日本史研究 第467号-第472号(平成13年7月~12月)
第467号=平成13年7月
研究
近世中後期における武家奉公人の賦課・
負担システムの転換
―越後長岡藩の充人を中心に―(東谷智)
後光明天皇の即位と江戸幕府(野村玄)
研究ノート
延暦11年の軍制改革について(中尾浩康)
書評
稲田雅洋著『自由民権の文化史
―新しい政治文化の誕生―』(中嶋久人)
井口和起著『日本帝国主義の形成と東アジア』
『日露戦争の時代』(橋本哲哉)
声明
「新しい歴史教科書」が教育の場に持ち込まれることに
反対する緊急アピール
新刊紹介
『修験がつくる民俗史』/『藩法史料叢書1 佐野藩』
部会・委員会ニュース
第468号=平成13年8月
研究
准御斎会「成立」の歴史的位置
―国家儀礼の再編と律令天皇制―(吉江崇)
第一次農地改革期の農地移転
―埼玉県都市近郊農村の事例を中心に―(永江雅和)
研究展望
女性国際戦犯法廷に参加して(藤目ゆき)
書評
白石太一郎著『古墳と古墳群の研究』(宇野隆夫)
金井静香著『中世公家領の研究』(栗山圭子)
新刊紹介
『道教をめぐる攻防』/『民衆の教育経験』
部会・委員会ニュース
第469号=平成13年9月
研究
南北朝期京都における領域確定の構造
―祇園社を例として―(三枝暁子)
戦前期東京市における市政執行部と市会
―1890~1920年代―(櫻井良樹)
研究ノート
摂関期の有職故実―御堂流の検討から―(告井幸男)
書評
新川登亀男著『日本古代の対外交渉と仏教
―アジアの中の政治文化―』(大山誠一)
林宥一著『「無産階級」の時代
―近代日本の社会運動―』(筑木一郎)
記録
2001年度「第27回歴史学入門講座」の記録
(中馬愛)
新刊紹介
『東寺文書検索システム(CD-ROM版)』/
『幕末維新論集5』
部会ニュース
第470号=平成13年10月
2001年度日本史研究会大会に向けて(研究委員会)
共同研究報告 統一テーマ 統合原理をめぐる権力と社会
第一分科会―(田中聡)
第二分科会―(横井靖仁)
第三分科会―(東谷智/山崎善弘)
第四分科会―(能川泰治)
全体会シンポジウム テーマ 首都論の創造
(北村優季/西村さとみ/美川圭/仁木宏/布川弘)
研究
日本古代の皇后とキサキの序列
―皇位継承に関連して―(山本一也)
日本遠征以後における元朝の倭船対策(榎本渉)
書評
北條秀樹著『日本古代国家の地方支配』(中村順昭)
河内将芳著『中世京都の民衆と社会』(早島大祐)
時評
「教科書を検証する歴史研究者シンポジウム」記録
(長澤一恵/福島在行)
新刊紹介
『江戸武士の日常生活』
部会・委員会ニュース
第471号=平成13年11月
研究
初期足利政権の公帖発給
―「招聘」と「分与」の相克―(斎藤夏来)
近世初期の藩札
―元禄・宝永期の津山藩銀札を中心に―(瀬島宏計)
書評
水谷千秋著『継体天皇と古代の王権』(黒田達也)
高橋修著『中世武士団と地域社会』(野口実)
山田康弘著『戦国期室町幕府と将軍』(田中淳子)
池上裕子著『戦国時代社会構造の研究』(長谷川博史)
時評
鞆の浦埋立・架橋問題の現状(長谷川博史)
新刊紹介
『浜口雄幸集 論述・講演篇』/
『戦闘的自由主義者河合榮治郎』
部会・委員会ニュース
第472号=平成13年12月
研究
戦国・織豊期の土地制度と「小領主」
―近江国余呉庄東野家を事例として―(牧原成征)
明治地方自治制形成期における大都市参事会制の位置
―京都市の事例を中心に―(秋元せき)
書評
平川南著『墨書土器の研究』(高島英之)
曾根正人著『古代仏教界と王朝社会』(高島英之)
長谷川伸三著『近世後期の社会と民衆』(平野哲也)
歴史通信
「真田山陸軍墓地とその保存を考える会」に参加して
(森下徹)
部会・委員会ニュース
日本史研究2001年発行号(461~472号)
総目次あり