日本児童文学　復刻版　第３１巻

日本児童文学　１９６７　新年号
年頭のことば（会長・小出正吾）
創作
野性の叫び声（椋鳩十）
黄金の鱒（猪野省三）
ばかばやし（長崎源之助）
負けるが負け（吉田とし）
行動半径二百メートル（なめかわみちお）
オロチョンの火祭り（たかし・よいち）
幼年童話　雪の朝（中川李枝子）
すいか畠のよる（松井英子）
あたまふりの三九郎（小納弘）
連載戦記　コンドル島の平和（一）（石川光男）
童謡少年詩
それはボク（香山美子）
星の話（高橋忠治）
児童文学基本講座　少年詩作法入門（６）（山本和夫）
ミハルコフ氏をかこんで（定成寛司）
アポロギア（上野瞭）
子どものためのルポルタージュ
〈子どものためのルポルタージュ〉について（編集部）
創りだす子供たち（片岡かおる）
雪山の二人（惣野圭子）
みんなでつくった病院（香川竹子）
つぼやき芋の売れるまで（千川あゆ子）
短編時評（弥吉香童）
研究会報告（研究部）

日本児童文学　１９６７　二月号
詩・童謡特集
戦後の子どもの歌・序（鶴見正夫）
児童詩教育の状況と課題（江口季好）
大正期童謡の思想的底辺（上笙一郎）
大正期作曲家の童謡観とその問題点（小山章三）
エッセイ
ヌムシヤの国の詩人（与田準一）
死者たちが鼓舞する（辻田東造）
先人を乗りこえよ（都築益世）
「山びこの会」あれこれ（高橋仁）
詩集のない国（高橋忠治）
あの頃・この頃（茶木滋）
少年詩
冬と春のあいだ（佐藤さち子）
花（近藤東）
いどむ鳥（吉田瑞穂）
むかしの空は青かった（野長瀬正夫）
和紙をすく村（山本和夫）
海の宝石（大日方寛）
未来風船（渋谷重夫）
海猫の争い（藤井逸郎）
鳥は花をとむらい（稗田菫平）
つばきの花と子ども（山下清三）
かざ花のふる駅で（辻田東造）
もえる雪像（入江好之）
鮭（国分一太郎）
童謡
ガラス工場の歌（薮田義雄）
風と子どもと太陽と（岡村民）
おはなし（立原えりか）
島の朝（小川隆太郎）
つうがくマーチ（高橋仁）
うたのまんなか（宮内徳一）
遊園地にて（かわてせいぞう）
二十羽のつぐみ（武鹿悦子）
どんぐり（高田光一）
お花いっぱい（古村徹三）
消えた忍者（神沢利子）
あの子はいつも（藤田圭雄）
「日本児童文学」掲載詩・童謡総目次（編集部編）
児童文学基本講座　少年詩作法入門（完）（山本和夫）
戦後児童文学の転換点について／その三〈児童文学における「戦後」の問題・１０〉（上野瞭）
今月の本棚（岡田純也）
再説・戦争児童文学の問題（横谷輝）
時評
短編（弥吉香童）
児童文化（加太こうじ）
同人雑誌評（今江祥智）
児童文学学会研究大会報告（岡田純也）
「ふうせんゆうびん」の出版記念会（橋本ときお）
協会通信
同人雑誌推薦作品　創作・二年二組はヒヨコのクラス（山下夕美子）

日本児童文学　１９６７　３月号
〈児童演劇特集〉
座談会　児童演劇の内側と脚本の問題（茨木憲、栗原一登、多田徹、富田博之、筒井敬介）
パイプをみつけたミーシャの話（セルゲイ・ミハルコフ、内田莉莎子・訳）
白雪姫と七人のこびと（レフ・ウスチノフ、オレク・タバコフ、大井数雄・訳）
青い目のバンチョウ（山中恒）
児童文化時評（加太こうじ）
短編時評（笠原良郎）
「日本児童文学」新年号を読んで（萩原一学）
月例研究会報告（研究部）
千葉支部主催講演会と創作研究会（高よし樹）
作品発掘　佐久の地図（木内高音）
解説（藤田圭雄）
今月の本棚（岡田純也）
ヨーロッパの旅から（鈴木三枝子）
連載　コンドル島の平和（第２回）（石川光男）

日本児童文学　１９６７　四月号
'６６年度の児童文学
児童文化の問題点（加太こうじ）
詩・童謡について（小林純一）
童話風の開花（西沢正太郎）
大衆児童文学の概観（北川幸比古）
批評の停滞とマスコミへの進出（西本鶏介）
児童文学研究の展望（岡田純也）
ノンフィクションについて（那須田稔）
文学教育の問題状況（久米井束）
児童文学同人雑誌の活動（横谷輝）
児童文学における「戦後」の問題・１１　幕間狂言／あるいは実像と虚像の間で（上野瞭）
反論
ものをいうのは作品と理論（古田足日）
大正期童謡への思想的視点（関英雄）
今月の本棚（岡田純也）
コンドル島の平和（第三回）（石川光男）
タイの児童文学（宮川やすえ）
日本童謡史の試み〈１〉『童話』の童謡〈１〉（藤田圭雄）
第十三回子どもを守る文化会議報告
文学教育をめぐる感想と本の紹介（斎藤秋男）
同人雑誌推薦作品
かかし伝（菊地正）
わたくしの少年文学名作選（遠藤寛子）
児童文化時評（早船ちよ）
短編時評（笠原良郎）