歴史と人物　増刊号　第１４年第１４号　＝　第１６９号（昭和５９年１２月）

秘史・太平洋戦争
特集　証言で綴るレイテ海戦
概観・レイテ海戦（外山三郎）
レイテ海戦作戦参謀の手記（大谷藤之助）
再評価　悲劇の提督西村祥治（石渡幸ニ）
特別寄稿　わがＰＴボート戦記（Ｒ・Ｂ・フィン）
神風特攻秘話　マバラカットへの旅（森史朗）
[体験手記]
「大和」観測機長の証言（安田親文）
東郷中尉「摩耶」に死す（池田清）
レイテ湾雷撃より生還して（松尾実）
応募手記　戦艦「長門」奮戦す（河野庄兵衛）
＜グラビア＞レイテ戦点景
山守大尉インパール死の突撃（山根直資）
日米大隊長が語り合う　ムンダ・アルンデル戦（木下西舟）
「ニューギニア戦訓」に想う（桑田悦）
北方凝視五十年　旭川第七師団の歩み（示村貞夫）
イル川を血に染めて　一木支隊の戦闘（谷晃夫）
怨念と宿命の海軍機関科問題（中村義彦）
調査報告　三六五九人の戦没海軍予備学生（堀内彦男）
昭和海軍の南進論（波多野澄雄）
米国海軍キングとその部将たち（沼沢洽治）
南京攻略戦・中島第十六師団長日記
未発表史料＜解説＞中島今朝吾と南京事件（大村久邇典）
私が目撃した南京の惨劇（井出純二）
名駆逐艦長　吉川潔少将（佐藤和正）
ああ別府兄弟　大空に散った赫と競（前川国雄）
[建国８０年]
陸海軍将官六千人の分析（古川利昭）
陸大首席物語（甲斐克彦）
父島人肉事件　師団長も食った（堀江芳孝）
手記　兵と心中した将校慰安婦の亡霊（高島恵子）
＜座談会＞戦争映画を採点する
（鶴田浩二／双葉十三郎／畑暉男／前田慧／
福田幸弘／司会・秦郁彦）
戦友別盃の歌　大木惇夫ジャワへ征く（浅野晃）
＜グラビア＞「加賀」艦攻隊三上大尉秘蔵の写真
（文・澤地久枝／構成・戸高一成）
＜グラビア＞南太平洋の戦跡をめぐる（撮影・秦郁彦）
特集　ノモンハン事件の再検討
ノモンハン戦の全貌（森松俊夫）
軍神　山崎中隊長の最期（三木秀雄）
ノロ高地に戦った草葉兄弟（皮籠石達見）
ノモンハン戦を回顧する
徹底討論
（阿部武彦／今岡豊／入江徳郎／鈴木義康／
瀬尾政夫／司会・半藤一利）
外国人が見たノモンハン戦の教訓（Ａ・Ｄ・クックス）
２３師団　捜索隊長二代の悲劇（扇廣）
高射砲でソ連戦車を撃つ（大原秀二）
激戦の古戦場を再訪して（山越魁之助）
「静かなノモンハン」余話（伊藤桂一）
＜史料＞ソ連軍が散布した対日宣伝文書
惨烈！小松原師団長ノモンハン陣中日誌
初公開史料（解説・松崎昭一）