日本児童文学 復刻版 第15巻
日本児童文学 1961 1月号
創作
ころは万寿(第1回)(坪田譲治)
きのうの海(関英雄)
ひのき(岩井きみ子)
5時間めのノート(香山美子)
クローリヤ(鈴木三枝子)
めもあある美術館(大井三重子)
ぼくが生まれる前の年(奈街三郎)
バンのみやげ話(1)(石森延男)
外国詩のページ
春と娘と雪のおじさん(チンチン作、出沢万紀人訳)
ジョナサン・ビング(B・K・ブラウン作、神宮輝夫訳)
最も長い夜に(ヨルゲンセン作、山室静訳)
パパの試験(バルトオ作、福井研介訳)
炭やきじいさん(A・A・ミルン作、岡上鈴江訳)
座談会 児童文学における体験と創造(石井桃子、石森延男、松谷みよ子、佐藤暁、鈴木実、〈編集部〉塚原健
評論 動きはじめた児童文学―出版を中心とした回顧と展望(高山毅)
海外の旅から
ソ連の子どもたち(江口渙)
アフリカとラテンアメリカの子どもたち(岩佐氏寿)
クーリエ 作家から作家へ(壷井栄、港野喜代子)
第86回選択図書
選択者の側の問題(神宮輝夫)
スカイライン(真田亀久代、水上平吉、都島紫香)
サークルめぐり1 青山メールヘン・サークル(那須辰造)
同人雑誌評(来棲良夫)
編集委員コーナー
さしえあり
日本児童文学 1961 2月号
創作
ころは万寿(第2回)(坪田譲治)
どこかで笛が(塚原健二郎)
がりっと君(玉川雄介)
十五才(山本藤枝)
笛が殺した(高橋健)
金いろの輪(生源寺美子)
バンのみやげ話(2)(石森延男)
少年詩
落葉(中村隆子)
ふぶく日(富樫酋壱郎)
大きな人がたおれた(辻田東造)
座談会 日本の「少年小説」を語る(福田清人、滑川道夫、菅忠道、〈編集部〉関英雄)
評論
少女小説論―お涙頂戴の現状から脱け出すには(村松定孝)
少年小説の方向―エッセイによる原則論(塚原亮一)
土着の思想の創造を―最近の長編少年小説から(「こだま」児童文学会(乙骨淑子、柴田道子、福島亮))
第8回子どもを守る文化会議を終って(小出正吾、高杉一郎、伊東三郎、戸塚廉)
随想 オトナとコドモ(山本太郎)
桜田さんの思い出(関英雄)
クーリエ 作家から作家へ(千葉省三、大石真)
第87回・88回選択図書
山本和夫氏へ(指方竜二)
スカイライン(青木荘輔、森三郎、比江島重孝、仙波重利、角田光男)
同人雑誌評(来棲良夫)
編集委員コーナー
さしえあり
日本児童文学 1961 三月号
創作
ころは万寿(第3回)(坪田譲治)
くろ助(来棲良夫)
バンのみやげ話(3)(石森延男)
評論「トム・ソーヤー」の冒険について(第1回)―この挑戦的で、嘲笑的で、楽天的な作品―(ア・ロム)
メルヘン特集
創作
玉川上水(与田準一)
二十一世紀のお月さま(森宣子)
童謡
0チャンネル(新川和江)
マリン・スノー幻想曲(小林純一)
山から来た山男(巽聖歌)
ノーちゃんとミーちゃん(岩本敏男)
評論 グリム童話の特質―メルヒエンの形式についての一考察―(松尾幸子)
座談会 創作月評対談(山室静、横谷輝、〈編集部〉来棲良夫)
石と石の話(酒井朝彦)
ケストナーとドイツペンクラブ(植田敏郎)
バルトオ夫人会見記(福井研介、与田準一、いぬいとみ子、巽聖歌、関英雄)
クーリエ 作家から作家へ(佐藤暁、松谷みよ子)
サークルめぐり2 いそぎんちゃくの会(伊藤ミナミ)
学校図書館 子どもに読ませたい現代の外国作品
詩選評―不安定な少年詩について―(山本和夫)
一人のこどもがいる(小沢孝子)
キャッチャーボート 雨のあと(大西昭治)
童話選評(塚原健二郎)
同人雑誌評(高山毅)
スカイライン(庄野英二、比江島重孝、武田幸一、宇佐美碩男、有馬志津子)
編集委員コーナー
さしえあり
日本児童文学 1961 四・五月合併号
創作
ある冬のかたすみで(杉みき子)
三十番目の鴨(小納弘)
ひょっとこ面(和田登)
ある少年チームの話(小川隆太郎)
パカンの万年筆(遠藤栄)
ちこく(浦聖子)
つまづき(横田進)
念仏小坊主(中村ときを)
ころは万寿(第四回)(坪田譲治)
バンのみやげ話(4)(石森延男)
詩
ふぶきの当別原野(渡辺ひろし)
こうさぎ(大平よし子)
山門(高橋忠治)
夏,里の暮れ(長尾憲子)
石ころとぼく(与田準一)
うさちゃんがかあさん(巽聖歌)
評論・ルポルタージュ
おき忘れられた地方の生活―地方の児童文学はどうあるべきか―(杉浦明平)
親と子の二十分読書―鹿児島県における読書運動(椋鳩十)
関西における学生の児童文学運動(弥吉菅一)
長野県における学生の児童文学運動(清水悟郎)
ボタ山の春は遠い―その後の九州炭鉱―(武田幸一)
黒い河流れる夕張をたずねて―その後の北海道小児マヒ―(比良信治)
座談会
同人雑誌評対談(高山毅、古田足日、〈編集部〉奈街三郎)
創作月評対談(古谷綱武、横谷輝、〈編集部〉関英雄)
言論表現の自由を守るために
クーリエ 作家から作家へ(花岡大学、宮口しずゑ)
サークルめぐり(3) 少年戯曲の会(落合聡三郎)
詩選評(山本和夫)
童話選評(塚原健二郎)
児文協ニュース
編集委員コーナー
さしえあり
日本児童文学 1961 六月号
創作
ながい髪(吉田とし)
もうひとりのさち子(山本悟)
ころは万寿(最終回)(坪田譲治)
バンのみやげ話(5)(石森延男)
インスタント勉強 テレビ台本(菅忠道)
評論・レポルタージュ
狙われている子ども―マス・コミの新しい位置づけ―(いぬい・たかし)
教育と文学との間(第1回)(今井誉次郎)
「トム・ソーヤーの冒険」について(第2回)―おとなの世界の値うちの再評価―(ア・ロム(福井研介・訳)
日刊新聞の子どもたち(戸塚廉)
近ごろの子ども(積惟勝)
第一回日本児童文学者協会賞発表
第四回未明文学賞発表会
座談会
児童文学者協会の15年(菅忠道、坪田譲治、関英雄、酒井朝彦、猪野省三、鳥越信、奈街三郎、与田準一、山
児童文学者の子大いに語る(荒大助、岡本一郎、菅とも、関七美、塚原央、水上兆彦、〈司会〉斎藤武治、〈編
文化時評
母恋いロボット(古田足日)
ソ連映画「人間の運命」を見て(塚原健二郎)
「御璽」の作者へ(国分一太郎)
インスタント講師(鳥越信)
茂田井武の思い出(与田準一、安泰、まつやま・ふみお)
片岡並男氏の死をいたむ(国分一太郎)
研究会に出席して(斎藤尚子)
同人雑誌評(高山毅)
スカイライン
児文協ニュース
さしえあり