日本児童文学 復刻版 第27巻
日本児童文学 1965 十月号
巻頭言(平塚武二)
【子どものためのルポルタージュ】
まぼろしの鳥・トキ(橋本ときお)
ゲンセンとおればサカナがにげる(田中かな子)
創作
プポリ(斎藤尚子)
孫悟空と八戒(薮田義雄)
花よめさんのくつ(おおえひで)
なぞの星(竜恩正作、岩佐氏健訳)
「赤い鳥」童謡の音楽的意義の一考察(小山章三)
文学教育は何をどう問題にしているか(渋谷清視)
ウォーレス・ヒュームカローザス伝始末記(上)(古田足日)
詩
母と子の歌(千川あゆ子)
父に射たれたフォルテュナート(佐藤さち子)
壷の歌(稗田菫平)
平均化あるいは平衡感覚〔児童文学時評〕(冬新二)
「北大童研」とつきあって考えたこと(斎藤秋男)
アンケート・大学と児童文学講座・1
日本女子大学では(山室静)
鶴見女子短大保育科(内山憲尚)
教師養成大学では必修とせよ(清水悟郎)
学生と児童文学(田中梅吉)
聖心女子大のばあい(猪熊葉子)
児童文学講座について(弥吉菅一)
お茶の水女子大学の場合(阪本越郎)
私の講座について(尾関岩二)
森村学園専攻科(関英雄)
学生と児童文学(恩田逸夫)
児童文化の一環として(中川正文)
文学運動報告
トナカイ村の十年(山本和夫)
「トナカイ村」見たり聞いたり(斎藤了一)
「ひずめ」「トナカイ草原」について(西本鶏介)
「武道館」建設と人づくり思想(金田茂郎)
子どものためのルポルタージュについて(第一回応募作品の選評)(来棲良夫)
詩・童謡同人誌評(鶴見正夫)
日本児童文学 1965 十一月号
神聖なるスカラベ(小出正吾)
〔創作〕
この砂の道(中村ときお)
少年とタカと〔入選ルポルタージュ〕(伊藤浩一)
鹿をよぶ人〔入選ルポルタージュ〕(比江島重孝)
ゆうれいはこわくない(武田幸一)
〔わたしの海外紀行〕
お寺と市場の町・バンコック(岩崎京子)
ワルシャワ・わたしのメモ(内田莉莎子)
旅日記・パリ五日間(清水三枝子)
せかせかしたヨーロッパ(石橋達三)
ミュンヘンの凱旋門(前川康男)
ジャワ島の人びと(岩佐氏寿)
児童文学と私(江口渙)
子ども不在のTV番組〔児童文学時評〕(鳥越信)
〔詩〕
沖縄の少年(門倉〓)
身体検査(やつなみせいいち)
児童文学同人誌めぐり(香山登一)
第十一回 原水禁世界大会のノートから(山口勇子)
〔書評〕
「うみねこの空」(神宮輝夫、斎藤英男)
「クミの絵のてんらん会」(他二編)(横谷輝)
「文学教育入門」「文学の教育過程」(渋谷清視)
日本児童文学 1965 十二月号
児童文学に対する提言(室伏武)
半島の南〔わたしの海外紀行〕(栗原一登)
第13号南ベトナム学校〔わたしの海外紀行〕(山岸一章)
敵兵と青年〔わが戦記その2〕(古川原)
童話
白い文鳥(角山勝義)
餅と三平(青柳千年)
スズランおじさん(香川茂)
【作家と作品】「うみねこの空」のうまれる前後(いぬいとみこ)
【創作】
虫(和田登)
不動の座標/コルプス先生からノンちゃんまで―児童文学における「戦後」の問題2(上野瞭)
ある同人誌のあゆみ(きくち正)
分校雑記(浅野明信)
中国の少年児童雑誌(岩佐氏健)
児童文学同人誌めぐり(横谷輝)
北川千代さんを偲んで
北川さんのこと(香山登一)
二、三の思い出(奈街三郎)
激動の歴史の中を(川崎大治)
北川さんの最後の手紙(塚原亮一)
金網〔詩〕(近藤東)
カエル釣り〔詩〕(藤井逸郎)
いつまでも新人で〔今月の人・久保喬氏〕(塚原亮一)
今月の本棚(斎藤英雄)