
NDC(分類)
700
請求記号
700/G32/53-7
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
合本
和書
目次

第53巻7号
特集 生誕150年記念 磯村新が語る気になるガウディ
ガウディ嫌いのガウディ談義
あるカタルーニャ人の一生
バルセロナでガウディ巡り
どびきりのガウディ(解説・磯崎新)
つかのまのモダニズム ボデーガ・デ・ガラ-フ
生まれながらの廃墟 コロニア・グエル協会地下聖堂
ディズニ-顔負けのテーマパーク グエル公園
溶けてゆく家 カサ・バトリョ
波うつ石切場に住む カサ・ミラ
つくり続けることの是非 サグラダ・ファミリア聖堂
やまぎみわ エレガの恍惚から星空のグランマへ
80歳にして謳歌する宮崎進のつくる喜び
河東碧梧桐 見果てぬ夢の夢の書
うねる床、傾く壁 横浜港ターミナルの異空間
意中の建築(その4) 我が心の階段室(中村好文)
あの人のボナペチィ(第7回)ギュンター・グラスの鰻料理(四方田犬彦)
ひとりよがりのものさし(第41回) 虫籠(坂田和實)
ひらがな日本美術史(その89) 時代を二つに分けるもの(橋本治)
鹿島茂
芝山幹郎
吉松隆
小森収
丹尾安典
お勧めの書籍、映画、DVD
これから見られる展覧会案内
ある前衛画家が見た「黒い美術館」
馬六明 シニカル・ポップにバブー
楢橋朝子 熱海を溺写する
となりの国の神がかり事情
リック・バルト-の聖獣戯画
魚と黒人と戦争と
皆川琴美 21世紀のロココ趣味
グレイト・マザーの中世
中村一美 華やぐ抽象
須田国太郎の近代能描き集
カタルーニャの都に誕生した新名所とは?
様々なる その造形と精神の軌跡
抽象前夜 モンドリアンができるまで
実験精神いっぱいの現代の茶の湯
19世紀の発明 鉄道、写真、帝国主義

第53巻8号
ロマネスクを巡る
ブルゴーニュ地方
村人が守る隠れた名作 ブランシオン
オータン 彫刻のささやきが聞える
ヴェズレ- 栄光の丘に残る怒涛の彫刻群
プロヴァンス=コート・ダジュール地方
シトー派の三姉妹に会いにゆく
セナンク うしろ姿が自慢の次女
シルヴァカーヌ きまじめ三女の静かな面影
ル・トロネ 長女の気品につつまれる午後
ラングドック=ルション地方
はるばるピレネー山麓の隠れ寺詣で
カスタイユ 廃墟からよみがえった絶壁寺院
モレイヤス・ラス・イヤス ヨセフとマリアのにらめっこ
ミディ=ピレネー地方
巡礼路の至宝をもとめて
トウ~ルーズ 南仏娘の「肉体の門」
モワサック 空前絶後の痩身
山里に息づく聖女の魂 コンク
今夜もロマネスク(中村好文)
パリ 跨線橋のある駅舎 C線上のマッセナ(堀江敏幸)
フランス田舎散歩
シャンパーニュ=アルデンヌ地方
武道畑は笑っている(壇ふみ)
ブルターニュ地方
フランスの異郷を包むやわらかな光
プロヴァンス=コート・ダジュール地方
山あいの村々で中世の空気を味わう
中世フランス美術談義(木俣元一)
ゴシックを仰ぐ
サン=ドニ
ゴシックの故郷は王家の墓所
シャルトル
800年前の巨大タイムカプセル
ランス
聖処女ジャンヌは大聖堂を目指す
ボーヌ
施療院に秘められしファン・デル・ウェイデン
ディジョン
中世屈指の彫刻家
スリューテルをもとめて
ブールジュ
孤高の三層式聖堂
ヴァンドーム
燃えあがるゴシック最後の炎
中世美術を見るヒント(木俣元一)
1ロマネスク教会はやわかり
2ロマネスクな怪物たち
3マリア様はどう変わったのか?
4ゴシック教会を味わうために
5ステンドグラスを読んでみよう
6「最後の審判」くらべ

第63巻9号
富岡鉄斎に学ぼう
富岡鉄斎 老熟の大画業
輝ける老いらくへ
ずれた回転軸の筆あと(赤瀬川原平)
魁星閣の好日
画にみる交遊録
鉄斎翁の思い出(政宗得三郎)
鉄斎画をよんでみよう
1 人物画編
洞窟の医神・孫思●
大雪に都に食料不足を案じる袁安
月の女神・嫦娥はいかにして生まれたか
鍾馗さまは妹想い
大石内藏助の粋すがた
唐土に没した阿部仲麻呂と円通大師
2 風景画編
賑わう賑わう魚市場(三津浜漁市図)
実景を仙境と転ず(妙義山図・瀞八丁図)
旅また旅の若描き(耶馬渓真景図巻)
自然無為は楽しきかな(旧蝦夷風俗図)
鉄斎研究の歩み(村越英明)
鉄斎作品が見られる美術館ガイド
松江泰治 地名コレクターの孤独な旅
シンプルだから、ぐっとくる花森安治の中吊り広告術
島尾伸三「まほちゃん」がいた部屋
天皇たちが愛した珍なる御物が今をめざめる
帯広の競馬場にアートを見にいく
能面みたいな無表情だなんていえますか?
「たためる椅子」ができるまで(中村好文)
谷崎潤一郎の柿の葉鮨(四方田犬彦)
現代陶芸(坂田和實)
鹿島茂、芝山幹郎、吉松隆、小森収、丹尾安典
お勧めの書籍、映画、CD、ダンス
これから見られる展覧会案内
伊藤義彦の時間差パノラマ
ぼくら豆本1ダース
申成●のおむすび画
見えずとも描く 長谷川沼田居
エリック・ウオーカーの叙情鉄道
三沢厚彦のケダモノ彫り
矢野美智子 白のマジック
菊池敬子 ホームシックな夜だから
レイモンド・ぺティボンの脱カイコン
宇治野宗輝のニホンゴよめるかな?
遊牧生活ほのぼのカタログ
「ドクメンタ11」で世界の現在位置を確かめる
現代美術より新鮮?地下から蘇った中国の仏像
N.J.パイクが摩天楼の裾野に置いたもの
知られざる流浪の写真家ル・グレイの光と影
ヒトラーの女性秘書が語る半世紀背負いつづけた罪

第53巻10号
憂愁の皇帝 ルドルフ2世驚異の美術コレクション
皇帝の美術室へようこそ!
綺想の国のアルチンボルト
プラハに咲いたエロスの花園
マイスターたちの偏執工芸術
わいわいルドルフらんど
ルドルフが夢みた宇宙
帝国の黄昏を生きる
ルドルフ時代のヨーロッパ
ハプスブルク家系系図
魔術の城、科学の都
歪む歓び(荒俣宏)
展覧会ガイド
土、かたち、身体 小林待子のうつわばなし
こんぴら賛江(木下直之)
ウィンスロップ氏の「箱入り娘」たち
のびやかに、大胆に林雅子が遺した骨太モダン住宅
中央アジアに消えた幻の王国 バクトリアのお宝がいま甦る
本の精霊に捧げられた神殿(中村好文)
ジョージア・オーキフの菜園料理(四方田犬彦)
コプト裂(坂田和實)
鹿島茂、芝山幹郎、吉松隆、小森収、丹尾安典
お勧めの書籍、映画、CD
これから見られる展覧会案内
野田三千代 海の藻を押せば
ロップスの淫靡なアトリエ
近藤竜男のニューヨーク奮闘記
竹内久一を見なおそう
さとうりさ 廃墟な寝心地
紀元前のコム デ ギャルソン
川上涼花 ブルックリンに潜みし草虫戯画
三蔵法師再生記
曾海文 パリの中国墨戯
刺青と海の男たちの痛くても親密な関係
北のテートモダンは21世紀型アート製造工場
南北ヨーロッパが出会った華やか中世ハンザ商館
D.ビュランの色面じかけで迷路になったポンピドウー
都会の公園に出現した三つの不思議な建築物
夏の疲れも癒せるブラジル発サイケ・アート

第53巻11号
少年ピカソ 天才神話を旅する
第1章 ピカソを旅する
光と海と闘牛と マラガ
北国ラ・コルーニャのちびっ子画家
花のバルセロナで本格修行
癒しと再生の地 オルタ・ダ・サン・ジョアン
ふたたびバルセロナ、そして「青」の発見
第2章 天才神話をめぐる9つのQ&A(大高保二郎)
ピカソは生まれつき絵がうまかったのですか?
父親がピカソのせいで筆を折ったってホント?
二人の妹を描いた絵はなんだかワケあり風ですが?
初個展の評判は?
やけに大人びた自画像ばかりですね?
どんな友人がいたのか教えてください
好きだった画家、影響を受けた画家は?
死や病気など暗いテーマが多いのが不思議です
なぜ「青」なのですか?
バルセロナ・ピカソ美術館へ行こう!
ヴィデオ映像は詩人ピピロッティは女と世界をうたう
絵画も銅器も神品ぞろい住友コレクションの中国美術を見逃すな!(古原宏信)
死へひらかれた玉手箱 正岡子規「仰臥漫録」を見る(平出隆)
鉄器の革命児 ピョイフォルカの意匠力
これぞ桃山ダンディズム 変わり兜の優美と斬新
風景の中の葬礼(中村好文)
渋沢龍彦の反対日の丸パン(四方田犬彦)
車箪笥(坂田和實)
前近代的なもの(橋本治)
鹿島茂、芝山幹郎、吉松隆、小森収、丹尾安典
お薦めの書籍、映画、CD、ダンス、DVD
これから見られる展覧会案内
ビバ春信 秋の錦絵
塩田千春 ベッドでシャワーを浴びないで
モニカ・ボンヴィチーニを踏みまくる
土屋公雄 丸ビル地下の力持ち
スタリンドベリ 狂気の波間
僕らプラハのブック・ブラザーズ
メイプルソープの夜明け前
オノデラユキ 風景をやどす人々
林みちよ 手びねり銀の匙
緑の風が吹き抜ける 伊東豊雄のパヴィリオン
巨匠フロイドの60年の画業をたどる
クプカの下積み時代 グラフィック作品の妙
壁崩壊後にあらわれた素敵なドイツ建築たち
アジア現代美術週間 注目の画家は魏東

第53巻12号
建築家・中村好文と考える意中の家具
1 一番駆けよい椅子はないか
「木の椅子」から学んだこと
〈ゴッホの椅子〉簡単に作れて、しかも丈夫な「祖型」的傑作
〈シェーカーチェア〉削ぎ落としの美学と使い勝手
〈スーパーレジェラー〉洗練の極みのようなデザインの秘密とは?
どうしても捨てられない
暮しに役立つ脇役たち
ソファ嫌いの弁
2 テーブルに会いにゆく
大テーブル主義
たためるぞ、運べるぞ
3 やっぱり箪笥が好き
抽斗は増殖する
シェーカー、李朝、チェスト
4 棚のない暮しなんて
「飾り」をもとめる心
本棚
5 ベッドでふと思うこと
ブルックリン発日本語行き 宋敏鎬の疾走する詩学
レンブラントの「なりきり巨匠術」
山口勝弘+大辻清司 オブジェと写真が出会った1953年の白日夢
人呼んで画壇の家康 狩野探幽の絵画革命
美濃の里山宙づり展覧会に現代陶芸の名作が大集合
編みたまふ母 南タカ子さんの猛烈工作
チヤ-ルズ・ディケンズのクリスマス・プディング(四方田犬彦)
ティ-スプーン(坂田和實)
ドラマするもの(橋本治)
鹿島茂、芝山幹郎、吉松隆、小森収、丹尾安典
お薦めの書籍、映画、CD、ダンス、DVD
これから見られる展覧会案内
東近美に堕ちた現代美術たち
金泰浩の絵具を削るよ、どこまでも
さまよえるキューバ人 ヴィフレド・ラム
大胆新説!「光悦」は「素庵」だった
天明屋尚の武闘派千手観音
400ピースのジグソー風呂敷
畠山耕治の筋箱
印パ仏像事始め
衣川正和 砂上の山並み
美の公国マントヴァ ゴンザガさんちの至宝が勢揃い
巨大な箱の中身は?現代ピナコーテク誕生
産業社会はどう描かれたか もうひとつの西洋美術史
学びましたマネました 黄金時代のスペイン絵画
20代バルテュスの素顔 恋愛往復書簡集が面白い
2002年芸術新潮総目次