日本児童文学 復刻版 第22巻
日本児童文学 1964 四月号
児童文学と空間感覚(岩佐氏寿)
児童文学とはなにか(鳥越信)
現代児童文学への問い―その中間小説的傾向について―(横谷輝)
〈文学運動報告〉郷土の「昔ばなし」を掘りおこす―沼津児童文化会の十年―(積惟勝)
〈実践記録〉
「うたうポロンくん」と一年生(江口季好)
ぼくのかわいいポロンくん(藤田圭雄)
〈児童文化ジャーナル〉
〈同人雑誌評〉
〈作家と作品〉次郎物語はなぜ読まれるか(斎藤武治)
〈いいたい放題〉イタリアにおける日本児童文学(安藤美紀夫)
〈書評〉つるのとぶ日―ヒロシマの童話―(乙骨淑子)
世界児童文学の動向―ドイツにおける二人の作家と作品―(高橋健二)
〈海外児童文学の展望・1〉最近の朝鮮児童文学(韓美妃)
《創作》リツ子の夢の島(早船ちよ)
《連載》少年の日(坪田譲治)
日本児童文学 1964 五月号
伝記文学と道徳教育―人は理想化されると人間であるよりは神に近づく―(松島栄一)
子どものための伝記文学はいかにあるべきか(タカクラテル)
佐久間象山と今日(塚原健二郎)
伝記=その理論と実際(神宮輝夫)
伝記について(那須辰造)
子どもと伝記書(鈴木英二)
〈文学運動報告〉坪田譲治主宰童話雑誌「びわの実学校」(前川康男)
〈いいたい放題〉戦争ずきの子供(石川光男)
〈児童文化ジャーナル〉
〈同人雑誌評〉
幼年童話についての私の意見
小鳥の歌 お話のすきな子ども(今西祐行、中川李枝子)
〈書評〉星の牧場(小沢正)
〈作家と作品〉芥川竜之介童話論(上)―ヒューマニティを中心にして―(長谷川潮)
世界の絵本(武市八十雄)
《創作》ムチとザリガニ(武田幸一)
《連載》父と祖父のこと(坪田譲治)
日本児童文学 1964 六月号
忍者=それは時代のインデックスたり得るか(上野瞭)
私の芸術論としての現代児童マンガ論(加太こうじ)
児童娯楽雑誌一年の動き(今村秀夫、谷川澄雄)
文学的人間観(西郷竹彦)
記録文学覚え書(椋鳩十)
〈文学運動報告〉北陸の児童文学運動(橋本ときお)
〈児童文化ジャーナル〉
〈第四回〉日本児童文学者協会賞
〈書評〉小さな目(三宅艶子)
〈作家と作品〉芥川竜之介童話論(下)―ヒューマニティを中心にして―(長谷川潮)
〈海外児童文学の展望・2〉ファンタジィの意味するもの(猪熊葉子)
《創作》レントゲン(岡野薫子)
《連載》友だち(坪田譲治)