日本児童文学 復刻版 第7巻
日本児童文学 4月号
楽譜・キャベツのお山(詩・巽聖歌、曲・渡返茂)
少年詩・赤いゴムの風船ほか(巽聖歌)
〈創作〉
霧(二反長半)
高くんとその母(阿貴良一)
馬鹿はひとりで(塚原亮一)
座談会
私はなぜ児童文学をえらんだのか(岡本良雄、長谷健、関英雄、山主敏子、奈街三郎、司会・菅忠道)
書評・瀬田昌男著「火星にさく花」(那須辰蔵)
ラジオ評・きいたりきかれたり(西原康)
本誌1月号、2・3月号創作合評(平塚武二、辻田東造)
新人特集号読後寸感(茶木茂)
新人特集号の「子どもの歌」(鶴見正夫)
投稿作品を読んで(投稿作品評)(来栖良夫)
私の子どもの持っている本(野間宏)
父母・教師・子ども(矢川徳光)
ルポルタージュ 石狩の開拓地の子ら(比良信治)
未明童話に潜むもの(山本和夫)
吉田甲太郎氏を悼む(坪田譲治、後藤楢根、山本華子、石田光男)
吉田甲太郎論(滑川道夫)
果樹園、みんなの手帳(馬場正男、世良絹子、羽会部忠、腰塚国武)
後記
表紙カット(加賀由敬二)
日本児童文学 5月号
楽譜・ほんの十三日(詩・小林純一、曲・中田喜直)
社会時評・子どもの日に思う(村岡花子)
〈創作〉
ふくすけ人形の話(小川未明)
天狗の酒(坪田譲治)
幼年童話 アキラくんとシゲルくん(筒井敬介)
しけけになっていません(奈街三郎
三人の0点くん(岡本良雄)
子どもの歌 ぼく(3編)(小林純一)
少年詩
連絡船の上から(巽聖歌)
先生のいす(近藤東)
兄と妹(壷井繁治)
中国少年小説 三人の先生(連載第一回)(朱明政・朱明軍作、伊東貴麿訳)
ルポルタージュ 工場街の子どもたち(川崎市)(岩佐氏寿)
私の少年時代(明治)(まつやま・ふみお)
〃(大正)(宮津博)
〃(昭和)(小林勝)
児童像をなぜかくか(国分一太郎)
文学が描く児童像(菅忠道)
明治・大正・昭和の児童像ー児童文学におけるー(瀬田貞二)
有島武郎の描いた子どもー文学にあらわれた児童像(1)-(古谷綱武)
戦後ドイツの児童文学に現われた児童像(植田敏郎)
歌舞伎の子どもたち(松崎仁)
映画にあらわれた子どもたち(山主敏子)
対談「虎ちゃんの日記」とその後(千葉省三、酒井朝彦)
児童文学時評 俗説・児童文学の周辺(中川正文)
サークル誌めぐり(片山昌造)
投稿作品感想(来栖良夫)
書評 いぬいとみこ著「ながいながいペンギンの話」武田雪夫著「チロものがたり」(藤田圭雄)
編集後記
表紙カット(加賀由敬二)
日本児童文学 6月号
楽譜 ぺんぎんちゃん(作詞・まど・みちお、作曲・中田喜直)
社会時評 著作者の連帯性(塚原健二郎)
〈創作〉
秘密のサイクリング(猪野省三)
雪山の星とキツネ(及川甚喜)
幼年童話 ヤソぼうやと小さいお日さま(いぬいとみこ)
子どもの歌 (3編)(まど・みちお)
地球の上に(藤田圭雄)
中国少年小説 三人の先生(連載第二回)(朱明政・朱明軍作、伊東貴麿訳)
対談 創作合評(筒井敬介、冨永次郎)
「日本の児童文学」正誤その他(山内秋生)
「おぼつく」という言葉(なかのしげはる)
天草だより(片山昌造)
トム・ソーヤとピノッキオ(神宮輝夫)
長篇児童文学の発展のためにー「集団思考形式」の提唱(高山毅)
座談会 ジャーナリズムと児童文学
(新潮社・石川光男、講談社・大杉久雄、実業之日本社・神山裕一、
小峰書店・高橋博之、金の星社・野長瀬正夫、与田準一)
表紙カット(斎田武夫)
日本児童文学 7月号
社会時評 監督者のモラル(いぬいたかし)
〈創作〉
金のかぶと(坪田譲治)
幼年短編 ミルクの湖(佐藤義美)
海はいつも新しい(久保喬)
ヒッポの音楽会(坪井純子)
北の国の歌(詩)(入江好之、坪松一郎、渡辺ひろし)
中国少年小説 三人の先生(連載第三回)(朱明政・朱明軍作、伊東貴麿訳)
書評 野上彰著「がらんば ごろんば げろんば」
〃茶木滋著「くろねこミラック」
〃関英雄著「おりこうわんわん」(高橋さやか)
随筆 子どもをスケッチする(石森延男、武田幸一、北野道彦)
「ノンちゃん雲に乗る」論(江口季好)
「ノンちゃん」の本質と創作方法ー江口氏への修正的意見ー(関英雄)
伊藤整理論を児童文学の立場から見る(横谷輝)
座談会 現代のロマンチシズム(坪田譲治、平塚武二、中村新太郎、由室静)
同人・サークル誌評(松居直)
果樹園 みんなの手帳(木村徳太郎、船木○郎、黒田てるゆき、安達良介ほか)
見はらし台
表紙カット(斎田武夫)