民政(復刻) 1
民政六月号
立憲民政党総裁就任の辞(立憲民政党総裁・浜口雄幸)
軍閥外交の再来を惧る(衆議院議員・永井柳太郎)
田中内閣批判の根本問題(衆議院議員・斎藤隆夫)
枢密院弾劾の政治的意義(衆議院議員・中野正剛)
普選後の第三党如何(衆議院議員・田中武雄)
若槻内閣 倒懐の陰謀と田中内閣出現の真相(八官烏人)
第五十三議会の正体(日比谷生)
田中内閣に対する諸家の感想
吐月峰(難闍冠者)
醜態を暴露した組閣難と其後の噂(鉄腸居士)
田中首相の運命判断(城西隠士)
選挙干渉を暗示する地方官の更迭(大手町人)
詩林選(紀南半史)
鴬渓望月小太郎君を憶ふ(止水生)
軍閥攻撃の初弾 松戸紀行(真鍋儀十)
選挙干渉は一種の犯罪である(三木麟)
立憲民政党の宣言及政綱(XYZ)
憲政会最終の大会(H、G、C)
資料(関東州及満鉄附属地)(一記者)
臨時議会愚答録(蜃気楼生)
名残りの憲政会党報(一記者)
政治経済講座
世界文化史大綱(早稲田大学教授・内ケ崎作三郎)
支那民族運動概観(衆議院議員・神田正雄)
応用社会学的問題(文学博士・建部遯吾)
地方議会選挙 法手続改正要領(衆議院議員・斎藤隆夫)
政治講談 大隈侯爵霞ケ関の遭難(中村兵衛)
社告
口絵あり
民政臨時号
第1章 緒論
第五十二議会召集
天皇陛下御不予
貴衆両院の協議
憲政会内閣
積極消極の主義
今期議会
第2章 不信任決議案
政友会
施政方針
松島問題
不景気問題
書類提出に関する決議案
不信任決議案
三党首会同
第3章 外交問題
対支外交と貴族院の公正派
幣原外相の演説
支那の政治組織
我が国民の生命財産
支那関税特別会議
支那治外法権委員会
日支通商条約改訂問題
政府の対支方針
日露間の関係
欧羅巴の時局
軍備縮小準備委員会
日英両国間
日米の関係
貿易振興の問題
南洋方面の貿易振興
根本主義
米政府の軍縮提議
第4章 予算及第二次税制整理
昭和二年度予算の大綱
総予算
国債政策
国債整理基金特別会計法
海軍補助艦艇製造費
陸軍在営年限短縮
北海道拓殖第二期計画
貿易の振興及産業の奨励
通信従業員
第二次税制整理
第二次税制整理の要綱
租税収入の増減
財界の整理
物価指数
対外為替相場
外国貿易の情勢
金輸出解禁
震災手形
予算案に対する非難
第5章 金融制度の改善
金融機関の整備
金融制度調査会
金融制度調査準備委員会
銀行法案
立案の趣旨
検査官設置
中央銀行の改善
衆議院の修正案
銀行破綻の続出
第6章 人口問題と食糧問題
我国の人口増率
産米増殖計画
人口移殖
領土内移民
海外移民
移住組合法
移民奨励策
主要食料農産物改良増殖奨励
人口食糧問題調査会
第7章 北海道拓殖第二期計画
拓殖第二期計画
拓殖計画の綱領
拓殖事業の内容
植民事業
森林事業
産業奨励
土地改良
道路橋梁
河川及治水事業
港湾費
鉄道及軌道助成金
第8章 兵役法案
現行徴兵令
兵役法の骨子
兵役法審査会
服役年限
青年訓練費
第9章 海軍補充計画
海軍補充計画
艦船の種類
継続費
海軍の原案
第10章 義務教育費増額
義務教育費国庫負担金
昨年度の増額
蔵相の声明
国庫負担法の改正
第11章 鉄道計画
鉄道特別会計
改良と建設
昭和二年度の予算
着手並に完成年度の繰上
新に追加せる鉄道
鉄道敷設法の改正
私設鉄道買収
第12章震災手形法案
震災手形法案
震災手形損失補償公債法案
震災手形善後処理法案
震災手形の内容
財界の救済
決議案
震災手形法審議の要点
両法案の討議
蔵相の失態に関する決議案
第13章 決算と政友派の暴行
決算委員会の議題
大正十四年度歳入歳出決算
臨時軍事費歳入歳出決算
大正十四年国有財産
決算委員会の成績
三箇の希望条件
本会議に於ける大波瀾
政友派の暴行
第14章 其他の重要政策
政府の新施設
内務省所管
外務省所管
大蔵省所管
陸軍省所管
海軍省所管
司法省所管
文部省所管
農林省所管
逓信省所管
特別会計
第15章 結論
今期議会の成績
政策本位の効果
憲本聯盟
反対党策戦の失敗
現内閣の責任